スピンとは?

製本加工
スピン

「スピン」とは、上製本などの本に用いられる紐状のしおりのことです。
スピンは、しおり紐とも呼ばれ、本を読んでいるページに挟み、どのページまで読み進めたかを確認できるようにするためのものです。
昨今では、上製本だけでなく、文庫本などでも使われるようになりました。

「スピン」とは?

上製本 パーツ 名称
「スピン」とは、製本において上製本や文庫本などに用いられる、しおりとして使用される紐のことです。スピンは、しおり紐とも呼ばれ、読書の途中でページに挟むことでどこまで読み進めたかを簡単に確認できるようにするためのものです。

「スピン」の特徴

スピン 特徴
スピンは、上製本や文庫本、さらには手帳などによく使われています。スピンの長さは、一般的に本の対角線よりも5㎝ほど長く付けられることが多くなっています。また、スピンにはさまざまなカラーバリエーションがあり、表紙や花布*(はなぎれ)のデザインなどに合わせて選ぶことができます。製本する際、中本の3方を仕上げてから、スピンを付け、花布を付けるのが一般的な流れです。紙で作られているしおりと比べると、本自体に貼り付けてあるため、落とすことがないというメリットがあります。また、本文を隠してしまうことがない点もメリットと言えます。手帳などにはスピンが2本付いていることもあります。
 
*花布(はなぎれ)に関する詳しい内容は、花布(はなぎれ)とは?をご覧ください。

「スピン」の素材

スピンには、平織の紐が使われることが多く、本の背や背表紙の上部に直接付けられているものがあります。

「スピン」の注意点

スピンに使用される染料によっては、色落ちするおそれもあるため、注意が必要です。

まとめ

スピンとは、上製本や文庫本、手帳などによく用いられる紐状のしおりのことでした。本を読む際に大変便利なパーツですね。この機会にスピンという名称を覚えてみてはいかがでしょうか。
 
 
 
 
 

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