オリジナルノートの印刷におすすめの製本方法をご紹介します。
オリジナルノートの印刷には、PUR製本がおすすめです。
PUR製本なら、丈夫で本の根元から開きやすいノートに仕上げることができます。
このほか、無線綴じや中綴じでも作成可能です!
みなさんは、これまで仕事をする上で、「こんなノートがあれば良いな…」、「こんなノートがあればお客様に使ってほしいな…」と思ったことはありませんか?
そんな「あれば良いな」を叶えられるのがオリジナルノートです。
オリジナルノートは、ノートを構成している部分を自由にデザインして作るアイテム。
冊子の本文に罫線や無地を入れれば、世界で一つだけのオリジナルノートを作成することも可能です。
冒頭でもお伝えしましたが、オリジナルノートの印刷には、PUR製本がおすすめです。
PUR製本なら、丈夫で本の根元から開きやすいノートに仕上げることができます。
また、費用を抑えたいという場合には、無線綴じや中綴じでの作成もおすすめです。
オリジナルノートは主に以下の4つの部品から構成されています。
・表紙
・本文
・裏表紙
・背
依頼する印刷業者によっては、どこまでオリジナルで作成できるかは異なりますが、ほとんどの業者で表紙と裏表紙、背に関しては好みのデザイン、配色で作成が可能です。
また、本文は複数のパターンの中から選ぶ場合と本文も自由にデザインできる場合とがあります。こうした点に関しては、依頼する業者に確認してみましょう。
オリジナルノートの表紙には、長期の使用にも耐えられる厚手の用紙がおすすめです。
具体的に、コート紙・マットコート紙、アートポスト、厚めの上質紙など。
また、オプションでPP加工を施すことで耐久性がUPします。
オリジナルノートの本文は、文字が書きやすく、光沢のない落ち着いた用紙がおすすめです。
具体的に、上質紙70K、書籍用紙、色上質紙など。
書籍用紙なら淡いクリーム色でめくりやすく、目に優しい用紙です。また、裏の文字が透けにくく高級感があるのも特徴の1つです。
PUR製本とは、冊子印刷で使われる製本方法の一つです。
PURとは、Poly Urethane Reactive Hot-melt Adhesiveの略で、反応性ポリウレタン系ホットメルト接着剤のことをいいます。この接着剤は、建築用パネルや自動車内装材等の分野では既に広く使われていますが、近年では製本糊としても使われるようになってきました。
PUR製本は、一般的な製本糊であるEVA(エチレン酢酸ビニル、通称「ホットメルト」)を使用したものよりも開きの良いオリジナルノートが作れること、丈夫で長持ちするオリジナルノートが作れること、環境対応に優れていることなど、さまざまな面で高く評価されています。
PUR製本についての詳しい内容は、「PUR製本とは?無線綴じとの違いやメリットについてもご紹介!」をご覧ください。
PUR製本よりもコストを抑えたい方は、無線綴じがおすすめです。
無線綴じなら、ページ数の多いオリジナルノートにも対応できます。背表紙があり、書籍にも使われる本格的な製本ですので、しっかりめのオリジナルノートを作成することができるでしょう。
無線綴じについての詳しい内容は「無線綴じとは?中綴じとどう違うの?メリット・デメリットについてもご紹介!」をご覧ください。
PUR製本よりもコストを抑えたい方は、中綴じもおすすめです。
中綴じなら少ないページ数でも作成可能です。
印刷した用紙を重ねて中心から二つ折りにし、折った部分を針金や糸で綴じる製本方法のことです。
無線綴じ冊子に比べるてさらにコストも安く抑えられ、ページを見開きで見やすいのが特徴です。
中綴じについての詳しい内容は「中綴じ製本とは?ページ数の少ない冊子におすすめの製本方法をご紹介します!」をご覧ください。
オリジナルノートを作るメリットは主に以下の2つが考えられます。
それではそれぞれ詳しく見ていきましょう。
文房具店などでノートを探しているときに、「こんなサイズのノートが欲しいのに、なかなかないな…」「中身がもっとこうだったら使いやすいのに…」と思った経験が一度はあるのではないでしょうか。
市販のノートは、だいたいの仕様が決まっているため本当に求めている最適なノートに出会えない場合も多くなってしまいます。
しかし、オリジナルノートであれば、表紙や本文も自分好みに、使い勝手の良い、求めているようなデザインで作成できます。
実際、最近の小学生は計算ドリルなどに合ったノートを使っています。問題の場所や計算式、ヒントなどがあらかじめノートに印刷されているのです。
こうしたノートを使用することによって、計算式などを書き写す手間が省けるだけでなく、写し間違いによる計算間違いなども防ぐことができます。
このように、オリジナルノートを作成することで、こうあって欲しい、こんなノートがほしいといった希望を実現できます。
パソコンやスマートフォンが主流とはいえ、まだまだノートを使う機会は多いです。市販のノートで満足できないのであれば、オリジナルノートの作成を検討してみることをおすすめします。
会社オリジナルノートを作成し、ノベルティグッズにすることで、会社の宣伝につながります。営業先やお客様にも喜ばれるのではないでしょうか。
表紙や裏表紙に、会社名やロゴマークが入っていることによって印象づき、なんとなくでも社名を覚えてもらえるきっかけになるでしょう。
また会社の特長に合ったオリジナルノートを作成して、お客様に気に入ってもらえれば商品としての販売も可能になるかも知れません。
例)
子どもに関連しているオリジナルノート⇒子どもの体調や食べたものなどの記入スペースがある
資格に関連しているオリジナルノート⇒販売している資格本に対応したもの
今回ご紹介した2例はあくまでも例ですが、従業員やお客様にどんなノートがあれば嬉しいか、ノートにはどんなことを書き込みたいかをリサーチして、参考にしてみても良いかもしれません。
オリジナルノートを作る際には、メリットだけでなく、デメリットも。ここでは、2つご紹介します。
それでは詳しく見ていきましょう。
オリジナルノートは、“オリジナルであるからこそ”、どんなデザインにするのか決める必要があります。
・表紙や裏表紙のデザインは?
・本文は?
・サイズは?
など決めなければいけないことは多いです。
会社のノベルティとして活用したいのであれば、会社名や会社のロゴマーク、またはマスコットキャラクターなどを採用するといいでしょう。
しかし、表紙一面に大きく会社のロゴマークが入っていては、あまりにもアピールされ過ぎているため、普段使いはしづらいかもしれません。
どこに何を配置し、配色はどうするのかなど、デザインセンスが問われる部分でもあります。
多くの印刷業者は、ある程度テンプレートを用意しているところもありますが、すべてテンプレートを使用してしまっては、とオリジナリティはなくなってしまいます。
そこで、社内において表紙や裏表紙のデザインを募るコンペ方式を採用しても面白いのではないでしょうか。
また、もしオリジナルノートに予算を割けるのであれば、社外のデザイナーにデザインを外注するという方法もあります。外注費はかかってしまいますが、イメージ通りの表紙や裏表紙を作成してくれるでしょう。外注する場合は、どんなイメージのオリジナルノートを作りたいのか、どんな方に使ってもらいたいと思っているのかということをデザイナーに的確に伝えましょう。
本文についてはどんなオリジナルノートにしたいか、従業員やお客様の意見を取り入れて決めることでより一層愛着をもって活用してもらえます。
印刷業者にさまざまな印刷物を注文する際には、大量発注が基本です。そのため、印刷業者によっては一定部数以下の依頼は受けていないと断られる可能性もあります。
また、仮に少数の依頼を受けてもらえたとしても、オリジナルノート一冊あたりの値段は若干高くついてしまうかも知れません。
これは依頼する印刷業者によって異なりますので、依頼する前に少数であればどれくらいの値段になるのかを相談してみましょう。
そして、その値段を確認したうえで本当に依頼をするかの最終決断をしましょう。
企業のノベルティやオリジナルグッズとして、社名入りのオリジナルノートを作成し、営業やキャンペーンで配布、プレゼントする活用方法があります。
ロゴマークやキャラクターのイラストをアクセントにデザインすると、ブランディングに役立つでしょう。
オリジナルノートは企業イベントや展示会で配布したり、観光地や地域イベント、ホテル・旅館など宿泊施設のPRにつながります。
社名や地名、商品名を記載したデザインにすることで認知度の向上につながります。また、配布後も継続的なPRが可能です。
市販の商品では、自分の思った通りに活用できないという場合には、アイデアを実現させたオリジナルノートが活躍します。
たとえば、お気に入りの写真や、大切なペットのベストショットを表紙や本文にデザインしてみたり、罫線の太さや間隔、書き込む項目など細部にわたってこだわることができます。
社内用として作るなら、共通のルールや目標を共有しながら予定管理が可能になると、利便性のみならずチームワークの促進も期待できます。
チームロゴやチームカラーを使って、仲間とおそろいの一冊を作ってみてはいかがでしょうか。
メンバー一人ひとりのサインを入れるのも良いでしょう。
ミーティングのメモやスケジュール管理、目標設定や練習記録、試合のスコアを書き込めるようにして、モチベーションやレベルのアップに活用できます。
卒園・卒業、運動会や社内行事の参加賞、学校や企業の創立や周年の記念品にとしての活用もいかがでしょうか。
生徒や社員の皆さんに向けて思い出の写真や校舎・込めてオリジナルノートを贈ることで記憶に残る一冊となります。
既存の五線ノートでは音符が書きにくいという方は、理想の五線の幅や太さで自分だけの五線譜ノートを作ってみてはいかがでしょうか。
運営している音楽教室のオリジナル五線譜や楽譜があっても素敵ですね。
スポーツジムや教室で会員の方へ配布する、記録ツールとしての活用はいかがでしょうか。
ウォーキングやランニング、ダイエットのトレーニング記録や、食事管理を楽しく続けられるような工夫を加えて、モチベーションアップに役立つオリジナルノートにしてみては。
また、大学や企業の研究や実験の記録帳としてもおすすめです。
このように、独自の記入事項が整理されたオリジナルノートは、市販されているノートよりも格段に使いやすく効率的です。
同人誌即売会で同人誌以外にもグッズを制作するサークルが増えているようです。
中は無地のノートでも自由度が高いですし、使いやすい罫線や方眼が入っていてもいいですね。
大倉印刷でも、世界で一つだけのオリジナルノートの作成が可能です。
大倉印刷の機械であれば、PUR製本で1日1500冊のオリジナルノートを作成することができます。
また、無線綴じ製本の場合、仕様にもよりますが、A4の100ページであれば、1日1万冊作成できます。さらに、中綴じ製本の場合、1日2万冊作成が可能です。
実用性の高いオーダーメイドのオリジナルノートは、ノベルティや企業の販促ツールとしても高い効果を発揮します。
PUR製本では通常の無線綴じで感じていた、“冊子が完全に開ききらなくて不便”という点が改善され、耐久性や耐熱性もさらにアップします。
これまでの冊子に満足できなかったという方は、PUR製本でのオリジナルノート作成をおすすめします。
大倉印刷は、2024年には文京区で創業40年となりました。
培った実績と経験で、短納期案件や少部数から多部数をこなしてきた豊富な実績がございます。
お客様の様々なニーズに応えるワンストップ生産体制にて、印刷、製本加工、納品・発送までの一貫生産
都内有数印刷機器の保有数です。
文京区に自社および自社工場を持つ利便性の良さをお客様のご要望に最大限活用させていただきたいと思っております。
オリジナルノートの印刷のことはもちろん大倉印刷だからこそ、できる形をご案内いたします。どんなことでも、お気軽にご相談お問い合わせください。
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