「和綴じ(わとじ)」とは、糸でかがって綴じる日本の伝統的な製本方法です。
和綴じには麻の葉綴じや亀甲綴じなどさまざまな種類があり、そのひとつひとつに意味や由来があります。
現代では一般的な製本方法ではありませんが、その魅力から根強いファンもいます。
和綴じとは、糸でかがって綴じる日本の伝統的な製本方法です。
和綴じは、もともと中国が発祥ですが、日本においては平安時代から作られるようになりました。江戸時代になると木版印刷を扱う出版社が出現したことや町人文化の繁栄によってさまざまな書籍が刊行されるようになったことから広く普及していきました。
現代において、和綴じは一般的な製本方法ではなくなりましたが、日本文化を感じられる装飾性、独自性から根強いファンを多く持っています。
和綴じは、ホチキスや化学糊を使用していないことから、長期保存にも安心です。
また、全ての工程が手作業で行われています。
和綴じによる製本は、印象的で美しく、経年劣化にも強く、耐久性に優れた製本方式と言えます。
和綴じの最も一般的なものは、「四つ目綴じ」と呼ばれる手法です。文字通り、本に四つ穴を開け、糸を通すことで製本していきます。
このほか、「亀甲綴じ」「麻の葉綴じ」「康煕(こうき)綴じ」「三つ目綴じ」、「大福帳綴じ」などがあります。
① のり・・・・・紙を貼り合わせるための道具
② かけへら・・・表紙をキレイに折るための道具
③ 目打ち・・・・和綴じの紐を通す穴をあけるための道具
④ ハサミ・・・・紙を切るための道具
⑤ かしわ棒・・・目打ちを叩くための道具
⑥ 穴あけ定規・・穴開け位置をはかるための道具
和綴じは、以下のようなものを作る際におすすめです。
和綴じは、糸でかがって綴じる日本の伝統的な製本方法です。
和綴じで製本された本には、趣きや和のぬくもりが感じられるのではないでしょうか。
俳句集や和歌集など作成する場合には、おすすめの製本方法です。
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和綴じはもちろん、その他印刷用語辞典に記載されてる内容、載っていないものでも、まだまだ更新中の用語辞典ですので、どんなことでもあらゆるご質問やご不明点に誠心誠意対応させていただきます。
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