「ノド」とは、本を開いたときに綴じられている内側のことです。
ノドから紙面内の絵柄までの余白をノドアキ(ノド空き)と呼びます。
またその反対側である、冊子を開いたときに外側にあたる用紙の端部分を「小口」と呼びます。
ノドとは、本や冊子を開いた際に綴じられている内側のことです。
また、ノドから紙面内の絵柄までの余白をノドアキ(ノド空き)と呼びます。
このほか、本を開いた際の外側にあたる部分を「小口」、本の上側は「天」、本の下側は「地」と呼びます。またノドの裏側で、一般的に背表紙といわれる部分は「背」と呼びます。
冊子を作る際には、この「ノド」を考慮する必要があります。
冊子を作る際にノドまで原稿を掲載してしまうと、製本時にページのノド側は綴じられるため、ノド付近の原稿は隠れて見えなくなってしまいます。
そのため、ノドアキを考慮した余白設計をする必要があります。また、ノドの余白をどれくらい空けるかによって紙面の見栄えも変わります。
ここからは、代表的な2種類の製本方法に合わせたノドの余白のポイントをご紹介します。
無線綴じの場合、ノドの余白をページ数に応じて設計する必要があります。
というのも、無線綴じでは、用紙の背を糊で固めて製本します。そのため、ページのノド側は数ミリほど綴じ込まれてしまうことから、ノド付近の絵柄が見えなくなってしまいます。
ページ数が多くなればなるほど、紙の厚みも相まって、よりノド付近は見えづらくなってしまいます。
したがって、無線綴じの場合は、ノド側の余白は多めに空けておくようにしましょう。
・50ページ以下の冊子:ノド側の余白を最低10mmは空ける
・50ページ以上の冊子:ノド側の余白を15mm〜25mm空ける
中綴じの場合、無線綴じよりもノド側まで開けやすい構造であるため、ノドの余白をそれほど気にする必要はありません。
しかし、ページ数が数十ページと多い場合は、ページの厚みによってノド部分が読みづらくなるケースも。
そこで、紙面設計の際は、10mmほどノド側の余白を設定しておくと良いでしょう。
ノドとは、本を開いた際に綴じられている内側のことでしたね。
本や冊子を作る際には、ノドの余白を考慮するようにしましょう。
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