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画像の解像度とは?印刷に必要な解像度を解説します!

2026年8月10日
画像 解像度

画像の解像度とは、画像や写真、イラスト、映像などのデジタル画像を構成している「画素(ピクセル)」の密度のことを指しています。
画像の解像度は、1インチ(約2.54cm)の中にいくつのピクセルが並んでいるかを示しており、数値が高ければ高いほど画像が細かくきれいに見えます。
今回は、印刷に必要な解像度についても解説していきます。

画像の解像度とは?

画像の解像度とは?
画像の解像度とは、画像や写真、イラスト、映像などのデジタル画像を構成している「画素(ピクセル)」の密度のことを指しています。

~画像解像度の基本~
〇ピクセル(画素)⇒画像を映す最小の点のこと。
〇ppi(pixels per inch)⇒1インチの中に並ぶピクセル(画素)の数。
〇dpi(dots per inch)⇒1インチの中に並ぶドット(点)の数。
〇高い画像解像度⇒細部までなめらかに表示、印刷される。ただしデータ容量が大きくなる。
〇低い画像解像度⇒画像が粗く、ギザギザやぼやけた状態に見える。ただしデータ容量は軽くなる。

パソコンで画像を拡大すると、たくさんのドット(点)の集合体が見えます。このドット(点)が1インチ(約2.54cm)の中にどのくらいの密度で集まっているのかを数値化したものが画像解像度になります。単位は、「dpi」【dots per inch(ドット・パー・インチ)】の略、または「ppi」【pixel per inch(ピクセル・パー・インチ)】の略が使われます。数値が高ければ高いほど、画像が細かくきれいに見え、拡大印刷した場合でもきれいに仕上がります。一方、解像度が低くなるほど画像の鮮明さは失われ、いわゆる「画質が粗い」状態になります。画像の解像度が低いと、ぼんやりとした仕上がりになったり、ひどいケースではジャギーと呼ばれる、輪郭がギザギザになるノイズが発生してしまうため注意が必要です。
 
ピクセルに関する詳しい内容は、ピクセルとは?をご覧ください。

印刷に必要な画像解像度とは?

印刷物に必要な画像解像度は、基本的に250dpi以上です。この数値は、印刷業界におけるこれまでの経験に基づいた取り決めのようなものです。人の目では、仕上がりサイズでおおよそ250dpi以上の画像解像度であれば、画像のギザギザ(ジャギー) は認識できないと言われています。
ここからは、ケース別の印刷に必要な、画像解像度をご紹介します。

【フルカラー印刷:300〜350dpi】

フルカラー印刷
印刷に必要な画像解像度は、フルカラー印刷の場合には原寸で「300〜350dpi」が必要と言われています。なお、印刷時のきれいさは、1000dpiといった高解像度と350dpiでは変わりません。高解像度は、かえってデータ容量が大きくなりデータのやり取りなどの際に負荷がかかってしまいます。
《用途》
・資料
・はがきDM
・名刺
・チラシ
・カタログ
・リーフレット
・パンフレットなど

【グレースケール印刷:600dpi】

グレースケール印刷
白と黒の中間色、グレースケール印刷の場合の印刷に必要な画像解像度は、「600dpi」です。濃いめの黒や少しグレーが買った黒などの表現が可能となり、モノクロよりもやわらかい印象になります。ただし、マンガの本文や白黒イラストの場合ですと、線がぼやけた印象になるため、注意が必要です。
《用途》
・写真
・イラストを多用したチラシ
・白黒調で印刷する冊子
・新聞など

【モノクロ印刷:1200dpi】

モノクロ印刷:1200dpi
白と黒の2色で表現されるモノクロ印刷に必要な画像解像度は、「1200dpi」以上です。印刷される部分の真っ黒、または印刷がない部分の真っ白に分かれ、グレーの部分はありません。
《用途》
・テキストのみの資料
・テキスト中心の冊子やチラシ
・書籍
・漫画
・同人誌など

【ポスター:200dpi】

ポスターなど大きなサイズの印刷物を印刷する際に必要な画像解像度は、「150〜200dpi」程度でも問題ないとされています。というのも、ポスターや屋外広告などは離れた場所から見られることが多いため、多少解像度が低くても粗が気にならないというわけです。

【補足:Webサイト】

Webサイト
WebサイトやWebデザインなどは、「72dpi~96dpi」が一般的です。Webサイトのような、印刷を目的とせず画像・ディスプレイで見るための画像には解像度はさほど重要ではありません。逆にWebサイトの場合には、画像サイズを指す、「ピクセル数(pixel)」が重要ということを覚えておきましょう。

 
このように、画像解像度のサイズの目安は印刷物の種類によって異なります。そのため、それぞれの目的に合った画像解像度を知り、適切なサイズで入稿データを作るようにしましょう。

画像解像度の確認方法

【■WindowsOSの場合】

①写真データ上にマウスの矢印を合わせて【右クリック】。

②【プロパティ】をクリック。

③【詳細】タブをクリックし、【イメージ】内で、その画像のサイズ(幅・高さのピクセル数)や解像度を確認することが可能。

【■Macの場合】

①写真データをMacの【プレビュー】で開く。

②メニューバーの【ツール】から【インスペクタを表示】をクリックすると画像のサイズや解像度を確認することが可能。
 
「縦のピクセル数×横のピクセル数」=総画素数と呼びます。これが高いほど緻密な写真描写になります。また、画像の解像度が低い場合には、写真を縮小することで印刷時にある程度きれいに仕上げることもできます。

【■Photoshopの場合】

①画像をPhotoshopで開いて【イメージ】を選択。

②【画像解像度】を選択。

③【再サンプル】の項目に付いているチェックを外して確認することが可能。

【■Illustratorの場合】

Illustrator編集画面上にある画像を選択すると、コントロールパネルに画像解像度が表示されます。

【FAQ】画像解像度に関するよくある質問

【FAQ】画像解像度に関するよくある質問
Q. Webサイトからダウンロードした画像は使用できますか?
A.残念ながら使用できません。Webサイトの画像解像度は、先述しましたように通常72dpiしかありません。印刷に必要な350dpiであるため、印刷してもかなり粗くぼやけた仕上がりになってしまいます。
 
Q. WordやExcel、PowerPointなどに貼付されている配置画像は印刷に使用できますか?
A.残念ながらこちらも使用できません。というのも、元画像が350dpiであっても、WordやExcel、PowerPointなどOfficeソフトに画像を挿入・保存した際に自動的に220dpiに圧縮されてしまうからです。
設定で、圧縮されないようにすることも可能ですが、ファイルサイズが大きくなるため、おすすめできません。Officeソフトに挿入する前の「元画像データ」を別途ご支給ください。ただし、印刷入稿用としてご支給される場合のくOfficeデータは、「ファイル内のイメージを圧縮しない」と設定しておくようにしましょう。
 
Q. LINEで送られてきた画像は印刷に使用できますか?
A.使用できないことはありません。ただし、LINEを介すると画質が落ちるため注意が必要です。というのも、LINEのトークやアルバムで写真を共有する場合、通信容量やサーバ負荷軽減目的で、ファイルサイズが自動的に圧縮されているためです。アプリの設定によっては画質を落とさずに写真を送信する方法もあります。ただし、データ通信量が大きくなってしまうため、Wi-Fi環境の利用をおすすめします。
 
Q. もともと解像度の低い画像を、画像編集ソフトで高い解像度に上げることはでますか?
A.難しいでしょう。もともと解像度の低い画像をPhotoshopで高い解像度に設定した場合でも、数値上高くなっているだけのことで、画像に鮮明さを取り戻すことはできませんのでご了承ください。
 
Q. 「トリミングしたら画像解像度が足りなくなった」となりましたがなぜですか?
A.一部分を拡大して使用した場合、画像の総画素数(ピクセル数)が物理的に減少するため、引き伸ばした際に1つのピクセルが大きくなり、解像度不足や粗さとして目立つようになってしまうためです。
 
Q. 解像度を上げればきれいに印刷できますか?
A.答えは「NO」です。画像解像度350dpiと1000dpiをそれぞれ印刷した場合、見た目の品質はさほど変わりありません。つまり、印刷物のデータを作成する際に必要な画像解像度は、原寸サイズで350dpiで十分ということです。
 
Q. 画像を引き伸ばして大きくしたい場合、そのまま拡大すればよいでしょうか?
A.答えは「NO」です。仕上がりサイズに対する適切な解像度設定が必要になります。具体的には、「10mm×10mm 350dpi の画像を100mm×100mm」に拡大する場合は、仕上げたいサイズ「100mm×100mm 350dpi」の画像を準備しておきましょう。

まとめ

今回は、画像の解像度について詳しく解説してきましたがいかがでしょうか。画像の解像度は、印刷データ作成の際に重要となります。多くの印刷会社では、データ入稿時のチェック項目に「画像解像度が原寸で350dpi以上となっているか」が示されています。また、画像解像度のサイズの目安は印刷物の種類によって異なります。そのため、それぞれの目的に合った画像解像度を知り、画像を配置する際には解像度の設定を適切に行うようにしましょう。

 
 
 
 
 
大倉印刷は、2024年には文京区で創業40年となりました。
培った実績と経験で、短納期案件や少部数から多部数をこなしてきた豊富な実績がございます。
お客様の様々なニーズに応えるワンストップ生産体制にて、印刷、製本加工、納品・発送までの一貫生産都内有数印刷機器の保有数です。
文京区に本社、戸田市に自社工場を持つ利便性の良さをお客様のご要望に最大限活用させていただきたいと思っております。
 

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