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生徒手帳印刷におすすめの製本方法とは?生徒手帳の役割や意義についてもご紹介!

2024年3月18日
生徒手帳 印刷

生徒手帳印刷におすすめの製本方法をご存じでしょうか?
生徒手帳は、一般的に「糸かがり綴じ」で製本されています。
ただ、この製本方法では手間や費用が掛かることから、「PUR製本」で作成する学校が増えてきています。
今回は、生徒手帳印刷におすすめの製本方法と生徒手帳の役割や意義についてもご紹介していきます。

生徒手帳印刷におすすめの製本方法とは?

一般的に、生徒手帳印刷の製本には、開きやすく丈夫な「糸かがり綴じ」が使われています。
しかしその一方で、昨今においては、「糸かがり綴じ」ではなく「PUR製本」によって生徒手帳を作成する学校も増えてきています。
ここでは、「糸かがり綴じ」と「PUR製本」についてご紹介します。

「糸かがり綴じ」

糸かがり綴じ
「糸かがり綴じ」は、主に文字が中心のハードカバー本に使われます。
ソフトカバーに比べると一般的なハードカバーは、丈夫で綴じ部分の開きが良いのが特徴ですが、さらに丈夫で開きの良い本をご希望の場合には、「糸かがり綴じ」がおすすめです。
「糸かがり綴じ」は、印刷した紙に切り込みや断裁などを入れずに、そのまま糸で綴じて作られる製本方法です。
そのため、本をノド*の部分ギリギリまで開くことができ、手で押さえておかなくても本を開いた状態でキープすることができます。
ただし、「糸かがり綴じ」は製本の工程が多く、手間もかかるためコストと納期がかかるという点がデメリットと言えます。
*ノド・・・本を開いたときに綴じられている内側のこと。

「PUR製本」

PUR製本 メリット
「PUR製本」は、あらゆるソフトカバー本や冊子印刷で使われる製本方法の一つです。製本の際に糊を使用しますが、この糊は、空気中の水分と化学反応して固まる特殊なもので、通常の製本糊のように糊を浸透させなくても接着強度を高くすることができます。そのため、糊の厚みを薄くでき、アジロ綴じなどの通常の製本と比べても開きやすくなります。本をノド*の部分ギリギリまで開くことができるうえ、ページを強く引っ張っても抜け落ちることはありません。
また、通常のソフトカバーでは45℃以上になると接着強度が弱くなることがありますが、「PUR製本」では100℃以上でも接着強度が弱くなることはありません。

「PUR製本」について詳しく知りたい方は、PUR製本とは?無線綴じとの違いやメリットについてもご紹介!をご覧ください。

「糸かがり綴じ」と「PUR製本」の特徴

「糸かがり綴じ」と「PUR製本」には、いずれも以下のような特徴があります。

〇見開きでページを大きく開けやすい

〇強度があり丈夫

〇暑さや寒さにも強い

こうした特徴から、特に次のような本を製本する際に「糸かがり綴じ」や「PUR製本」がおすすめです。

・生徒手帳や問題集など、開きやすく本に書き込みをすることのある本
・写真集や画集など見開きで印刷されている本
・料理本や楽譜など手で押さえておかなくてもしっかり開いた状態をキープして利用する本
・辞書やカタログなどページ数の多い本
・夏場の車中など45℃以上になるところで保管することがある本

生徒手帳の役割

生徒手帳 役割
ここまで、生徒手帳印刷の製本方法についてご紹介してきましたが、そもそも生徒手帳の役割とはどのようなものでしょうか。
生徒手帳は、重要な役割がありますが、その意義が有効に発揮されていないのが現状です。
ここでは、改めて生徒手帳の役割や意義についてお話したいと思います。

そもそも生徒手帳とは?

生徒手帳とは、中学生や高校生に配布されるものです。生徒手帳は、それぞれの学校の生徒であることを示す学生証としての機能を持ちます。生徒手帳には、所有者本人の顔写真と名前のほか、校則や校歌、生徒としての生活心得などが記されており、ビニール製など耐水性のあるカバーで覆われ、校章や校名がデザインされているものが一般的です。

生徒手帳に記載されている内容

実際に、生徒手帳にはどのような内容が記載されているのでしょうか。主なコンテンツを挙げていきます。

教育理念や校則、施設の使用規定

・在籍している学校の
・教育理念
・校歌
・校則
・生徒心得
・時間割
・定期考査の注意点
・服装・頭髪に関する規程
・図書館、体育館、グラウンドなどの使用規程
・悪天候・災害時等の連絡
・出席停止となる感染症等について
などが記載されています。

在学証明欄や身分証明書欄

生徒手帳には、在学証明欄や身分証明書欄も設けられています。
生徒の名前、生年月日、学年、学級、学校名と学校長名記載されており、学校によっては、生徒の顔写真を貼り付ける欄もあります。このページが、生徒の身分証明書の役割を果たします。
検定を受験する際に提出する証明書類として使用できるほか、提示することで、公共交通機関の学生割引や映画館、美術館、博物館などの施設で学生割引を受けることが可能です。
また、身分証明書欄は、災害や事故時には、すみやかな本人・安否確認にも役立ちます。血液型やアレルギーの有無、防災情報(避難所や家族の連絡先)の記入欄も緊急災害時の助けになります。

メモ欄・アドレス帳

近年では活用頻度は低くなっているものの、メモ欄やアドレス帳が付いているのも生徒手帳の特徴です。

生徒手帳はなぜ必要?その意義とは

生徒手帳は一般的に4月の新学期から使うものであり、内容改定は、学校によってさまざまですが、6月・10月の生徒総会終了後に生徒会規約や生徒心得等の内容改定が行われます。
かつて生徒手帳は学校のステータス的存在でした。しかし、昨今においては生徒数の減少や市町村合併に伴う学校の統廃合により特に新設校においては生徒手帳の存在は薄く、減少傾向にあると言えます。
そんな中、必要不可欠である在学証明や身分証明のみが単独で作成される状態も多くなってきました。しかし、学校の規律や生徒心得、生徒会がある限り規約は存在し、それを明記した生徒手帳は必要です。
ここでは生徒手帳の意義について、改めて考えていきましょう。

〇在学証明書としての位置付け

生徒手帳はその学校に所属している生徒にのみ配布されるものです。つまり、在学証明書として使用できるものでなければその意義が薄れてしまいます。
学校によっては別途作成した学生証カードを差し込める仕様になっているものや、手帳そのものに各生徒の顔写真を貼り付けたりすることで、あらゆる場面で身分証明書として利用することができるものもあります。これにより公共交通機関で学生用定期券を購入する際の証明や、学生用のサービスを受けられます。

〇学生としての自覚を促す

生徒手帳に記載された校訓や規則を日常的に携帯することによって、学生にその学校の生徒であるという自覚を促します。
社会に出れば、一定のルールの中で生活をしなければならないことから、学生のうちから学校のルールの中で生活する習慣をつけることは非常に重要です。

生徒手帳の種類

生徒手帳 日記
生徒手帳には、さまざまなタイプがあります。

ポケットサイズ

制服の胸ポケットに入るサイズの生徒手帳です。大きさは「縦10cm×横7cm」程度が一般的です。
カラーバリエーションも豊富で、紺、赤、黄色、深緑、エンジなどがあります。
ポケットサイズのメリットは、何といってもコンパクトな点でしょう。

大判サイズ

ポケットサイズよりも一回り大きいサイズの生徒手帳です。大きさは、「縦13cm×横8cm」程度です。
スケジュール帳や日記帳としての役割も兼ね備えられているため、学校行事だけでなく、プライベート、部活動の予定なども管理することができます。

システム手帳サイズ

スケジュールの管理や日記など、ビジネス手帳のように使用することができるシステム手帳サイズの生徒手帳も取り扱われています。

大倉印刷がおすすめする生徒手帳印刷の製本方法

生徒手帳印刷には、「糸かがり綴じ」が一般的でした。
しかし先ほどもご紹介しましたように、製本の工程が多く、手間もかかるためコストと納期がかかってしまいます。
そこで、大倉印刷がおすすめするのは、「PUR製本」です。
「糸かがり綴じ」製本に比べて「PUR製本」は、低価格・短納期で生徒手帳を作成することができます。
そのため、昨今では「PUR製本」で生徒手帳を作成する学校も増えてきております。

まとめ

今回は、生徒手帳印刷におすすめの製本方法についてご紹介してきました。
生徒手帳印刷は、一般的に「糸かがり綴じ」製本によって作成されています。
しかし、再三お伝えしてきましたように、製本工程が多く手間もコストもかかってしまうため、特徴の似ている「PUR製本」での作成がおすすめです。
生徒手帳は、学生にその学校の生徒であるという自覚を促してくれる大切なアイテムです。また、在学証明書として広く活用することができます。
生徒手帳印刷の製本は、大倉印刷におまかせください!全力でサポートさせていただきます。気になる方は、是非一度お問い合わせください。

 
大倉印刷は、2024年には文京区で創業40年となりました。
培った実績と経験で、短納期案件や少部数から多部数をこなしてきた豊富な実績がございます。
お客様の様々なニーズに応えるワンストップ生産体制にて、印刷、製本加工、納品・発送までの一貫生産
都内有数印刷機器の保有数です。
文京区に自社および自社工場を持つ利便性の良さをお客様のご要望に最大限活用させていただきたいと思っております。
生徒手帳印刷のことはもちろん大倉印刷だからこそ、できる形をご案内いたします。どんなことでも、お気軽にご相談お問い合わせください。

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