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卒園証書・卒業証書は印刷と手書きどちらで作成するのがおすすめ?

2024年2月14日
卒業証書 印刷

卒園証書・卒業証書は印刷と手書きではどちらで作成するのが良いのでしょうか。
卒園証書・卒業証書は、全て印刷する方法と一人ひとり異なる指名や生年月日の部分を手書きする方法とがあります。
本記事では、それぞれの作成方法に関するメリットやデメリットについてもご紹介します。

卒園証書・卒業証書は印刷と手書きどちらで作成するのがおすすめ?

卒園証書・卒業証書を印刷で作成する場合

卒園証書・卒業証書 印刷 大倉印刷
まずは、卒園証書・卒業証書をすべて印刷で作成する場合をご紹介します。
現在では、デジタル技術の進化によって、卒園証書・卒業証書は生徒氏名、生年月日、証書番号、学校印、校長印、割印まですべて印刷で作成できるようになりました。

卒園証書・卒業証書を印刷で作成する場合の工程

卒園証書・卒業証書を印刷で作成する場合の工程は以下のようになります。

①卒業見込み者名簿を支給する
②校正用PDFデータが納品され校内でチェック
③修正内容を指示
④修正内容を確認し、校了
⑤卒業判定会議の結果を連絡、卒業延期者を削除し印刷
⑥納品

①と②が大きな作業となり、ここで8割方は終了していると考えて良いでしょう。
筆耕(手書き)の卒園証書・卒業証書をご担当された経験のある方であれば、印刷で作成すると、どれだけ作業時間が短縮できているかお分かり頂けるかと思います。

卒業証書を印刷で作成するメリット・デメリット

【メリット】
・作業時間が短い
・簡単
・安価
・失敗した際の予備が必要ない
【デメリット】
・味がなくあまり感動されないことも…

卒園証書・卒業証書を手書きで作成する場合

卒園証書・卒業証書 手書き
次に、卒園証書・卒業証書を手書きで作成する場合をご紹介します。
卒園証書・卒業証書を手書きで作成する場合、タイトルや本文など全員に共通する内容は印刷され、一人ひとり異なる氏名や生年月日、証書番号のみが後から筆耕(手書き)されている学校がほとんどのようです。

卒園証書・卒業証書を手書きで作成する場合の工程

卒園証書・卒業証書を手書きで作成する場合の工程は以下のようになります。

①-1業者Aに用紙の手配(卒業生数分+失敗を想定した予備分)
①-2業者Bに本文の共通部分の印刷の手配
①-3業者Cに卒業生の氏名等の筆耕手配
②筆耕業者、もしくは校内の書道の先生に筆耕を依頼
③筆耕仕上がりをチェック
④修正分を再度依頼
⑤学校印、校長印の押印作業
⑥卒業判定会議後に証書番号の記入
⑦卒業証書と台帳の割印の押印作業
⑧卒業証書用紙(余剰分)の保管

このように、全ての工程を学校側でコントロールする必要があり、また複数の業者への発注が必要となるのが一般的です。 

卒園証書・卒業証書を手書きで作成するメリット・デメリット

【メリット】
・手書きをしてもらえて嬉しいと感動する生徒が多い
【デメリット】
・作業時間が長く、ほかの業務に支障をきたしてしまうことも
・複数の業者へ手配する必要があることでトラブルが起きた際の連絡や調整が必要になる
・できあがった用紙をどのように保管するかという問題がある
・筆耕の際、間違いや汚してしまう恐れも…
・卒業式の前に手書きした部分を一枚一枚汚さないようにチェックする必要がある

一般的な卒業証書の手書きによる作成の流れですので、学校単位によって異なるかとは思いますが、いずれにせよ担当になられた方の作業量は膨大なものになるのはご想像に難しくないでしょう。

卒園証書・卒業証書の一般的なサイズは?

卒園証書・卒業証書 紙
じつは、卒園証書・卒業証書のサイズには、決まった規格はありません。また、中学校はA判サイズなどと、学校課程ごとに統一されているわけでもありませんので、どのサイズで作成すればよいのかが気になりますよね。一般的に採用されているサイズをランキング形式でお伝えすると以下の通りです。

1位:A4サイズ
2位:A3サイズ
3位:B4サイズ

1位のA4サイズは、半数以上の学校において採用されています。

卒園証書・卒業証書ではどのような用紙が使われる?

卒園証書・卒業証書の用紙には、どのような紙が使われているのでしょうか。

卒園証書・卒業証書の紙の厚さ

卒園証書・卒業証書用紙には「四六判」でカットする前の大きな紙を、1000枚重ねた時の重さ(連量)180kg~220kg程度の厚みの用紙が使われることが多いです。
紙の厚さは製紙業界の慣例で、連量を用いて表現するのが一般的です。そのため単位が長さの単位であるmmではなく、重さの単位であるkgとなります。
四六判=788×1091mmの紙を1000枚重ねた際に、180kg~220kgになる厚さを指します。
180~220kgは、一般的には「ハガキ」「名刺」などに用いられている厚さですので想像しやすいのではないでしょうか。卒園証書・卒業証書用紙は薄すぎるとペラペラで安っぽい印象になってしまい、逆に厚すぎると印刷機を通らなくなってしまうため、このくらいの厚みが一般的です。

卒園証書・卒業証書の紙の色

地域によって若干の差はありますが、“クリーム色”に近い紙を採用している学校が多いようです。
そのほか、真っ白の紙やクリーム色より濃い色味の紙を採用している学校もあります。
卒園証書・卒業証書の色については法令等で定めがあるものではないので、お好みでどのような色の紙を使っていただいてもOKなのです。
ただし、特殊な色の紙は流通量が少なく、その分価格もアップしてしまうことが多いので検討する際には注意が必要です。一般的に流通している色のほうがコストは抑えやすい傾向にあります。

卒園証書・卒業証書の紙の種類

■洋紙(上質紙等)

通常のコピー用紙等と同じ方法によって、工業的に大量生産される用紙です。その中でも厚めのものが卒園証書・卒業証書用紙として使用されています。
その特徴は…
・伝統的な製法の紙と比べて安価
・色や品質のブレが出にくい
厚み・色・種類などをしっかりと選ぶことで、十分に風格のある卒業証書を作成することができます。

■局紙(きょくし)

伝統的な製法で作られた、すかしのない卒園証書・卒業証書用紙です。
和紙のように少しザラザラした手触りです。

■すかし用紙

上記の局紙に「すかし」を入れたものになります。
紙幣や株券、証明書などにも使われている用紙です。すかしの柄には校章や学校名を入れることが多くなっています。
こちらの用紙は、オーダーメイドで製造するため、一般的な紙と比べて高価になります。また、製造には2~3カ月を要するため、お早目の準備が必要となります。さらに、500枚未満の少数だと製造ができないという点にも注意が必要です。

■手漉き和紙(てすきわし)

最も伝統的な方法で作られた和紙です。
職人が1枚1枚手作業で作成するため、和紙特有の風合いがしっかりと出る点が魅力といえます。ただし手作業のため、製造に時間がかかり、費用も高くなる傾向にあります。また、製法や原料によっては印刷機での印刷ができない場合があるということを覚えておくと良いでしょう。

大倉印刷の卒園証書・卒業証書印刷

大倉印刷 卒園証書・卒業証書
大倉印刷では、卒業証書や感謝状、表彰状などの印刷も承っております。
「賞状刷込み印刷」という既製の賞状用紙に刷込みをする商品です。B5・A4・B4のそれぞれ縦型・横型に加え、白色とクリーム色の2種類から用紙をお選びいただけます。
また、朱印(角判)を入れることも可能です。文字部分の他に朱印のデータをお作りいただき、黒と朱色の2色で印刷することでより本格的な卒園証書・卒業証書を作成することができます。
押印に自信がないという場合や作成枚数が多いという場合にもおすすめです。
まずはお気軽にご相談ください。

まとめ

今回は、卒園証書・卒業証書を印刷か手書きどちらで作成するのがおすすめかということをご紹介してきました。
かつては卒園証書・卒業証書の作成には手書きが主流でしたが、筆耕を外注する場合も費用がかかってしまいます。
そのほかにも用紙代や不良率も高いことからやり直しにかかってしまう費用も加わり、高額の予算が必要となってしまいます。
そういった点を考慮し、近年では安価で手配も簡単なデジタル印刷に振り替わりつつあるようです。
卒園証書・卒業証書作成をご検討される際に、本記事が少しでもお役に立てたら光栄です。お悩みのことがありましたら大倉印刷にお気軽にお問合せ下さい。

大倉印刷は、2023年には文京区で創業40年となりました。
培った実績と経験で、短納期案件や少部数から多部数をこなしてきた豊富な実績がございます。
お客様の様々なニーズに応えるワンストップ生産体制にて、印刷、製本加工、納品・発送までの一貫生産
都内有数印刷機器の保有数です。
文京区に自社および自社工場を持つ利便性の良さをお客様のご要望に最大限活用させていただきたいと思っております。
卒園証書・卒業証書印刷のことはもちろん大倉印刷だからこそ、できる形をご案内いたします。どんなことでも、お気軽にご相談お問い合わせください。

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