コラム

コラム

校了と責了のちがいとは?そのほかの印刷用語の意味や使い方についても解説!

2026年6月22日
校了 責了 ちがい

校了と責了のちがいをご存知でしょうか。
「校了」と「責了」のちがいは、「最後の校正を誰が行うか」です。
「校了」とは、「校正終了」の略で、校正が完了したことを言います。編集や印刷の依頼主自身で最後の校正を行うことです。
「責了」とは、「責任校了」の略で、修正箇所が少ない軽微な修正に限り、編集者や印刷会社に責任を持たせて最後の校正を終了してもらい印刷へ進めることです。
今回は、印刷物を完成させるまでの確認や最終確定に関する印刷用語について解説していきます。

「校了」と「責了」のちがいとは?

「校了」と「責了」のちがいとは?

【「校了」とは:編集や印刷の依頼主自身が最後の校正を行うこと】

校了とは、「校正終了」の略で、編集や印刷の依頼主自身が最後の校正を行い、作業が完了したことを言います。つまり、「この内容で印刷しても問題ありません」という最終確定を意味します。校了の状態になると、基本的には内容の修正はできません。したがって、「修正漏れがない」「誤字脱字がない」「デザインが完成している」などの点を最終確認したうえで校了に進む必要があります。印刷会社などにおいては、「ここから印刷工程へ進みます。」という重要な区切りとなるのです。

【「校了」の使い方】

印刷会社とやり取りする際の使われ方は、以下のとおりです。

「校了です」
「校了しました」
「校了したので、よろしくお願いします」
このように伝えることで、印刷会社側は、校正が終了したと認識して印刷段階へと進みます。

【「責了」とは:編集者や印刷会社が最後の校正を行うこと】

責了とは、「責任校了」の略です。修正箇所が少ない軽微な修正に限り、編集者や印刷会社に責任を持たせて最後の校正を終了して印刷へ進めることです。基本的には校了を行いますが、スケジュール的に時間や余裕がない時など、また修正箇所が少ないとき、発注者側が内容確認するまでもない訂正等の場合に責了が行われることがよくあります。最終段階の軽微な訂正で校正紙を出力し、確認する手間を省くことで、時間やコスト削減につながります。

【「責了」の使い方】

「修正箇所はこちらで把握済みですので、責了でお願いします。」
「上記の内容で修正を反映の上、責了にて進行してください。」
このように依頼主が伝えることで、印刷会社側は依頼主の指示通り修正してから印刷に進むということが理解できます。

「校了」・「責了」と似た「校正」・「再校」とは

校正

【「校正」とは】

校正とは、作成した文章や印刷物の原稿に、誤字脱字、レイアウト崩れ、文法や体裁の誤りなどがないかどうかをチェックする作業工程のことです。

【「再校」とは】

再校とは、印刷物や出版物を制作する工程の中の「2度目の校正」のことです。一度目の校正である初校で指示した修正やレイアウト変更が、データや印刷物に正しく反映されているかを確認・検証する作業を指しており、「二校(にこう)」とも呼ばれます。

校了と責了と校正のちがい一覧

「校了」と「責了」そして「校正」のちがいを一覧にしてみました。

校了 責了 校正 一覧

印刷手順に沿った印刷用語

印刷手順に沿った印刷用語
印刷用語には、似て非なるものが数多くあります。ここでは、印刷の手順に沿いながら印刷用語を整理して解説します。印刷物が完成するまでの工程を確認しながら、「校了」や「責了」のほかにもたくさんある印刷用語をまとめてチェックしてみましょう。

~印刷の手順に沿った印刷用語~

「入稿(にゅうこう)」

「ゲラ・校正刷り(こうせいずり)」

「初校(しょこう)」

「再校(さいこう)」

「責了(せきりょう)」

「念校(ねんこう)」

「校了(こうりょう)」

「下判(げはん)」

【入稿】

印刷会社に、印刷するための原稿を渡す・送ることを「入稿」といいます。これが、印刷物が完成するまでの出発点となります。

【ゲラ・校正刷り】

入稿した原稿は、試し刷りされます。これを「ゲラ」または「校正刷り」と呼びます。ゲラに誤植などのミスがないかどうか、また仕上がりはどうかなどの校正が加えられます。

【初校】

ゲラにミスがあった場合の手直しを「校正」と言いましたが、その第一回の校正のことを「初校」と呼びます。校正の第一歩で、基本的に校正はゲラと原稿とをつき合わせてミスがないかどうかを確認していきます。

※最初の原稿という意味を示す「初稿」と読み方は同じですが、意味が異なるので注意しましょう。

【再校】

初校によって修正があった場合、修正箇所を反映したゲラが印刷されてきたら、2回目の校正を行います。これが「再校」です。「二校(にこう)」とも呼ばれています。また、再印刷された試し刷りそのものを「再校」と呼ぶこともあります。再校は、初校で指摘された修正箇所が、印刷に正しく反映されているかどうかを確認する工程となります。ミスの修正を行い、試し刷りの回を重ねるごとに呼び名の数字が増えていき、3度目の校正なら「三校(さんこう)」と呼ばれます。

【責了】

「責了」とは、先述しましたように「責任校了」の略です。修正箇所が見つかった場合でも依頼者に戻してチェックするほどではない軽微なミスは、校正担当者の責任において修正依頼を出して校了につなげます。校正同様、赤字で修正箇所が明記され、余白に「責了」と朱記します。時間がない場合などに、「責了」となることがあります。

【念校】

校了の工程に移るにあたり、その中の一部を念のため再チェックすることを「念校」といいます。または、校了前の最後の校正という意味で使われることもあります。

【校了】

校正が繰り返され、これ以上の校正は不要という状態になった場合、「校了」となります。校了になると修正箇所がないので赤字が入らず、余白に「校了」と赤い字で書かれるのが一般的です。

【下判】

無事、校了された原稿を印刷することを、「下判」と呼びます。印刷をすることを「版を下ろす」と言っていたことが由来となった言葉です。

まとめ

「校了」と「責了」のちがいについて解説してきましたが、お分かりいただけましたでしょうか。

~おさらい~

●「校了」:校正終了の略。編集や印刷の依頼主自身が最後の校正を行う。

●「責了」:責任校了の略。編集者や印刷会社に責任を持たせて最後の校正を終了してもらう。

このように、「校了」と「責了」のちがいは、「最後の校正を誰が行うか」です。基本的には、校了を行いますが、修正箇所が少ない場合やスケジュール的に時間や余裕がない場合には責了が行われることもあります。
今回ご紹介しましたように、印刷用語にはほかにもさまざまなものがあります。混乱を避けるために、言葉の意味を整理し理解しておくことで、印刷会社とのやり取りがスムーズに行えます。お困りごとがございましたら、大倉印刷におまかせください!経験豊富なスタッフが、丁寧にサポートいたします。お気軽にご相談くださいませ。

 
 
 
 
 
大倉印刷は、2024年には文京区で創業40年となりました。
培った実績と経験で、短納期案件や少部数から多部数をこなしてきた豊富な実績がございます。
お客様の様々なニーズに応えるワンストップ生産体制にて、印刷、製本加工、納品・発送までの一貫生産都内有数印刷機器の保有数です。
文京区に自社および自社工場を持つ利便性の良さをお客様のご要望に最大限活用させていただきたいと思っております。
“校了と責了のちがい”のことはもちろん大倉印刷だからこそ、できる形をご案内いたします。どんなことでも、お気軽にご相談お問い合わせください。

電話 03-3868-5260
メールでのお問い合わせはこちらから!
弊社でのお見積りはこちらから!
その他製本加工はこちらから覗いてみてくださいね!

#校了責了ちがい #校了とは #責了とは #校正 #印刷用語 #大倉印刷 #印刷 #製本加工 #文京区印刷製本 #印刷会社 #製本会社

ますはお問い合わせください
お見積もり