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取扱説明書印刷におすすめの製本方法とは?

2024年4月17日
取扱説明書 印刷

取扱説明書印刷におすすめの製本方法をご紹介します。
取扱説明書印刷には、中綴じや、無線綴じ製本がおすすめです。
「上質紙+モノクロ印刷」で中綴じでの発注が多い商品ですが、ページ数が多い場合には無線綴じでの製本となります。
早速詳しく見ていきましょう。

そもそも取扱説明書とは?

取扱説明書は、製品の正しい使用方法や取り扱い方法、安全情報等が記載された資料です。
ユーザーが製品を安全安心に使用するために必要なアイテムです。

取扱説明書印刷におすすめの製本方法とは?

ここからは、取扱説明書印刷におすすめの製本方法についてご紹介していきます。

取扱説明書の印刷

取扱説明書印刷には「モノクロ印刷」がおすすめ

取扱説明書印刷において、コストを第一に考えるなら「モノクロ印刷」がおすすめ。
取扱説明書はモノクロ印刷で作られることが多い冊子です。
当然のことながら、印刷料金は、カラーよりもモノクロのほうが安くなります。
表紙や本文自体もモノクロ印刷にすれば、コストを抑えて取扱説明書を印刷製本することが可能です。
ただし、モノクロ印刷とはいえ、オンデマンド印刷でもオフセット印刷でも、文字や図表、罫線などはくっきりと綺麗に印刷することができます。

取扱説明書印刷でカラーページも入れたいときには…

取扱説明書に写真を掲載したり、色を分けて説明したいグラフやチャートなどがある場合や本文の一部のみカラーにしたい場合には「モノクロ・カラー混在印刷」も可能です。

製本の仕様について

ページ数が少ないなら「中綴じ」製本

中綴じ製本とは
取扱説明書印刷において、本文のページ数が40ページ未満であれば、中綴じ製本によってコンパクトに仕上げるのがポイントです。
「中綴じ」とは、紙を二つ折りにして真ん中の部分を針金で留める製本方法です。
一般的に、論文集や小説などは背表紙のある無線綴じで製本されることが多いですが、取扱説明書や資料集などは中綴じで作ることが多いです。
また製本料金も、無線綴じよりも中綴じの方がリーズナブルとなっています。
中綴じで製本することによって、背表紙がない分、コンパクトでシンプルな仕上がりになります。
見開きをノド*いっぱいま開くことができるのが特長です。これにより冊子を開きっぱなしの状態で作業をしたり、余白にメモを書き込んだりする取扱説明書やマニュアルにも適しているのです。
 
大倉印刷 中綴じ
大倉印刷でも中綴じ製本加工が可能です。大倉印刷の機械なら、80p(紙の厚さ70㎏ベース)まで対応が可能。40pまでであれば、1日2万冊の作成ができます。また、4pペラ丁合もできますので、折丁(8p・16p)折よりもズレが少ないのが特長です!さらに、さまざまなサイズにも対応させていただきます。

*ノド・・・本を開いたときに綴じられている内側のこと。

 
中綴じについての詳しい内容は「中綴じ製本とは?ページ数の少ない冊子におすすめの製本方法をご紹介します!」をご覧ください。
 

ページ数が多いなら「無線綴じ」製本

無線綴じ
取扱説明書印刷で、ページ数が多くなってしまうという場合には、無線綴じ製本で仕上げるのがおすすめです。
無線綴じとは、製本の際に針金や糸を使わずに製本する方法のことです。
無線綴じは、ページ数が多くても丈夫な冊子となり、1冊にきれいにまとまった、背表紙のある本格的な冊子に仕上がります。
 
無線綴じ製本について詳しく知りたい方は、「無線綴じとは?中綴じとどう違うの?メリット・デメリットについてもご紹介!」をご覧ください。

表紙におすすめの用紙とは

【レザック66 175K】
革のような風合いが特長で、耐久性にも優れています。
【色上質紙 特厚口~最厚口】
色のついた上質紙。さらりとしたマットな質感、上品な色味が特長的。筆記性が高く、色ページにも最適です。
【コート紙 135K】
写真やイラストを鮮やかに艶やかに表現でき、彩度の高いフルカラー印刷も発色が良い用紙。インクの乾きが速く裏写りもしません。
【マットコート紙 135K~220K】
しっとりとした質感で高級感がある一方で、光沢は抑えられた半光沢紙。反射やテカりも無く、筆記性、可読性が高いのが特長です。
【アートポスト 160K~200K】
厚手で光沢のある用紙です。発色が良く、写真の再現性に優れ、高級感のあるカラー表紙に仕上がります。

多ページや軽量化には薄い用紙がおすすめ

コピー用紙
取扱説明書印刷、本文に使用する用紙には、最もコストを抑えることができ品質の良い「上質紙 70K~90K」が最適です。
上質紙はコピー用紙やノートの紙としても使われている身近な用紙かと思います。表面に塗工やエンボスのない白色のさらさらした質感が特長的。塗工(コーティング)がない紙面には、鉛筆や水性ペン、ボールペンでの書き込みも可能で、メモをとる機会の多い取扱説明書やマニュアル印刷に適しています。
商業印刷をはじめとして、さまざまな書籍や冊子に用いられている最もポピュラーな用紙と言えるでしょう。
 
また、上質用紙は厚さのバリエーションも豊富です。本文用紙として使われることが最も多いものは、70K。
用紙の厚さは、用紙の名前にあるこの「K」で判断できます。数字が小さくなればなるほど薄く、軽くなります。また、用紙は薄くなるほど価格も安くなります。
ページ数の多い取扱説明書を作成する際には、なるべく薄い用紙を選ぶようにしましょう。
薄く軽い用紙であれば、製品に同梱する取扱説明書をなるべくかさばらないよう、軽量化することが可能です。家具や小型の家電に付いている取扱説明書は、薄く軽く、梱包の邪魔にならないように考えられて作られています。

まとめ

今回は、取扱説明書印刷におすすめの製本方法についてご紹介してきました。
取扱説明書印刷は、マニュアル印刷同様に、ページ数が多い場合には「無線綴じ」製本、ページ数が少ない場合には「中綴じ」製本がおすすめです。
また、本文印刷には用紙を「上質紙 70K」にすることで、軽量化に加えコストダウンも可能となります。
取扱説明書印刷のことなら、大倉印刷におまかせください!全力でサポートさせていただきます。気になる方は、是非一度お問い合わせください。
 
 
 
 
 
 

大倉印刷は、2024年には文京区で創業40年となりました。
培った実績と経験で、短納期案件や少部数から多部数をこなしてきた豊富な実績がございます。
お客様の様々なニーズに応えるワンストップ生産体制にて、印刷、製本加工、納品・発送までの一貫生産
都内有数印刷機器の保有数です。
文京区に自社および自社工場を持つ利便性の良さをお客様のご要望に最大限活用させていただきたいと思っております。
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