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自費出版の小説、自叙伝、ライトノベルの作成方法とは?おすすめの製本方法もご紹介!

2024年11月11日
自費出版の小説、自叙伝、ライトノベル

自費出版の小説、自叙伝、ライトノベルの作成方法をご紹介します。
自費出版の小説、自叙伝、ライトノベルの作成の流れは…

①売り込む書店の決定
②部数の考慮
③予算を立てる
④表紙の考慮
⑤校正の考慮
⑥印刷仕様の考慮

おすすめの製本方法もご紹介します。

そもそも自費出版とは?

自費出版の小説や自叙伝、ライトノベルを製作したいと考えている方も多いかと思います。
そもそも、自費出版とは何なのでしょうか。
自費出版とは、作家自身が自分の作品を印刷した出版物のことです。まれに出版社と作家が費用を折半するケースもあります。
一方で一般的な「商業出版」は、出版社が作家に依頼し原稿を書かせて、出版社の費用で出版しています。
昨今のオンデマンド印刷の進化と値下げによって、印刷は私たちにとって大変身近になってきております。それに伴い、自費出版がますます盛んになっています。
コミックマーケットや文学フリーマーケットなど、自費出版の本を販売するためのイベントも年に何度も開催されています。

自費出版の製作方法

自費出版の小説、自叙伝、ライトノベル 製作方法

自費出版製作の流れ

自費出版の小説、自叙伝、ライトノベルを製作する際には、流通の方法や予算などさまざまなことを自分で決める必要があります。
発表したい作品が仕上がったら、以下の順序で予算を考えていくとスムーズです。

①発表したいイベント、売り込みたい書店などの決定
②ある程度の見通しが立ったら部数を考える
③1冊あたりの売値と予算を立てる
④表紙をイラストレーターなど外部に依頼するか否かの決定
⑤校正を外部に依頼するか否かの決定
⑥“③〜⑤”から逆算して印刷仕様を考える

印刷費に、どれくらいかけられるのかを把握したら、概算の見積もりを出しておきましょう。

作品のボリュームを把握する

自費出版の小説、自叙伝、ライトノベルを製作する場合、印刷費は本文のページ数で大きく変わります。そのため、自分の小説、自叙伝、ライトノベルが何ページの本になるか正確に割り出しておく必要があります。
Wordで字数を整えてページ数を割り出す方法がおすすめ。小説などの読み物で平均的な1ページあたりの文字数は600〜800程度とされています。
文字の大きさや行間の詰め方によって総ページ数が大幅に異なるため、一旦自分の好みのフォントサイズで、本にしたいサイズのファイルに流し込んでみることをおすすめします。
なお、一般的なフォントサイズは8〜9ptです。

表紙のクオリティの上限を考える

ご存じの通り、書店に並ぶ書籍のほとんどがフルカラー印刷でブックカバーと帯がついています。
大倉印刷でもブックカバー・帯というオプション加工も承っているため、商業書籍同等のハイクオリティな自費出版物を作ることが可能です。
また、表紙をイラストレーターやフォトグラファーに作ってもらう場合などは、しっかりと発色のいいコート紙やアート紙で印刷してラミネートをかけたブックカバーがおすすめです。ただ、ブックカバー・帯のオプションを追加することで、当然ながらシンプルな無線綴じよりも価格が上がります。
そのため、小さなイベントのみで配布する本や、ページ数の少ない本、自作したシンプルな表紙などは、無線綴じや中綴じでコンパクトに製本されることが多くなっています。

自費出版の小説、自叙伝、ライトノベルにおすすめの製本方法とは?

【読み継がれていく本には丈夫な】ハードカバー製本(上製本)

ハードカバー製本
「自費出版で製作する、自分の半生や長い家族の歴史を綴った大切な本だから、高級感のあるしっかりとしたものを作りたい」という方には、ハードカバー製本(上製本)がおすすめです。
ボール紙の芯に紙やクロスを貼り合わせ、表紙を固く頑丈に仕上げられるハードカバー製本に、オプションで金銀などの箔押しでタイトルを入れると、非常に豪華な印象になります。
また、ハードカバー製本は、自身のあふれる思いで本文が厚くなったとしても、丈夫な糸かがり綴じで本文を綴じるため、ページが抜け落ちる心配もありません。
さらに表紙の素材も、印刷用紙や布クロス、レザークロス、ビニールクロスとさまざま種類の中からお好みを選択することもできます。
ブックカバーやブックケースをオプションで追加すれば、さらに耐久性と装飾性がアップします。美しい状態での保存が可能であることから、子や孫、その先の代まで読み継がれる一冊となることでしょう。

【大量ページでも重さを抑えたいなら、かさばらない】くるみ製本(無線綴じ)

無線綴じ
自費出版の小説、自叙伝、ライトノベルを製作するうえで、書きたいことがたくさんありページ数が多くなってしまう場合、当然ながら本自体の重量も増えてしまいます。そんな時、本自体の重量を抑えたい方や、すっきりとかさばらない本に仕上げたいという方には、「くるみ製本」(無線綴じ)がおすすめです。
くるみ製本は、綴じた本文を表紙となる1枚の紙でぐるりとくるむことから、その名がつきました。大量ページにも対応可能で、長年の思い出や、さまざまな体験を1冊にまとめることができます。
また、くるみ製本で本を製作する場合、表紙に使用する用紙によって印象が大きく異なります。そのため、大倉印刷では、お客さまにご満足いただけるよう、さまざまな印刷用紙を取り揃えています。表情のあるレザックや色上質紙、カラー印刷に適したコート紙やマットコート紙など、お好みや出来上がりのイメージに合わせて選ぶことができます。
 
無線綴じについての詳しい内容は無線綴じとは?中綴じとどう違うの?メリット・デメリットについてもご紹介!をご覧ください。

【ページ数の多い冊子でも開きやすく読みやすい!】PUR製本

PUR製本 メリット
PUR製本は、PUR糊を使用して本を綴じる製本方法です。通常の無線綴じよりも本の根本から開きやすいため見開き1ページをしっかりと開くことができるのが特徴です。またページの脱落の心配もありません。強度が高い製本方法であることから、写真集や教科書などにも使われる製本方法です。
 
PUR製本についての詳しい内容はPUR製本とは?無線綴じとの違いやメリットについてもご紹介!をご覧ください。

自費出版の小説、自叙伝、ライトノベル製作に最適な印刷方式は?

オンデマンド印刷

「オンデマンド印刷」:スピーディーで少部数に対応

オンデマンド印刷は、一般的な印刷に必要な「版」が不要で、データを直接印刷機から出力する印刷方式です。版を作る必要がないためスピーディかつコスト削減が可能です。また、少部数にも対応できます。大倉印刷では、ハイスペックなオンデマンド印刷機を採用しているため、高品質な仕上がりを実現します。
 
オンデマンド印刷についての詳しい内容はオンデマンド印刷とは?オフセット印刷との違いについてもご紹介します!をご覧ください。

「オフセット印刷」:写真を美しく再現

オフセット印刷は、入稿データをシアン・マゼンタ・イエロー・ブラックに分解し、各色の「版」を作製してインキを載せる印刷方式です。一般的な印刷物である新聞や雑誌、書籍などで広く採用されており、仕上がりの精細さが特長です。大型の機械で高速に印刷できるため、大量部数に適しています。
 
オフセット印刷についての詳しい内容はオフセット印刷とは?をご覧ください。

「超高精細デジタル印刷」:写真を多く載せたいなら!

超高精細デジタル印刷は、スピーディーで少部数から印刷できる機動性の高いデジタル印刷機です。また、そのうえインクジェットの描画部分に超高密度・高精度のプリントヘッドを搭載しているため、これまでの印刷をしのぐ仕上がりを実現します。写真印刷は圧倒的に美しく、写真を多く載せた自分史などにおすすめです。

自費出版の小説、自叙伝、ライトノベル製作におすすめの本文用紙

一般的に文字量が多く、長編になることの多い自費出版の小説、自叙伝、ライトノベルですが、本文の用紙選びが大変重要になります。
用紙には、表面に塗料を塗る「塗工紙」と、塗料を塗らない「非塗工紙」とがあります。

「非塗工紙」は、光の反射が少なく、文字が読みやすいのが特徴です。大倉印刷では非常に白くて丈夫な「上質紙」、うすいクリーム色で文字との明度差が小さく目に優しい「淡クリームキンマリ」をご用意しています。
また一方で、「塗工紙」は発色のよさが魅力で、画像を多く掲載する自費出版物におすすめの用紙です。大倉印刷では表面がツルツルしたグロス系の「コート紙」や、落ち着いた質感のマット系用紙「サテン金藤」、厚みがありながらも軽くてめくりやすい微塗工紙の「b7バルキー」を取り揃えています。
このように、さまざまな種類や厚さの本文用紙があるため、本の内容に合った最適な用紙を選びましょう。

自費出版の小説、自叙伝、ライトノベルは大切な一冊だからこそ、オプション加工で丈夫で豪華に仕上げるのがおすすめ!

自費出版の小説、自叙伝、ライトノベルは、一生に一度作るものであるからこそ、細部にまでこだわって悔いのない作品に仕上げたいものです。
そこで、大倉印刷では、本を豪華に演出したり、補強するための多数のオプション加工をご用意しています。

箔押し加工

箔押し
箔押し加工は、文字や絵柄の金型を作り、ゴールドやシルバーなどの箔を転写させる加工です。
箔押し加工を施すことによって、印刷では表現が難しい豊かな輝きを与えられ、本に品格が生まれます。大倉印刷では、金・銀・墨などの色を使って箔押し加工します。似たものでホットスタンプもあります。大切な本に高級感を演出することが可能です。
 
箔押しについての詳しい内容は箔押しとは?加工・印刷のメリット、注意点についてもご紹介!をご覧ください。

ブックケース製作

ブックケース
自費出版の小説、自叙伝、ライトノベル本を長く美しく保管したいという方や、複数冊をまとめて収納したいという方は、ブックケースも一緒に作ることをおすすめします。大倉印刷でもブックケースを作成することが可能です。さらに、「箔押し加工」「PP加工」のオプションと組み合わせることで、豪華さや耐久性がアップします。

まとめ

今回は、自費出版の小説、自叙伝、ライトノベルの作成方法についてご紹介してきましたが、いかがでしょうか。
自費出版の小説、自叙伝、ライトノベルは、定年や長寿祝い、人生の節目に合わせて自分史、家系図や家族の歴史、出来事をまとめた家族史、学生時代や仕事の思い出を綴る回想録として製作される方が多くいらっしゃいます。
大倉印刷では、少部数からでも本格的な冊子の製作が可能ですので、親戚や友人に配る分だけ作りたいという方もご注文いただけます。
また、製本タイプや綴じ方、用紙、オプションなど、選べる仕様が豊富で、細部にまでお客様のこだわりを反映することができます。
データの編集や印刷・製本が全く初めてというかたでも、スタッフ一同で心を込めてサポートいたしますので、ぜひご相談くださいませ。
 
 
 
 
 

大倉印刷は、2024年には文京区で創業40年となりました。
培った実績と経験で、短納期案件や少部数から多部数をこなしてきた豊富な実績がございます。
お客様の様々なニーズに応えるワンストップ生産体制にて、印刷、製本加工、納品・発送までの一貫生産
都内有数印刷機器の保有数です。
文京区に自社および自社工場を持つ利便性の良さをお客様のご要望に最大限活用させていただきたいと思っております。
自費出版の小説、自叙伝、ライトノベルのことはもちろん大倉印刷だからこそ、できる形をご案内いたします。どんなことでも、お気軽にご相談お問い合わせください。

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