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ラミネート、PP、パウチの違いとは?

2026年1月19日
ラミネート、PP、パウチの違い

ラミネート、PP、パウチの違いをご存じでしょうか。
ラミネートとは印刷物の表面に透明のフィルムを圧着する加工方法。
またPPとは、ポリプロピレン素材のラミネートフィルムを印刷物の表面に圧着する加工方法のこと。
そして、パウチとは印刷物を透明なフィルムで挟み、熱圧着して密封する加工方法のことです。
今回は、それぞれの違いやメリット、おすすめの活用シーンについても解説します!

一般的なラミネート、PP、パウチの違いとは?

パウチ
一般的にラミネート、PP、パウチの違いは以下のようになります。
●ラミネート:紙などの表面をプラスチックフィルムで補強する加工方法。
●PP:ポリプロピレンのことで食品容器や文房具などに使われるプラスチック素材。
●パウチ:書類などを透明フィルムで保護する加工や、液体・食品を入れる密封可能な袋のこと。
ただし、インクジェット印刷の加工方法におけるラミネート、PP、パウチの違いは一般的な意味合いとは若干異なります。次の章でくわしく解説します。

インクジェット印刷の加工法におけるラミネート、PP、パウチの違いとは?

ポスターやパネル印刷を依頼する際、「ラミネート加工」や「PP加工」、「パウチ加工」という言葉を聞いたことがある方も多いかと思います。
ここでは、インクジェット印刷の加工法におけるラミネート、PP、パウチの違いを解説します。

【ラミネート加工とは】

ラミネート加工とは、何かとなにかを「貼り合わせる」という意味を持つ加工のことです。インクジェット印刷では、ラミネート加工は基本的には絵柄面のみの片面に透明フィルムを糊圧着させ、印刷面を保護したりきれいに見せることができます。熱を使わないため「コールドラミネート」とも呼ばれています。表面と裏面両方にフィルムを圧着したい場合には、”両面ラミネート”と伝えておくとスムーズでしょう。
透明なフィルムの素材は、ポリプロピレンやPETと呼ばれるポリエチレンテレフタラート製のもの、塩ビ、アクリルなどバリエーションが多く、なかにはUV加工が施されているものもあります。また、「つやあり」「つやなし」「ホログラム」など、透明フィルムの種類もさまざまです。種類によって、品質や耐久性が異なりますので、印刷会社からサンプルを取り寄せるなどしてチェックしてみることをおすすめします。

【ラミネート加工のメリット】

〇イラストや写真を色鮮やかに表現することができる。
〇大切な印刷面を保護することができる。
〇柔らかさがあるため、取り扱いが便利。
〇透明フィルムの素材※が豊富にあるため、用途に合わせて選択できる。
 
※主な透明フィルムの用途とメリット
透明フィルムの種類とメリット

【ラミネート加工のデメリット】

▲防水性や耐久性がパウチ加工と比べると劣る。
▲裏面と断面は保護されない。
▲片面加工のため折り曲げるとシワになる。

【PP加工とは】

インクジェット印刷におけるPP加工とは、ポリプロピレン素材のラミネートフィルムを印刷物の表面に圧着する加工を指します。そのため、ラミネート加工のPP素材を使用するバージョン、としてとらえていただいて結構です。

【PP加工のメリット】

〇印刷面を保護し、長期的な使用が可能になる。
〇ツヤや光沢、マットな質感を表現できるため、高級感のある印刷物になる。
〇印刷物を水濡れや湿気から保護する。
〇色移りを防止してくれる。

【PP加工のデメリット】

▲用紙の種類によっては、加工後に反りが発生することもある。
▲印刷物の色味が濃く見えてしまうこともある。
▲傷がつきやすい。
▲高濃度部分に白い点のようなものが出現することもある。
 
PP加工に関する詳しい内容は、PP加工とは?をご覧ください。

【パウチ加工とは】

パウチ加工とは、「包み込む小袋」を意味しています。印刷業界におけるパウチ加工は、印刷物より一回り大きな透明フィルムで印刷物の両面、上下左右も含めた全体を包み込んで密封する加工を言います。密封させる際に、熱で圧着させることから、「ホットラミネート」とも呼ばれています。パウチ加工に使用される素材は、ポリエチレンです。ラミネート加工との最大の違いは、印刷物の両面を加工することによって、ミミと呼ばれる透明なフチができることです。

【パウチ加工のメリット】

〇印刷物の耐久性・耐水性を高める効果がある。
〇長期使用・保存に向いている。
 
パウチ加工は、両面をしっかりと保護することができるという面においては、ラミネート加工よりも高い効果が期待できます。

【パウチ加工のデメリット】

▲ミミと呼ばれる透明なフチ(接着面)ができてしまうことにより、見た目が悪くなる。
▲仕上がりの硬さから、丸めて持ち運ぶことや保管することができない。
▲ラミネート加工よりも対応できる用紙の厚みやサイズの種類が少なくなってしまう。
 
パウチ加工は、ラミネート加工に比べると硬い仕上がりになってしまうため、ポスターなどのような丸めて保管するものには不向きです。

【ラミネート加工とパウチ加工の仕上がりはグロスかマットかが選択可能】

ラミネート加工⇒グロス調orマット調
パウチ加工⇒グロス調
 
グロス調の場合、光を反射しやすく表面がツルツルとした仕上がりになります。そのため、室内で明るい雰囲気を演出したい場合におすすめの方法です。鮮やかな色彩表現に長けており、写真やカラフルなイラストが用いられている印刷物に最適です。
一方マット調の場合、グロス調とは異なり、光の反射を抑制することができますので、落ち着いた雰囲気になります。反射が少ない分、直射日光や照明が当たる環境下でも絵柄や文字の視認性が高くなります。
したがって、使用する環境や印刷物の雰囲気などで選択すると良いでしょう。

ラミネート、PP、パウチのおすすめ活用シーン

おすすめ活用シーン
インクジェット印刷の加工には、さまざまな工程があり、それぞれの用途に合わせて適切な加工を選ぶ必要があります。ここでは、ラミネート加工とパウチ加工のおすすめの活用シーンについてお話します。印刷物をどんな雰囲気に仕上げたいかによって、おすすめの活用方法は異なります。

【写真・仕上がりサイズ重視の印刷物ならラミネート加工がおすすめ!】

写真が多い印刷物や仕上がりサイズを変更したくないという場合には、ラミネート加工がおすすめです。色鮮やかな発色の再現性が高く、グロス調またはマット調どちらも選ぶことができて仕上がりのイメージも広がります。また、ミミもないため、見た目がスマートに。さらに、UV加工が施されている素材を使うことで、紫外線による印刷物の色褪せを遅らせる効果も期待できるため、短期で使用するポスターやパネルに用いられることが多くなっています。

【印刷物を長期間使い続けたいならパウチ加工がおすすめ!】

大切な印刷物を長期間使い続けたい、長く保管したいという場合にはパウチ加工がおすすめです。パウチ加工なら、表面裏面の両面に加工が施されるため、防水性が高いのはもちろんのこと、分厚くて硬い仕上がりになるため、折れたり破けてしまうこともありません。そのため、レストランやカフェなどのメニュー表や営業所の料金表などさまざまな場面で重宝されています。

まとめ

今回は、ラミネート、PP、パウチの違いについて解説してきましたがいかがでしょうか。
ラミネート加工とパウチ加工の最大の違いは、加工する面が片面or両面、そしてミミができるかできないかという点です。
また、これらの加工を施すことによって、防水性や耐水性が高まり、印刷物が長持ちするメリットがあります。印刷物が長持ちすることで、ごみの減量に一役買うことにもつながります。
印刷物のことで、お困りごとがございましたら、大倉印刷にご相談ください。経験豊富なスタッフ一同、こころを込めてご対応させていただきます。
 
 
 
 
 
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