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リーフレットとは?その特徴やパンフレットとの違い、折りの種類とその用途などについて解説!

2025年4月22日
リーフレット

「リーフレット」とは、店舗情報や施設紹介などを1枚の用紙にコンパクトに掲載し、小さく折りたたんだ印刷物のことです。
リーフレットの特徴は、「低コスト」「配布のしやすさ」「一時的な情報発信ツールとしても最適」などが挙げられます。
今回は、パンフレットとの違いや折りの種類とその用途などについても解説していきます。

リーフレットとは?

リーフレットとは
リーフレットとは、1枚の用紙に情報をコンパクトに掲載し、小さく折りたたむことにより複数のページを作る印刷物のことです。主に店舗情報や施設紹介、マップなどによく用いられています。
リーフレットには、二つ折りや三つ折り、Z折りなどさまざまな折り方の種類があります。1枚の用紙の表裏のみに情報を掲載するため、情報内容は限定されてしまうものの、一般的には折り方に合わせて掲載内容や項目を分けて用いられます。ただ、折りが多ければ多いほど情報を分けて掲載することが可能ですが、その一方で、複雑な内容になりすぎてしまい、リーフレットのメリットが失われてしまうことも。
リーフレットは、構成や見せ方を工夫することによって伝えたい内容やポイントをダイレクトに表現できるツールとなります。

【リーフレットの特徴】

リーフレットのメリットデメリットは以下のとおりです。

〇リーフレットのメリット

「低コスト」:1枚の用紙で作成することで、低コストが実現できます。
 
「配布のしやすさ」:コンパクトで軽量のため、大量に配布する際にもおすすめです。
 
「一時的な情報発信ツールとしても最適」:短期間のイベントやセール情報など、一時的な情報発信に向いています。
 
「折り加工により冊子形式にできる」:折り加工をページとして見立てることで、冊子形式にすることができる。
 
「携帯のしやすさ」:小さく折りたためることから、バッグやポケットに入れて持ち歩きやすく携帯しやすいでしょう。

▲リーフレットのデメリット

「情報量が限定される」:1枚の用紙であることから、掲載スペースが限られてしまうため、より詳細な情報を伝えたい場合に不向きです。
 
「保存性に乏しい」:薄く他のチラシに紛れやすい傾向があるため、結果的に既読されないまま廃棄される可能性があります。それにより効果測定が難しいケースも。
 
「レイアウトの難しさ」:情報を効率的に伝えるためのデザインやレイアウトの工夫が必須になります。
 
「情報の更新の際に手間がかかる」:リーフレットは印刷物であるので、情報を修正・更新する際に再印刷が必要となり別途コストが発生してしまいます。

リーフレットとパンフレットの違いとは?

リーフレット パンフレット 違い
リーフレットに類似している印刷物に、「パンフレット」があります。
リーフレットとパンフレットの一番大きな違いは、使用している用紙の枚数です。
先ほどもお伝えしていますが、リーフレットは1枚の用紙を折りたたみコンパクトにまとめられた印刷物です。
それに対してパンフレットは、数ページ数十ページの用紙を綴じて冊子にしたものです。パンフレットは、ページ数により情報量の増減が可能で、写真や図表を交えた詳細な内容を掲載できます。また、製本されていることで長期間保存される可能性も高くなります。
ただし、ページ数が多くなればなるほどにコストは高くなります。また、台割を作る必要があるため、制作に時間がかかります。

リーフレット制作前に気を付けたいポイントとは?

ポイント
リーフレットを制作するにあたり、事前に気を付けておきたいポイントについて解説していきます。

【構成がまとまっているかどうか】

リーフレットを制作する前に、掲載したい情報を決めておく必要があります。構成をまとめるポイントは以下のとおりです。

<構成をまとめるポイント>
・情報を伝えたいターゲット層を明確にする
・紙面のサイズや折り加工を決定する
・折り加工からページ数を確認する
・各ページに入れる内容や情報を決定する
・デザインの方向性を考える
・レイアウトを考える
・ビジュアル素材(画像やイラストなど)を収集する
・掲載したい情報の原稿を準備する
・印刷前に最終チェックをする

以上を踏まえたうえで、実寸の用紙に盛り込みたい情報を記入しながら調整することでイメージしやすくなります。

【手に取り持ち帰りたくなるデザインかどうか】

リーフレットは、まずは手に取ってもらい、それから持ち帰ってもらえるかどうかも大切なポイントとなります。ここでは、思わず手に取って持ち帰りたくなるリーフレットを制作するためのポイントをご紹介します。

【ポイント1】ターゲットを明確にする

まず初めに情報を伝えたいターゲットを明確にしておきます。ターゲットが明確であれば、それを意識した構成・内容・情報・デザインが自然と決まります。

【ポイント2】ゆっくりチェックしたくなるような情報を掲載する

ターゲットを絞ったら、次に掲載する内容を検討します。ターゲットが必要としている情報について、実際に調査したり想像も交えながら考えましょう。こうすることで、持ち帰ってからゆっくり内容を確認したくなるでしょう。

これらのポイントをノートに書き出して調整や整理を繰り返すと良いでしょう。

リーフレットの折りの種類と用途

リーフレットの折り加工には、さまざまな種類があります。構成や紙面のデザインが活かされるような折りの種類にすることで、より一層惹きつけられるリーフレットを制作することができます。

【二つ折り】

二つ折り
二つ折りのリーフレットは、1枚の印刷用紙を二つに折ったものです。表紙と裏表紙、そして内面に2ページの合計4ページの紙面構成となります。内面の2ページを見開きで使用することによって印象的な紙面デザインにすることができます。
 
≪用途≫
・会社案内
・取り扱い説明書
・お店のメニュー

【巻三つ折り】

巻三つ折り
巻き三つ折りとは、紙面を三等分にし、1つの面を内側に、反対側の面をそれにかぶせるような形で折る加工方法です。表面に3ページ、内面に3ページの合計6ページの紙面構成となります。表紙と裏表紙の間の面に、1ページ分の情報を追加掲載することが可能です。
 
≪用途≫
・館内案内
・お店のメニュー

【観音折り】

観音折り
観音折りとは、紙の中央に両端を内側にして折り、さらに中央で二つ折りにする折り方のことです。表紙と裏表紙、開いた面の左右に2ページ、内面に4ページの合計8ページの紙面構成となります。多くの情報を掲載できるでしょう。
 
≪用途≫
・商品カタログ
・イベント案内
・メニュー
・プログラム

【Z折り】

Z折り
Z折りとは、1枚の用紙を山折りと谷折りで2回折ることで「Z」の文字の形にする折り方のことです。表面3ページ、内面3ページの合計6ページの紙面構成となります。
 
≪用途≫
・マップ
・ニュアル
・年表
・プログラム
・DM

【ポップアップ】

ポップアップリーフレットとは、開くと紙面の一部が飛び出るような仕掛けになっているものです。記憶に残る仕掛けにすることで顧客の心を掴み、集客アップにつながります。競合他社との差別化を図りたい場合などにおすすめです。
 
≪用途≫
・観光リーフレット
・イベント
・展示会

リーフレットのデータを作る際の注意ポイント

データ作成 注意点

【リーフレットの開きに注意】

リーフレットの開きは、印刷用データを作る際に気を付けたいポイントのひとつです。

内面の文字が縦書きの場合→右にページをめくる「右開き」
内面の文字が横書きの場合→左にページをめくる「左開き」


という読み手の目の動きに配慮した形でデザインを行いましょう。

【折り部分は仕上がり位置より5mm以上離して配置】

リーフレットの折り部分に文字や写真、絵柄が配置されている場合見えづらくなってしまいます。そのためデザイン上、文字の配置を変更できない場合には、折り目の部分から文字を3mm離してデザインします。人の画像を配置する際には、顔のパーツが折目にかかってしまわないように調整が必要です。また、必要な絵柄や文字は仕上がり位置よりも5mm以上離して配置するようにしましょう。

まとめ

今回は、リーフレットについて解説してきましたがいかがでしょうか。
リーレットは、パンフレットよりも安く、配布しやすい、携帯しやすいなどのメリットがあります。また、折り方を工夫することで、発信したい情報をより効果的に伝えることが可能となります。しっかりと準備して、ターゲットの手に取ってもらえるような魅力的なリーフレットを作りましょう。
 
大倉印刷でも、リーフレットの印刷、加工を承っております。初めての方も、以前制作したことがある方も魅力的なリーフレットを作るためのお手伝いを丁寧にさせていただきます。何かお困りごとがございましたら、大倉印刷までお問い合わせくださいませ。経験豊富なスタッフ一同、心をこめてご対応させていただきます。

 
 
 
 
 

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培った実績と経験で、短納期案件や少部数から多部数をこなしてきた豊富な実績がございます。
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都内有数印刷機器の保有数です。
文京区に自社および自社工場を持つ利便性の良さをお客様のご要望に最大限活用させていただきたいと思っております。
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