インフォグラフィックとは?

データデザイン
インフォグラフィック

「インフォグラフィック」とは、「information(情報)」と「graphic(図)」を組み合わせた言葉で、掲げられたテーマに関するさまざまな情報を、イラストやグラフ、表やアイコンなどを用いて視覚的にわかりやすく表現する手法のことです。
インフォグラフィックを用いることによって、複雑な情報をより素早く直感的に伝えることが可能になります。
今回は、そのメリットや作成のコツについてもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

インフォグラフィックとは?

五大栄養素
インフォグラフィックとは、「information(情報)」と「graphic(図)」を組み合わせた言葉で、掲げられたテーマに関するさまざまな情報を、イラストやグラフ、表やアイコンなどを用いて視覚的にわかりやすく表現する手法のことです。インフォグラフィックの作成過程において、文字やイラストなどを効果的にデザイン、レイアウトする必要があります。
また、インフォグラフィックの完成度を高くするために、高度なデザインスキルと、掲げられたテーマに対して情報を深く読み込み、強調するポイントなどを見抜く洞察力や分析力が必要となります。そのため、容易に作成できるものではないものの、ある程度作られているテンプレートがあれば、それに当てはめて見やすいデザインにしてまとめることは可能です。

【インフォグラフィックの特徴】

《特徴その1.情報を可視化する》
インフォグラフィックは、文字や数字を並べるだけでなく、図やグラフ、イラストなどを用いてデータを視覚的に表現します。
 
《特徴その2.表現力を高める》
インフォグラフィックは、複雑なデータや専門的な内容でも、情報を可視化することによってわかりやすく、印象に残りやすくなります。
 
《特徴その3.理解の効率化を促す》
インフォグラフィックは、さまざまな情報を限られた時間の中で伝達するのに役立ち、内容を直感的に理解しやすくなります。
 
《特徴その4.多岐にわたる活用》
インフォグラフィックは、さまざまな場面において活用されています。

【インフォグラフィックの具体例】

インフォグラフィックは、以下のようなさまざまな場面において活用されています。みなさんにとってもなじみのあるものも多いかと思います。

~インフォグラフィックの具体例~
●グラフ・チャート:数値データをもとに、棒グラフや円グラフなどを用いてわかりやすく表しています。
●ピクトグラム:道路標識や非常口などの表示のように、シンプルなイラストや文字を使って、意味をわかりやすく伝えています。
●ダイアグラム:図形や線、矢印などを用いて、物事の相関関係や流れを提示しています。
●地図:地図記号を用いたり、色分けをすることで情報をわかりやすく提示しています。

このほか、電車の路線図、天気予報のシンボル、ウェブサイト、プレゼンテーション資料など、さまざまな場面で使われています。

インフォグラフィックを作成するメリットとは?

メリット
インフォグラフィックはなぜ必要なのか、作成することによってどのようなメリットがあるのでしょうか。

~インフォグラフィックを作成するメリット~
〇さまざまな情報を一瞬で、視覚的に伝えることができる。
〇情報に強弱をつけることで、特定の情報をアピールし、ポイントをわかりやすく伝えることができる。
〇文字のみならず、イラストなどを用いてイメージで伝えることで、印象に残りやすくなる

【〇さまざまな情報を一瞬で、視覚的に伝えることができる】

インフォグラフィックを作成する最大のメリットは、多くの情報を一瞬で視覚的に伝達できるという点です。
資料が文字だけで作成されている場合、文字を読み込むだけでも時間がかかり、正確に伝わったかどうかも確認できません。インフォグラフィックを用いることで、瞬時に内容の重要ポイントと具体的な数値を伝えることができるでしょう。

【〇情報に強弱をつけることで、特定の情報をアピールし、ポイントをわかりやすく伝えることができる】

さまざまな情報の中でも、特に伝えたい部分にはアクセントカラーや大きなフォントを用いて目立たせることが可能です。その逆で、重要でない部分は、小さい文字にしたり省くこともあります。こうすることで、情報が渋滞せず、見る側としても伝えたいポイントが分かりやすく理解できる資料を作成することができるという点においてもメリットと言えます。

【〇文字のみならず、イラストなどを用いてイメージで伝えることで、印象に残りやすくなる】

文字を読んでイメージするよりも、視覚的に画像として取り入れたほうが印象に残りやすくなります。したがって、インフォグラフィックは、情報を画像で瞬時に伝達できる手段として非常に重宝されています。

インフォグラフィックの作成の手順とそのコツ

ポイント
ここからは、インフォグラフィックの作成の手順とそのコツについて解説していきます。

【インフォグラフィックの作成の手順】

~インフォグラフィックの作成の手順~
①インフォグラフィックを作成するために必要な情報を収集する。
②収集した情報を整理し、グラフや表など、インフォグラフィックに掲載するためのパーツを作成する。
③さまざまな情報の中で、何を強調するかを決定する。
④イメージするテーマカラーやサブカラー、アクセントカラーを決定する。
⑤全体のイメージおよびレイアウトを決定する。
⑥構成される各パーツをデザインしてから、全体的な配置を考慮して完成。

まずは、インフォグラフィックを構成する要素となる情報をしっかり収集し、どういった点を強調、どのようなデザインで表現するのか、この時点で設計を綿密に行います。というのも、情報整理ができていないのにデザインを考えても、結局のところ何を強調したいのかがわからず、ぼんやりとしてインフォグラフィックになりかねません。インフォグラフィックを作成するうえで最も重要なのは、情報の分析と構成を検討する工程にあります。

【インフォグラフィックを作成するコツ】

インフォグラフィックを作成するコツは以下のとおりです。

~インフォグラフィックを作成するコツ~
・カラーは少なめにする
・情報を整理して、全体のレイアウトが決まったら描き始める

インフォグラフィックを作成する際には、使用するカラーは少なめにしましょう。こうすることですっきりとし、伝えたい部分の強調が可能になります。
また、情報を整理して何を強調したいかが決まったら、特定の情報はフォントサイズ、柄そのもののサイズを大きくするなどして目立たせる、のような構成検討を進めていきましょう。このように、情報を整理して全体レイアウトを決めてから、各パーツのデザインを始めるのがポイントです。
要するに、全体のコンセプトを考え、大きな部分をどんどん決めていき、最後に各パーツをデザインするという手順を踏むことが大切になります。こうした流れで制作を進めることで、より一層伝えたい内容が分かる画像に仕上げることができます。

まとめ

インフォグラフィックに関して、ご紹介してきましたがいかがでしょうか。
みなさんにとってもなじみ深いインフォグラフィックは、さまざまな場面で活躍しており、必要不可欠なものとなっています。
何かを説明したいときや伝えたいときには、インフォグラフィックを用いて簡単にわかりやすく伝えることで、多くの方々に自分が伝えたい内容を正しく伝えることができるでしょう。
 
 
 
 
 
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