「ワンプ」とは、印刷工場や製紙工場において製品や用紙を包む際に使われている包装紙のことです。
ワンプは、印刷物の品質保護を目的としており、汚れや湿気、摩擦などから製品を守るための特性が求められます。
ワンプとは、印刷工場や製紙工場において製品や用紙を包む際に活用される専用の包装紙のことです。ワンプという名称は、“包む”を意味するラップ(Wrap)に由来します。ワンプは、特に印刷品質の保護が目的のため、汚れや湿気、摩擦から製品を守るための特性が求められます。
ワンプには、吸湿性や高い強度が求められます。そこで、ワンプに使用されているのが再生紙や耐久性の高い素材の工業用紙の一種であるクラフト紙です。クラフト紙というと、茶封筒などを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。通常、プレゼントなどを包むための包装用紙にはハトロン紙と呼ばれる紙を用いていますが、紙類を包む場合には、厚手で湿気や紫外線から製品を守るために耐久性が高く、吸湿性のあるクラフト紙が使われているのです。
また、ワンプの表面は滑らかであることが多いため、印刷された製品がこすれることによって受けるダメージを最小限に抑える効果もあります。
・コピー用紙
・画用紙
・ダンボール
・大量印刷に使用するロール状の印刷用紙
このほか、ワンプは商品を梱包する際の緩衝材としても活用されています。通販等で商品を購入した際、衝撃を緩和するために同梱されている茶色の丸まった紙が、ワンプというわけです。
紙製品を包むために使用されるワンプですが、そのサイズや厚みは製品の種類や必要とされる保護レベルに応じて選定されています。
たとえば、高品質の印刷物やデリケートな用紙製品であれば、ワンプの中でもより高い保護性能を持ったものが選ばれます。また、環境に配慮したやさしい素材を使用したり、リサイクルが可能な素材で作られたワンプも増加しており、持続可能な包装オプションとしても注目される傾向にあります。
ワンプは、印刷業界や製紙業界において製品や用紙を包む際に活用される包装紙でした。
ワンプは、これらのような業界において大変重要な役割を担っており、大切な製品の品質保護のための基本的なツールとなっています。
そのため、適切なワンプの選定は、製品が消費者に安全に届くためにも、品質維持のために重要と言えるでしょう。
大倉印刷は、2024年には文京区で創業40年となりました。
培った実績と経験で、短納期案件や少部数から多部数をこなしてきた豊富な実績がございます。
お客様の様々なニーズに応えるワンストップ生産体制にて、印刷、製本加工、納品・発送までの一貫生産
都内有数印刷機器の保有数です。
文京区に自社および自社工場を持つ利便性の良さをお客様のご要望に最大限活用させていただきたいと思っております。
大倉印刷だからこそ、できる形をご案内させていただきます。
ワンプはもちろん、その他印刷用語辞典に記載されてる内容、載っていないものでも、まだまだ更新中の用語辞典ですので、どんなことでもあらゆるご質問やご不明点に誠心誠意対応させていただきます。
お気軽にご相談お問い合わせください。
#ワンプ #ワンプ包装紙 #大倉印刷 #印刷 #製本加工 #文京区印刷製本 #印刷会社 #製本会社 #用語集
Copyright © 大倉印刷株式会社 All Rights Reserved.