
「糸かがり綴じ」とは、糸を使用して本を製本する伝統的な上製本の綴じ方です。糸かがり綴じは、折丁の背側からノドの部分にかけて1本の糸で縫い合わせ、さらに糊で固めることで綴じられています。非常に丈夫でページを180度開いてもしっかりと見開きの状態を保つことができます。主に上製本(ハードカバー)や辞書、画集、手帳などのようなページ数が多い書籍に採用されています。

「糸かがり綴じ」とは、糸を使用して本を製本する伝統的な上製本の綴じ方です。糸かがり綴じは、折り畳んだ紙の束である折丁の背側からノドの部分にかけて1本の糸で縫い合わせ、さらに糊で固めることで綴じられています。
糸かがり綴じは、非常に丈夫で180度開いてもしっかりと見開きの状態を保つことができるという特徴があります。
折丁に関する詳しい内容は、「折丁(おりちょう)とは?」をご覧ください。
ノドに関する詳しい内容は、「ノドとは?」をご覧ください。
ここでは、オフセット印刷における糸かがり綴じの製本工程について解説します。
①まずはページ順になるように各刷り本をページごとに折り丁合します。
②本文の最初と最後のページに糊付けし、見返しを貼ります。
③見返しを含めた折丁の背部分を1本の糸でかがります。
④最後に糸で綴じた部分を圧搾し、背を平らにして糊で固め、背固めをします。

ここからは、糸かがり綴じのメリットを見ていきましょう。
糸かがり綴じは、糸で綴じてからさらに糊付けしているため強度が高く、頻繁に開閉する書籍でもページが脱落しにくくなっています。そのため、長期保存したい本に向いています。
無線綴じとは異なり、ページの中心であるノドの部分までしっかりと開くことが可能で、見開きで使いたい書籍等に最適です。
糸かがり綴じは、基本的にはページ数に制限がありません。そのため、分厚い書籍でも製本が可能です。
糸かがり綴じには針金は使いません。そのため、安全に使えます。
糸かがり綴じは、糊が劣化してしまったとしても糸でつながっているため、補修が可能です。
糸かがり綴じは、主に上製本に使用されるため、高級感があり、装丁や加工にも工夫やアイデアを活かすことが可能です。

糸かがり綴じには、デメリットもあります。
糸かがり綴じは、製本工程が複雑で手間もかかるため、コストと納期がかかってしまいます。
糸かがり綴じは、中綴じや無線綴じ製本と比べるとコストがかさみ納期も長くなるため、印刷会社と相談するようにしましょう。
中綴じに関する詳しい内容は、「中綴じ製本とは?ページ数の少ない冊子におすすめの製本方法をご紹介します!」をご覧ください。
無線綴じに関する詳しい内容は、「無線綴じとは?中綴じとどう違うの?メリット・デメリットについてもご紹介!」をご覧ください。
糸かがり綴じは、ページが多いものを綴じることが多いため、1冊あたりの重量が重くなることが多いです。
・上製本(ハードカバー)
・手帳
・ノート
・画集
・辞書
・記念誌
・学術書
など…
糸かがり綴じは、大量のページを綴じられる製本方法です。非常に丈夫で180度しっかり開くことができます。しかしながらその一方で、中綴じや無線綴じと比べると製本工程が多く、製本作業も細かいことから、納期やコストが高くなってしまいます。
綴じ方に迷った場合には、大倉印刷へご相談ください。経験豊富なスタッフ一同、最適な製本方法をご提案させていただきます。
大倉印刷は、2024年には文京区で創業40年となりました。
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