「綿入れ」とは、印刷業界において用いられる製本方法の一つです。
綿入れとは、表紙に綿やスポンジなどの緩衝材を入れることで膨らみを持たせた仕立て方です。
アルバムの厚表紙やノートやメモ帳、領収書などの製品にも使われています。
綿入れとは、印刷業界で用いられる製本技術の一つです。
表紙に綿やスポンジなどの緩衝材を入れることにより、厚みと膨らみ、弾力性を持たせることができます。
綿入れの製本は、主に以下のようなものが挙げられます。
綿入れ表紙は、表紙の板紙とクロスやレザーなどの素材の間に綿やスポンジ、発泡ウレタンなどの緩衝材を入れて作られます。
こうした加工を施すことで、冊子に高級感を演出することができるうえ、大切に包まれている感じが伝わってくるでしょう。
綿入れの技術をノートやメモ帳、領収書帳などに使用される際、紙の片側の端に特定の接着剤を塗布し固めることで、ページを簡単にめくったり、必要な個所から紙を切り離すことが可能になります。
【綿入れのプロセス】
①まず複数枚の紙を積み重ねて整え、片側一辺を固定工具であるクランプまたはその他の方法で固定しておきます。
②次に、その固定された端に接着剤を塗布します。
※使用する接着剤には、一般的に柔軟性を保ちながらも十分な強度を持ったものが選ばれます。これにより、紙が簡単にはがれるように調整が可能になります。
③塗布しておいた接着剤がしっかりと乾燥したら、一体として束ねられ、必要に応じて切り離し可能な製品となります。
綿入れ技術は、使い捨てが求められる文書や、手軽に携帯できるノートなどに最適です。そのため、綿入れされた製品は、使いやすさと機能性を兼ね備えていることから多くのオフィスや学校、家庭で広く利用されています。
また、綿入れは製品のルックスにも影響を与える可能性があることから、見た目を美しく保つためには接着剤の選定や塗布方法の過程が大変重要となります。接着剤を均一に塗布することが、製品の品質を左右すると言っても過言ではありません。したがって、綿入れ作業には高い精度が求められます。
このように、製作過程における技術や制度を重要視することで、綿入れは印刷製品の機能性を高めることにつながります。
綿入れについてご紹介してきましたが、いかがでしょうか。
冊子の表紙に綿やスポンジなどの緩衝材を入れることで厚みや膨らみ、弾力性がアップします。
また、ノートやメモ帳、領収書帳などに綿入れを施すことで、ページがめくりやすくなったり、紙を切り離しやすくなるというメリットがあります。
大倉印刷は、2024年には文京区で創業40年となりました。
培った実績と経験で、短納期案件や少部数から多部数をこなしてきた豊富な実績がございます。
お客様の様々なニーズに応えるワンストップ生産体制にて、印刷、製本加工、納品・発送までの一貫生産
都内有数印刷機器の保有数です。
文京区に自社および自社工場を持つ利便性の良さをお客様のご要望に最大限活用させていただきたいと思っております。
大倉印刷だからこそ、できる形をご案内させていただきます。
スクラム製本はもちろん、その他印刷用語辞典に記載されてる内容、載っていないものでも、まだまだ更新中の用語辞典ですので、どんなことでもあらゆるご質問やご不明点に誠心誠意対応させていただきます。
お気軽にご相談お問い合わせください。
#綿入れ #綿入れとは #綿入れ表紙 #大倉印刷 #印刷 #製本加工 #文京区印刷製本 #印刷会社 #製本会社 #用語集
Copyright © 大倉印刷株式会社 All Rights Reserved.