
「プリフライト」とは、印刷工程に入る前にPDFなどのデジタルデータの状態を総合的にチェックして、不備や不具合がないかを洗い出す作業のことを言います。
プリフライトでは、フォントの埋め込みや画像の解像度、カラープロファイル、塗り足しなどを確認することによって、文字化けや画像抜けなどのようなトラブルを防止しています。

「プリフライト」とは、印刷工程に入る前にPDFなどのデジタルデータの状態を総合的にチェックして、不備や不具合がないかを洗い出す作業のことを言います。
プリフライトとは、飛行機が離陸前(Pre-flight)に安全点検を行うことに由来しています。印刷ミスはやり直しがききません。効率的かつ高品質の印刷物を制作するためにも、こうした準備段階が最重要となってきます。
プリフライトでチェックすることによって、印刷中や印刷後に発生する可能性のあるミスやトラブルを未然に防ぐことができるのです。
プリフライトを行うことは、以下のような点において重要です。
プリフライトを行うことによって、印刷ミスを未然に防ぎ、印刷物の品質を確保することが可能です。具体的には、解像度の低い画像が含まれてしまっているケースや、文字を正しく表示できないフォントが使われている場合に、事前にトラブルを検出し対策を施すことができます。
プリフライトによって、トラブルを事前に発見することが可能になり、印刷ミスや刷り直しなどのリスクを軽減しコスト削減につなげることができます。また、トラブルを未然に防止することで、作業効率も向上するでしょう。
プリフライトが行われることで、スムーズな印刷工程が実現でき、納期をしっかりと守ることができます。万が一納期が遅れてしまうと、大切なクライアントからの信頼を損ねかねないため、重要なポイントと言えます。

プリフライトには、さまざまな項目があります。ここでは、代表的な項目を見ていきましょう。
プリフライトの主な項目の一つに、フォントの埋め込みチェックがあります。使用されているフォントが正しく埋め込まれているかどうか、またアウトライン化されているかどうかを事前にチェックします。この作業によって、文字の表示崩れを防止できます。
画像やグラフィックの解像度が印刷に適している、高解像度であるかどうかを確認します。解像度は、一般的に300dpi以上が推奨されています。
使用されているカラープロファイルが適切かどうかをチェックします。基本的にはCMYKカラーへの変換が必要なため、RGB画像が混在していないかを確認します。
プリフライトでは、塗り足し不足がないどうかも確認します。塗り足しとは、印刷物を裁断する際のズレによって、用紙の白紙部分が出てしまうトラブルを防ぐために必要な工程のことです。一般的には、仕上がりサイズより上下左右3mm未満はエラーとして検出されてしまいます。
ファイル内にある画像やグラフィックのリンクが切れていないかどうかをチェックします。リンク切れの場合、印刷物に画像が表示されないおそれがあります。
トンボ(トリムマーク)が正しい位置についているか、その位置は適正かどうかも確認します。「トンボ」とは、印刷物を仕上がりサイズに裁断する際やフルカラー印刷でCMYK4色の版を重ね合わせる際の目安となる印のことです。
トンボに関する詳しい内容は、「トンボとは?」をご覧ください。

プリフライトチェックを効率的に行うために、さまざまなツールが存在します。ここでは、代表的なツールをご紹介します。
Adobe Acrobat Proは、PDFファイルのプリフライトチェックを行う際に必要な機能を備えています。また、プリフライトチェックのプロファイルをカスタマイズすることもできます。
InDesignに標準搭載されたプリフライト機能は、作業中のデータを常に見張ってくれます。これを活用することで、常にデータを見張ってくれる強力なプリフライト機能が標準搭載されています。これを活用することで、ヒューマンエラーを防止することが可能です。
Illustratorにもプリフライトチェック機能は存在していますが、InDesignのように「作業中に常時監視してくれる」わけではありません。そのため、入稿前には以下の項目を一つずつチェックするためのフローが必要となります。
①ドキュメントのカラーモード
「ファイル」⇒「ドキュメントのカラーモード」がCMYKに変換されているかどうかをチェック!
②画像のリンク状況
「リンク」パネルで、リンク切れまたは埋め込みの失念はないかどうかをチェック!
③フォントのアウトライン化
「書式」⇒「フォント検索」で不要なフォントが残っていないかどうかをチェック!
④仕上がりサイズと塗り足し
仕上がりサイズは正しいか、塗り足しの設定がされているかどうかをチェック!
⑤オーバープリント設定
「属性」パネルや「オーバープリントプレビュー」で、白が消える設定になっていないかどうかをチェック!
プリフライトは、印刷ミスを防ぐ最後の砦であり、大切な印刷物を安心して印刷するための重要な工程です。
プリフライトチェックをする習慣をつけ、修正対応や再入稿にかかる時間やコストを大幅に減らして、スムーズで美しい印刷物を制作しましょう。
大倉印刷は、2024年には文京区で創業40年となりました。
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