
「紙粉(しふん)」とは、紙の表面に付着している小さな粉末状のごみのことです。紙粉は、用紙を裁断する際に発生した切りくずや、紙の表面からはく離した紙繊維、そのほかクレー、タルク、二酸化チタン、硫酸バリウム、炭酸カルシウム等の塡料(てんりょう)などから生じます。印刷作業中に、印刷機内部の汚染を引き起こし、インクの転移性を妨げたり、印刷機の故障の原因となることもあります。
紙粉とは、紙の表面に付着している微細な粉末状のごみのことです。紙粉は、紙製造プロセスや印刷プロセス中に紙から発生します。用紙を裁断する際に発生する切りくず、用紙表面からはく離した紙繊維、このほかクレー、タルク、二酸化チタン、硫酸バリウム、炭酸カルシウム等の塡料から生じます。
コピー用紙には、紙粉と塗料が付着しています。
紙粉は、先ほどもお伝えしましたように、紙の表面に付着している微細な粉末状のごみのことです。
一方で、塗料とは、用紙をコーティングするための液体のことです。できあがってすぐの紙は、実は表面がデコボコしています。その凹凸をなじませるために、顔料と接着剤を混ぜた塗料を紙の表面に塗布しているのです。この塗料が塗られている量によって、紙の種類も変わってきます。

ほとんどの紙粉は、空気中に飛散してしまいますが、清掃の行き届かない機械の裏側等に、ホコリや機械油などとともに堆積していることもあります。この場合、製本作業環境を損なってしまう可能性もあるため、注意が必要です。
また、紙粉が印刷作業中に複合機のローラーに付着してしまうと、摩擦力が低下したり、印刷後の用紙にピンホールと呼ばれる白い点が発生してしまうこともあります。紙粉が付着している用紙を長年使用し続けた場合、使用する複合機によって、重要なドラム部分が汚染されてしまう場合もあります。
さらに、コート紙やマット紙のような塗工紙は、塗料の効果でインクのにじみを抑え、発色を良くする加工が施されています。このような特殊用紙に対応していない複合機で、塗工紙などの紙を印刷すると、塗料加工の影響により紙送りがスムーズにいかず、紙詰まりや滑りが発生してしまうこともあります。
こうした紙詰まりや印刷機の故障を防ぐためには、次のような対策が必要です。
紙粉は、紙を裁断する際に必ず発生してしまいます。そのため、事前に紙粉を払ってからセットするようにしましょう。
今回は、紙粉について解説してきましたがいかがでしょうか。
紙粉は、紙の表面に付着している微細な粉末状のごみのことでしたね。ご家庭のコピー機を使って印刷をおこなう際にも、新しいコピー用紙を出したら今回お伝えした対策をしてから紙をセットしてみてくださいね!
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