コラム

コラム

透かし印刷とは?

2026年7月9日
透かし印刷とは

透かし印刷とは、光にかざした際に文字や絵柄が浮き出るように見せる特殊な印刷技術です。
透かし印刷には、紙に専用インキを浸透させて光の透過率を変える手法と、パソコン上の文書データ作成の際に「印刷した者」を示すスタンプ情報や著作権表示を埋め込む機能の2種類があります。
用途に応じて物理的な加工技術とデジタルなセキュリティ設定の2つが使い分けれらます。

透かし印刷とは?

透かし印刷とは、光にかざした際に文字や絵柄が浮き出るように見せる特殊な印刷技術です。透かし印刷には、主に「特殊インキを使用する方法」と「デジタル・オフィス文書の設定」の2種類があります。

【透かし印刷】特殊インキを使用する方法

透かし印刷
透かし印刷の技術には、主に専用の特殊インキを用いる方法と用紙の厚みを変える方法とがあります。

【透かしインキ】

透かしインキとは、液状の樹脂を主成分とした常温で固化しない透明な特殊インキのことです。透かしインキを紙に浸透させることによって、光の浸透率を変え、紙をすいたような透かし模様を作り出すことが可能です。オフセット印刷機で手軽に作成できるため、封筒や包装紙、偽造防止が必要となるチケットなど幅広く活用されています。
 
オフセット印刷に関する詳しい内容は、オンデマンド印刷とは?オフセット印刷との違いについてもご紹介します!をご覧ください。

【すき入れ(伝統的な透かし)】

すき入れとは、紙の繊維の厚みや密度を意図的に変えることで、光に透かした際に文字や模様が浮かび上がる技術です。紙幣や証券、公文書、高級賞状用紙等に用いられており、高度なセキュリティ技術として知られています。

【特殊インキを使用する効果】

①偽造防止・真正性証明
⇒コピー機での偽造を防止するセキュリティ効果があります。
紙幣や商品券、証明書、チケットなどに採用されています。
 
②デザイン性
⇒上品な風合いを表現する効果があります。
封筒や包装紙、高級なレターセットなどに用いられています。

【透かし印刷におすすめの用紙】

透かし印刷では、用紙の種類はさておき、厚手の紙よりも薄手の紙の方が透ける傾向にあります。目安としましては、46判70㎏以下がおすすめです。また、表面加工が施されている用紙よりも、施されていない「非塗工紙」の方が透け感が出やすくなります。

【透かし印刷】デジタル・オフィス文書の設定

サンプル
WordやPDFなどのデジタル文書において、プリンター出力時やデータ作成時に施す電子的な透かし技術です。用紙の背景に「社外秘」などの半透明の文字や画像を配置して印刷することができます。

【電子透かし(見えない透かし)】

電子透かしとは、デジタルウォーターマークとも呼ばれ、印刷時にユーザー名や日時、端末情報などを文書内に自動的に埋め込む機能のことです。

【電子透かしの効果】

①著作権・所有者の証明
⇒コンテンツが不正にコピー・改ざんされてしまった場合でも、埋め込まれている透かし情報を検出することで、自身の著作物であるということを証明することが可能です。
 
②情報漏洩の防止と追跡
⇒機密文書の閲覧者ごとに固有のIDを埋め込んでおくことで、万が一外部にデータが流出してしまった場合でも、どのユーザーから流出したかということを特定することができます。
 
③コピー制限
⇒コンテンツのコピー可否や許容回数などの情報を埋め込むことで、制御信号として機能します。

【スタンプ印刷】

スタンプ印刷とは、パソコンで書類を印刷する際に、プリンターの機能を用いて日付や「マル秘」「社外秘」「SAMPLE」「COPY」などの文字を重ね合わせて印刷する機能のことです。書類の機密管理や、CADソフトでの図面の情報表示などに用いられることが多くなっています。

【スタンプ印刷の効果】

①文書のステータス明示
⇒印刷面に「マル秘」「社外秘」や「SAMPLE」「COPY」といった文字を薄く重ねて出力することで、文書の取り扱いに関する注意喚起を促します。

【データの作り方】

透かし印刷データを作る際のポイントは…
〇透かしのデータはニス版のように、1色で作成する。
〇透かしインキの上には、通常の4cのインキを乗せることは不可。
〇透かし印刷は印刷時に1度刷り、2度刷りの選択が可能。
 
透かし箇所以外の絵柄は基本的に透かし部分を避ける、または透かしの絵柄にかかる場合はその部分の透かし版をヌキにして作成する必要があります。
 
1度刷りよりも、2度刷りの方が絵柄をしっかりと透かすことができます。また、部分的に「ここは1度刷り、ここは2度刷り」といった具合に透け感に差をつけることも可能です。ただし、絵柄や紙によっては透け具合が異なりますので注意が必要です。

まとめ

透かし印刷は、光にかざした際に文字や絵柄が浮き出るように見せる特殊な印刷技術です。透かし印刷は、主に偽造防止や情報漏洩の防止、高級感の演出等を目的として活用されており、紙幣や商品券、機密文書や包装紙などに用いられています。用途に応じて物理的な加工技術とデジタルなセキュリティ設定の2つの使い分けをおすすめします。

 
 
 
 
 
大倉印刷は、2024年には文京区で創業40年となりました。
培った実績と経験で、短納期案件や少部数から多部数をこなしてきた豊富な実績がございます。
お客様の様々なニーズに応えるワンストップ生産体制にて、印刷、製本加工、納品・発送までの一貫生産都内有数印刷機器の保有数です。
文京区に自社および自社工場を持つ利便性の良さをお客様のご要望に最大限活用させていただきたいと思っております。
“透かし印刷”のことはもちろん大倉印刷だからこそ、できる形をご案内いたします。どんなことでも、お気軽にご相談お問い合わせください。

電話 03-3868-5260
メールでのお問い合わせはこちらから!
弊社でのお見積りはこちらから!
その他製本加工はこちらから覗いてみてくださいね!

#透かし印刷 #透かし印刷とは #情報漏洩防止 #オフセット印刷 #印刷用語 #大倉印刷 #印刷 #製本加工 #文京区印刷製本 #印刷会社 #製本会社

ますはお問い合わせください
お見積もり