セミナー資料印刷におすすめの製本方法をご存じでしょうか?
セミナー資料印刷におすすめの製本方法は、「中綴じ製本」です。
会社内での会議や勉強会の際に、参加者に配布する大切な資料であるため、使いやすさや読みやすさも考慮して作成するとより効果的なものとなるでしょう。
今回は、おすすめの製本方法と作成におけるポイントについてもご紹介していきます。
冒頭でもお伝えしましたように、セミナー資料印刷のおすすめ製本方法は、「中綴じ製本」です。
中綴じ製本とは、用紙を二つ折りにして中央部分をホッチキスで綴じる製本方法。
中綴じ製本の特徴として、8ページと少ないページ数から綴じることがで可能なため、十数ページ程度のボリュームになることが多いセミナー資料印刷には最適な製本方法と言えます。
中綴じ製本のメリットとして、1枚の用紙を真ん中から折って綴じているため、しっかりとページを開くことができます。また、冊子を開いたままでも机に置きやすい点もメリットとなります。
さらに、見開きを利用した写真やイラストなども掲載しやすいという点においてもセミナー資料印刷の製本方法として向いています。
中綴じ製本について詳しく知りたい方は、「中綴じ製本とは?ページ数の少ない冊子におすすめの製本方法をご紹介します!」をご覧ください。
セミナー資料印刷におすすめの用紙サイズは「A4・A5サイズ」です。
A4サイズ(210mm×297mm)とは、一般的にコピー用紙としてよく使われているサイズのことです。
会社の資料や冊子にも多く使用されており、用紙サイズとしては最も一般的かつ情報量も多く掲載できるのが特徴です。
持ち運ぶ際には少し大きさを取るかと思いますが、セミナーともなるとA4サイズのクリアファイルが入る大きさのカバンを用意している人がほとんどですので、問題無いでしょう。
A5サイズ(148mm×210mm)とは、A4サイズの半分のサイズです。
身近なものですと、ガイドブックや文芸誌などにも使用されることが多くなっています。そのため、A4サイズと同様、目にすることが多い用紙サイズです。
見開きの状態であってもA4サイズなので、コンパクトにまとめることができ、持ち運びやカバンに入れやすいサイズと言えます。
「A4・A5サイズ」どちらでセミナー資料を作成するのかは、持ち運びのしやすさと、掲載できる情報量のバランスを考慮しながら選ぶことをおすすめします。
セミナーでは多くの人に資料を配布し、時には写真やイラストなども掲載し要点を強調して説明する必要があります。
セミナー資料印刷におすすめの用紙は、上質紙です。このほか、マットコート紙・コート紙もGOOD!
ここでは、セミナー資料印刷におすすめの3種類の用紙として「上質紙」「マットコート紙」「コート紙」についてご紹介していきます。
上質紙はコピー用紙に近い質感で、光沢も無く、素朴な風合いで目にやさしい用紙です。
コピー用紙同様に、筆記性に優れているため、セミナーの際のメモ書きにも適しています。
セミナー資料内にメモ欄を設けたいという場合には、上質紙が最適です。
マットコート紙はカタログやパンフレットに使用されることが多い用紙です。
インクの載りがよく、発色も良いため、文字や写真を綺麗に印刷再現することが可能です。
この後にご紹介するコート紙に比べると、光の反射が抑えられており、紙面が読みやすいのも特徴です。
上質紙に比べても筆記性は低めですが、文章の読みやすさや見栄えを重視したいセミナー資料印刷にはおすすめです。
コート紙は、カラー印刷用紙としては最もオーソドックスに使用されている用紙です。
表面に光沢があり、発色が良いのが特徴です。
セミナー資料でも写真やイラスト・文章を綺麗に印刷再現できるため、高級感のある資料に仕上がります。
こちらもマットコート紙同様筆記性は低いですが、見栄えを重視したいセミナー資料を作りたい方にはおすすめです。
セミナー資料を印刷する際には、モノクロの白黒文字だけでなく写真やイラストを入れて読みやすい資料作りを意識することも大切です。
強調したい箇所やアピールポイントのページはカラーで印刷できる「カラーページ差し込み」がおすすめです。
たとえば、表紙や扉ページだけをカラーページで印刷したり、イラストや写真を掲載するページだけカラー印刷にすることで、読み手に情報が伝わりやすくなるメリットがあります。
全てのページをカラー印刷する「フルカラー印刷」の場合ですと、料金も全てのページ分にかかってきてしまいますが、「カラーページ差し込み」を選択することで、カラー印刷するページ分の費用で抑えることができます。
セミナー予算に余裕がないという場合や、思ったより費用がかさんでしまうという場合に検討してみると良いでしょう。
セミナー資料は、読みやすく誰にでも分かりやすい必要があります。
シンプルなデザインで内容を分かりやすくし、伝わりやすく作成しましょう。
分かりやすいセミナー資料作りのポイントは以下の3点が挙げられます。
ここからは、この3点についてご紹介していきます。
セミナー資料印刷を作成する際、文章にどの種類のフォントを使用するかで、文章の読みやすさは大きく変わります。
そのため、「読みやすさ・見やすさ・分かりやすさ」を意識してフォントを選ぶようにしましょう。
まず、見出しに使用するフォントは、明朝体よりも、文字の太さが均一なデザインの「ゴシック体」の方が一般的に読みやすくなります。
次に、本文におすすめのフォントは「メイリオ」です。バランスが良く読みやすいデザインのフォントで、Windowsに標準搭載されているため使いやすいでしょう。太字も選べますので、強調箇所も分かりやすく表現することができます。本文では様々なフォントは使わず、特に指定がなければ、メイリオで統一しておくとなお良いでしょう。
また、フォントの種類だけでなく文字の大きさや、漢字・ひらがなの割合も大切なポイントとなります。セミナー資料は、スクリーンに投影する場合も多いため、後方の席の人が見ても読み取れるかどうかも予め確認しておきましょう。
セミナー資料にさまざまな色を使用してカラフルにしてしまうと、配色が多く目がチカチカして見づらくなってしまいます。
セミナー資料作成において大切なことは、おしゃれに装飾するということよりも、見やすく分かりやすいという点です。
したがって、配色は3色までに抑えるようにしましょう。3色までなら読み手も資料を判読しやすく目が疲れてしまうということもありません。
具体的に、背景色は白をベースにして、テキスト文字は黒やグレーが好ましいです。
残り2色には、全体のテーマカラーとなる「メインカラー」、強調したいポイントに「アクセントカラー」を設定するといった要領で行いましょう。
アクセントカラーは、メインカラーが青ならオレンジなど相関関係にある「補色」を選ぶと、お互いのコントラストが際立ち、紙面が分かりやすくなります。
ちなみに、メインカラーは全体の25%程度、特に強調したい箇所に使うアクセントカラーは5%程度で配色すると、資料のポイントが明確になり、モノクロの紙面より見やすくなります。
セミナー資料印刷を作成する際には、見やすいレイアウトの基本原則を守りましょう。
その基本原則は、以下の3つがあります。
①オブジェクトを整列する
文字や画像などのオブジェクトを整列させることによって、読みやすい資料が作成できます。
②余白も入れる
文字が詰め込まれていたり、画像と文字が資料にぎっしり並んでいると、目が疲れて読みづらくなるため、余白も重要な要素となります。
③位置関係を整理する
文章のまとまりや図などオブジェクトの位置関係が乱れてしまっていると、情報も散乱してしまいます。関連性を考慮して、文章と図・画像を適切な位置に配置すると読みやすい資料になります。
大倉印刷でも中綴じ製本加工が可能です。
大倉印刷の機械なら、80p(紙の厚さ70㎏ベース)まで対応できます。40pまでであれば、1日2万冊の作成が可能。また、4pペラ丁合もできますので、折丁(8p・16p)折よりもズレが少ないのが特徴です!さらに、さまざまなサイズにも対応させていただきます。
セミナー資料印刷のほか、以下のような中綴じ製本の実績があります!
まとめ
今回は、セミナー資料印刷の製本方法と作成ポイントについてご紹介してきました。
セミナー資料印刷には、中綴じ製本がおすすめです。
また、セミナー資料の印刷製本で大切な点は、読みやすく分かりやすい内容・デザインと、使いやすいサイズや用紙を選ぶという点です。
「カラーページ差し込み」なども活用しながら、費用を抑えて見やすく分かりやすいセミナー資料を作成しましょう。
大倉印刷では、お客様のセミナー資料印刷を全力でサポートさせていただきます。
ご心配・ご不安、ご不明な点などがあればいつでもお気軽にご相談くださいませ。
大倉印刷は、2024年には文京区で創業40年となりました。
培った実績と経験で、短納期案件や少部数から多部数をこなしてきた豊富な実績がございます。
お客様の様々なニーズに応えるワンストップ生産体制にて、印刷、製本加工、納品・発送までの一貫生産
都内有数印刷機器の保有数です。
文京区に自社および自社工場を持つ利便性の良さをお客様のご要望に最大限活用させていただきたいと思っております。
セミナー資料印刷のことはもちろん大倉印刷だからこそ、できる形をご案内いたします。どんなことでも、お気軽にご相談お問い合わせください。
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