「菊判(きくばん)」とは、用紙寸法の種類のひとつです。菊判は、全判サイズで939mm×636mmのものを指します。また縦横をそれぞれ1/4にした218mm×152mmの書籍サイズを指すこともあります。書籍のサイズを表す菊判は、単行本によく使われるA5(210mm×148mm)やB5(182mm×128mm)サイズよりもひと回り大きくなっています。さらに菊判を倍にした大きさの菊倍判(304mm×218mm、304mm×横27mm)は、雑誌等でしばしば使用されています。
菊判とは、紙の寸法の種類のひとつです。
菊判の原紙サイズは、636mm×939mmでA判よりやや大きくなっています。日本が新聞用紙に使用する目的で、アメリカから輸入した紙のサイズです。輸入した当初は新聞用紙のみに利用されていましたが、後に他の出版物にも活用されるようになっていきました。印刷業界においてはよく知られており、平版印刷や雑誌の印刷などによく使われています。
また、菊判は書籍の形態の名称にもなっており、菊判全紙を16折りにした大きさで210mm×148mmであり、A5判よりやや大きくなっています。
「菊判」という名前は、当時輸入した際の紙の商標にダリアの花が使用されており、それが菊の花に似ていたことが由来となっています。さらに、菊は皇室の紋章であること、「新聞」という文字の中に「聞(きく)」という漢字が入っていたことなどもその名が付いた理由となりました。
書籍のサイズを指す菊半の場合、明確な規格サイズではないことから出版社によって寸法が異なる場合もあるので注意が必要です。
・新聞紙として
・A列本判(880mm×625mm)よりひとまわり大きいサイズで、A判サイズを効率よく印刷できる
・書籍などにおいては、サイズが大きく目立つことから、現在も菊判が利用されることがある
今回は、菊判についてご紹介しましたが、いかがでしょうか。
菊判とは、用紙の寸法のひとつということでしたね。
そもそも、新聞用紙として使用する目的でアメリカから輸入されましたが、のちにほかの出版物にも活用されるようになり、現在でも単行本などにも使われています。
ただし、書籍のサイズを表す菊判の場合、明確な規格サイズではないという点に注意が必要となります。
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