PUR製本

PUR製本

PUR製本

PUR製本とは、無線綴じに使用する糊よりも、強度・耐熱性に優れたPUR系ホットメルト接着剤を使用してくるむ製本方法です。
PURとは、ポリウレタンリアクティブ(Poly Urethane Reactive反応性ポリウレタン)の略で、空気中や用紙中の水分と反応し、硬化するタイプの製本のりですので、一度固まると、熱を加えても軟化せず、耐久性が高い接着剤です。
ピアノの楽譜を置くと弾いているページが勝手に閉じてしまう。

子どもにドリルをやらせたら、見開き部分に文字を書き込みづらい。
卒業アルバムを長期で保管したいから劣化しづらいものが良いな。
今の時代、環境に配慮した本を作りたいな。(特に役所関係の方にご支持を得ております。)
マンションのカタログで見開きページで大きく見せたい。
図面などを折り込みにして無線綴じにすると小口が膨らみ本として不格好になるので、見開きページにしたい。
少部数の角背の上製本を作成したいが、糸かがりにするとコストがかかるのでPUR糊で背固めをしたい。

メリット

PUR製本のメリット ※開きが良い
辞書、辞典、写真誌、楽譜、絵本、アルバムなどページ数が多い本でもきれいに開けて手でおさえず使用ができる。書き込みやすいのでドリルや、手帳、ノートにもおススメ。
※リサイクル性が良い
特に、一度硬化すると軟化しないという性質から、古紙リサイクルにおける溶解工程での除去が容易です。
グリーン購入ネットワークのオフセット印刷グリーン規準、日本印刷産業連合会のグリーンプリンティングオフセット印刷規準の両方において、環境配慮型製本のりとして指定されています。
※耐久性が高い。
・耐久性が高いので高級車の取説などにも使用され寒い地域や暑い地域でも活用され温度変化にも強く長期保管に向いています。繰り返しの開閉にも強いです。
また、インキによって劣化しないのも特徴です。
・何度も開閉するようなノートや取説など耐久性が高いので壊れにくい。背幅が厚いようなものも壊れにくいのでお勧めです。

デメリット

大倉印刷04
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