ワニスとは？

「ワニス」とは、顔料を含まない、透明な塗膜をつくる粘ちょう液体のことです。
ワニスは、樹脂と乾性油とを加熱融解、あるいはさらに溶剤に溶解したものと、天然樹脂をアルコールに溶解したものとがあります。
印刷物の表面に塗布することで、見た目の質感を向上させる効果があります。

ワニスとは？

ワニスとは、印刷業界で使用される透明または半透明の液体コーティング剤のことです。
ワニスは、樹脂と乾性油とを加熱融解、あるいはさらに溶剤に溶解したものと、天然樹脂をアルコールに溶解したものとがあります。
ワニスを印刷の工程で適用する方法としては、オフセット印刷機によるインライン塗布や、印刷後に別の工程で塗布するアウトライン塗布があります。インライン塗布では、印刷と同時にワニスが塗布されることから効率的に行えます。また、アウトライン塗布では、より品質の高いコーティングが可能となります。

ワニスの効果とは

ワニスは、印刷物の表面に塗布することによって、保護層を形成し光沢を増す効果があります。
また、このようなコーティングを施すことで、紙の表面を物理的な摩耗や汚れ、紫外線から保護するとともに、印刷品質を向上させることが可能になります。
さらに、特定の部分にのみワニスを適用するスポットワニス技術というものがあります。これを使うことでデザインの一部を際立たせることができます。スポットワニスは、テクスチャや深みを追加し、全体のデザインに対する視覚的な興味を引き出すことがでるでしょう。
ワニスを使用する際は、塗布する紙の種類や印刷インキとの相性を考慮する必要があります。ワニスの適切な選択と使用によって、印刷物の美観を高め、長期にわたる保護を可能にし、印刷物全体の価値を向上させることができます。
 
特にカタログ、ブロシュア、書籍の表紙、名刺などの高品質印刷物に適用され、視覚的な魅力を高めると共に耐久性を向上させます。
ワニスは、異なる仕上がりの効果を持つ種類がいくつかあります。
・グロス（光沢があるタイプ）
・マット（非光沢のタイプ）
・サテン（半光沢のタイプ）など

ワニスを使用するメリット

ワニスを使用するメリットには、以下のようなものがあります。

まとめ

ワニスは、印刷業界で使用される透明あるいは半透明の液体コーティング剤のことでしたね。
印刷物の品質をより向上させる効果が期待できます。
適切なワニスの選択と使用が、印刷物の美観を高め、長きにわたって保護し、印刷物全体の価値を向上させることにつながるでしょう。
 
 
 
 
 
大倉印刷は、2024年には文京区で創業40年となりました。
培った実績と経験で、短納期案件や少部数から多部数をこなしてきた豊富な実績がございます。
お客様の様々なニーズに応えるワンストップ生産体制にて、印刷、製本加工、納品・発送までの一貫生産
都内有数印刷機器の保有数です。
文京区に自社および自社工場を持つ利便性の良さをお客様のご要望に最大限活用させていただきたいと思っております。
大倉印刷だからこそ、できる形をご案内させていただきます。

ワニスはもちろん、その他印刷用語辞典に記載されてる内容、載っていないものでも、まだまだ更新中の用語辞典ですので、どんなことでもあらゆるご質問やご不明点に誠心誠意対応させていただきます。
お気軽にご相談お問い合わせください。

#ワニス #液体コーティング剤 #大倉印刷 #印刷 #製本加工 #文京区印刷製本 #印刷会社 #製本会社 #用語集