「輪転印刷」とは、輪転機を使用した印刷方式のことです。
輪転印刷は、新聞や折り込みチラシなど大量印刷する際の印刷物に用いられます。
ロール状の用紙に連続印刷することで、断裁された用紙に印刷する枚葉機印刷よりも短時間で大量の印刷が可能になります。
輪転印刷とは、輪転機を使用した印刷方式のことです。
輪転印刷は主に折り込みチラシなど大量印刷する際に使われる、オフセット印刷の印刷方式です。
ここで、一般的なオフセット印刷は主に次の2種類があります。
・輪転印刷
・枚葉機印刷(平台印刷)
・短時間で大量印刷が可能
・印刷後インキを高熱で高速乾燥させる
・白フチ(白場)ができる
・用紙の端に鍵穴が残る
・色調整のための印であるダイヤマークが残る
・一部断裁面がギザギザになる
輪転印刷の最大の特徴は、短時間で大量に印刷が可能であるという点です。
新聞や折り込みチラシなど、スピードを重視される印刷物にピッタリの印刷方式と言えます。
枚葉機印刷(平台印刷)において、インキは自然乾燥させています。その一方で輪転印刷では、短時間で仕上げるためにドライヤーによって高熱をあてインキを高速乾燥させています。
ただ、この乾燥の工程で、急激に乾燥させることから紙が縮むことでシワ(ひじわ)が発生することがあります。
輪転印刷では、紙の四方に8mmほどの白フチができます。なお、この白フチは化粧断裁することで削除することもできます。
白フチ(白場)の部分に鍵穴と呼ばれている穴が残ります。これは製造工程で用紙を針に引っ掛けて固定する際にできる穴です。
新聞紙の端にあるのを見たことがある方も多いことでしょう。なお、鍵穴は白フチにあるので、こちらも化粧断裁することで削除することができます。
輪転印刷では、色調整のための印であるダイヤマークが残ります。印刷機がダイヤマークの色を読み取ることで、色の調整を行っています。
ただ、こちらも白フチにできるため、化粧断裁することで削除が可能です。
輪転機は、ノコギリ状の刃で断裁することから、裁断された部分がギザギザになります。
このギザギザも白フチの部分のため、化粧断裁することで削除が可能です。
○短時間で大量に印刷できる
○大部数を低価格で印刷できる
▲少部数には向かない
▲取り扱い用紙が少ない
▲品質が劣ってしまう
輪転印刷はロール状になった用紙に連続印刷する印刷の種類です。
輪転印刷は、わたしたちの身近にある新聞や折り込みチラシなど短時間で大量に印刷する印刷物に適しています。
大倉印刷は、2024年には文京区で創業40年となりました。
培った実績と経験で、短納期案件や少部数から多部数をこなしてきた豊富な実績がございます。
お客様の様々なニーズに応えるワンストップ生産体制にて、印刷、製本加工、納品・発送までの一貫生産
都内有数印刷機器の保有数です。
文京区に自社および自社工場を持つ利便性の良さをお客様のご要望に最大限活用させていただきたいと思っております。
大倉印刷だからこそ、できる形をご案内させていただきます。
輪転印刷はもちろん、その他印刷用語辞典に記載されてる内容、載っていないものでも、まだまだ更新中の用語辞典ですので、どんなことでもあらゆるご質問やご不明点に誠心誠意対応させていただきます。
お気軽にご相談お問い合わせください。
#輪転印刷 #新聞紙折り込みチラシ #大倉印刷 #印刷 #製本加工 #文京区印刷製本 #印刷会社 #製本会社 #用語集
Copyright © 大倉印刷株式会社 All Rights Reserved.