
「小口染め(こぐちぞめ)」とは、本や冊子、名刺などの側面である小口に色や模様を施す加工のことです。小口染めは、印刷工程の最終段階において施され、インクや金箔などを塗布することで特別な装飾効果を演出してくれます。
小口染めとは、本や冊子、名刺などの側面である小口に色や模様を施す加工のことです。小口染めは、印刷工程の最終段階で施され、インクや金箔などを塗布することによって、特別感を演出してくれます。
小口染めには、日本語での名称のみならずさまざまな言語や専門用語があります。以下の呼び方は、小口染めの技術や仕上がりを表現する際に使われます。
・Edge print(エッジプリント)
・Edge color(エッジカラー)
・Edge paint(エッジペイント)
・Inking edges(インキングエッジ)
このほか、特に海外では「Edge painting」という名称で親しまれています。
小口に関する詳しい内容は、「小口(こぐち)とは?」をご覧ください。

小口染めには次のような効果があります。
小口染めを施して、製品の側面をカラフルにしたり、金や銀などで装飾することで、高級感やオリジナリティのあるものに仕上がります。
たとえば、名刺に小口染め加工を施せば、名刺を受け取った相手の目を引くことも可能です。また、名刺入れに入れた状態でも小口染め加工の色が目立つことで、すぐに見つけてもらえるという嬉しいメリットも。その結果、名刺に記載している連絡先へのアクセス性も高められ、営業効果もアップするでしょう。
小口染めを厚手の紙を使った冊子や名刺に施すことで、色の存在感が際立ち、シャープでスタイリッシュな印象を与えられます。
小口染めにはいくつか種類があります。
小口染めには、DICやPANTONE®など、指定の色インクを使って側面を染める方法があります。単色のみならず、複数の色を組み合わせてさまざまな表現をすることも可能です。
金箔や銀箔で小口染めしてある上製本などを見かけたことはありませんか?一気に高級感がアップするでしょう。
小口染めでは、さまざまな模様を印刷することもできます。
小口染めは、書籍や冊子、名刺のみならずショップカードやギフトカード、招待状やパーティー用の特別なカードなど、幅広い用途にも用いられています。特に、イベントやキャンペーンで使用するアイテムに小口染めを施しておくことで、しっかりと目立つデザインにすることができ、参加者の注目を集めるためのツールとしても使えるでしょう。

小口染めをお考えの場合には、以下の点に注意しましょう。
小口染めを施す冊子や名刺などが薄すぎる場合、色が目立たなくなってしまいます。したがって、ある程度の厚みが必要です。
小口染めでは、インクがわずかに本文や表紙の裏側に染みこんでしまうケースもあります。
小口染めでは、表紙のインクを拭き取りやすくするために、クリアPP加工(表面加工)を施すことをおすすめします。
小口染めは、本や冊子、名刺などの側面に色や模様を施す加工技術のことでしたね。
一般的な印刷物であっても、小口染めを施すことによって本や冊子、名刺などの表情にアクセントが加わり、アート作品のように変わります。
ぜひこの加工技術を活用して、あなただけのワクワクするような印刷物を作ってみてはいかがでしょうか。
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