コラム

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印刷用紙の種類と選び方をご紹介!

2026年2月12日
印刷用紙の種類と選び方

印刷用紙の種類と選び方を知りたいという方も多いのではないでしょうか。
印刷用紙の種類は、非加工紙と加工紙とに分類されます。また、選び方は印刷物の目的やターゲットを明確にし、ニーズに合った用紙の選択が必要になります。
今回は、用紙の種類や選び方、用途に合った活用方法もご紹介していきます。

印刷用紙の種類:非加工紙

非加工紙
印刷用紙の種類は、非加工紙と加工紙とに分類されます。なかでも、家庭やオフィスなど身近なところで使われているのが、パルプから生成された非加工紙です。非加工紙は、さらに以下の3つに分かれています。

~印刷用紙の種類:非加工紙~
①普通紙
②再生紙
③上質紙

【①普通紙】

普通紙は、最も身近な印刷用紙のひとつです。「コピー用紙」や「PPC(Plain paper copier)用紙」とも呼ばれ、家庭やオフィスなどにおいて、文書や資料を印刷する際に使用されることが多くなっています。普通紙は、他の用紙と比較しても安価で、インクジェットプリンターやレーザープリンター、コピー機などさまざまな印刷機で使用が可能です。そのことから、大量印刷やコピーなど幅広い用途で活用されています。

【②再生紙】

再生紙は、古新聞や雑誌、段ボールなどの使用済み古紙を再利用して作られた印刷用紙のことです。普通紙や上質紙と比較すると、白さは劣り、紙のコシもやや弱くなってはいますが、印刷の品質や汎用性に関しては普通紙と大きく違いはありません。ただ、再生紙の活用は、環境にもやさしく行政から推奨されてはおりますが、古紙を再利用する際にコストが発生することから、普通紙よりも割高になってしまいます。エコや環境に配慮したい方には、おすすめの印刷用紙です。

【③上質紙】

上質紙は、化学パルプ含有率が100%で、表面にコーティング加工を施していない用紙のことです。厚さの種類が豊富で、表面の光沢やつやが少ないのが特徴です。上質紙は、文字の読みやすさや、加筆性が高いことから幅広く使われるスタンダードな用紙です。ただ、写真をカラー印刷する場合、インクの滲みや色の沈みが目立つため注意が必要です。また、上質紙に着色を施した「色上質紙」もあり、モノクロ印刷でもカラーの入ったチラシやパンフレットを簡単に作成することが可能です。
 
上質紙に関する詳しい内容は、上質紙とは?その特徴や他の用紙との違いについて解説!をご覧ください。

印刷用紙の種類:加工紙

加工紙
用紙に特殊加工を施し、光沢や色、耐水性・耐久性をプラスした印刷用紙のことを「加工紙」と呼びます。非加工紙と比べると割高にはなりますが、有効な使い方をすることで印刷物にインパクトを与えることが可能です。ここでは、代表的な加工紙4種類について解説します。

~印刷用紙の種類:加工紙~
①コート紙
②マット(マットコート)紙
③光沢紙
④特殊紙

【①コート紙】

コート紙は、広告やチラシなどに採用されている、表面がツルツルとしていて光沢感のある用紙のことです。紙の表面をコート剤でコーティングすることで、普通紙よりも滑らかで鮮やかな色彩表現が可能です。写真やカラフルなイラストを印刷するのに最適です。
 
コート紙に関する詳しい内容は、コート紙とは?その特徴や印刷用紙の選び方のコツをご紹介!をご覧ください。

【②マット(マットコート)紙】

マット紙は、マットコート紙とも呼ばれ、つやを抑えたコーティング剤が施されている塗工紙のことです。マット紙は、さらっとした質感で、写真や色の再現性に優れています。そのため、フルカラーのチラシやカタログ、お店のメニュー表、ファッション誌などの表紙に用いられることが多い用紙です。
 
マット(マットコート)紙に関する詳しい内容は、マット紙とは?用途や使用する際の注意点についてもご紹介!をご覧ください。

【③光沢紙】

光沢紙は、グロス紙とも呼ばれ、表面にコーティングが施されつや感と滑らかさがある印刷用紙です。インクの吸収・発色に優れており、家庭用インクジェットプリンターの印刷でも使用されます。マット紙と比べて色が鮮やかですが、光を反射しやすく指紋が目立ってしまうこともあります。写真や高精細な画像、ポスターなどに最適です。

【④特殊紙】

特殊紙とは、これまでご紹介しましたコート紙・マット(マットコート)紙・上質紙以外の印刷用紙のことを指しています。特殊紙には、キラキラのラメが入っている用紙もあれば、通電性や耐水性を兼ね備えた用紙も含まれます。特殊紙を使うことで、唯一無二の印刷物を作成できます。ただし、特殊紙を印刷・加工することが可能な機械は限定的で、非加工紙と比べて製造工程数も増えてしまうことから、コストがかさんでしまうデメリットもあります。

印刷用紙選びのポイント

ポイント

【印刷用紙選びのステップ】

印刷用紙を選ぶには、選択するステップを考えることが大切です。
【Step1】
まずは、印刷物の目的やターゲットを明確にして、ニーズに合った用紙を選びます。
【Step2】
コート紙やマット(マットコート)紙、上質紙などの特性を理解したうえで、印刷物のテーマに合ったものを選択します。
【Step3】
最終的に、予算や納期も考慮し、作成したい印刷物に最適な用紙を決定します。
 
印刷用紙の選定は、印刷物の効果や印象を左右するため、慎重に検討するようにしましょう。

【印刷用紙選びによる印象の違い】

印刷用紙選びによっては、読者や視聴者に異なる印象を与えます。そのため、印刷物の視覚的な印象を決定づけるポイントとも言えます。
例えば、コート紙ならその光沢感からカラフルな写真やきらびやかなデザインを際立たせ、視覚的な効果を生み出してくれます。また、マット紙の落ち着いた質感は、情報を重視するデザインやシンプルなコンセプトにフィットします。さらに、上質紙の素朴で筆記性に優れた特性からは、使い勝手の良さを感じさせてくれます。このほか、特殊素材や再生紙を使用することで、オリジナリティや環境への配慮をアピールできます。
 
印刷用紙を選ぶこうしたプロセスを通じて、印刷物がどのような反響を引き起こすかを想像してみましょう。印刷物の第一印象や手に取った際の感情まで意識することが大切です。

用途に合った用紙の選択の重要性

用途や使用するプリンターに合った印刷用紙を選ぶことは大変重要です。
たとえば、普通紙は安価で入手しやすく、さまざまなシーンで活用されていますが、すべての印刷物に使用することはあまりおすすめできません。というのも、普通紙は、文章などを印刷するモノクロ印刷には向いていますが、写真やフルカラーイラストなどの印刷には不向きです。また、大切なクライアントへのプレゼン資料のような、しっかりとした印象を与えたいときには、普通紙よりも上質紙がより良いでしょう。このように、印刷物の品質を保つためにも、目的や用途に合った印刷用紙を選ぶことが大切なのです。

おすすめの用紙活用例

パンフレット
使用目的に合わせて用紙の種類を選択することが、印刷のクオリティはもちろんのこと、印刷物を受け取った方の印象も変えることができるのです。また、プリンターの種類によっては、使用できない印刷用紙もありますので、用紙を購入する前にチェックしておきましょう。

【①文書・資料の印刷には「普通紙」】

家庭やオフィスにおいて、文書や資料を印刷する際には、安価な「普通紙」を用いることが多いでしょう。
ただし、かしこまった場で使用する資料やお渡しする印刷物であれば、「上質紙」が良いでしょう。また、上質紙に色がついた「色上質紙」なら、モノクロ印刷でも華やかな印象を演出できるため、自社でカタログや申込用紙を印刷するケースではおすすめです。さらに、環境に配慮したい場合には、「再生紙」を使うのも一つの手です。

【②チラシ・ポスターの印刷には「コート紙」】

折込チラシの印刷には、「コート紙」や、「マット(マットコート)紙」「上質紙」が採用されることが多くなっています。たとえば、コート紙は比較的安価に印刷が可能ではありますが、その一方で文字の書き込みには不向きです。そのため、チラシにアンケート用紙も兼ね備えたい場合には、マット(マットコート)紙や上質紙などを使うようにしましょう。

【③パンフレットの印刷には「コート紙」】

パンフレットのような冊子は、保存されることが多いため、「超厚口」などの用紙を使用するのもおすすめです。また、商品やサービスのインパクトを強く与えたい場合には、発色や色の再現性に優れた「コート紙」もおすすめです。ただし、インクジェット用コート紙は家庭用プリンターでも使用できますが、印刷できる紙の厚さが決まっているため、しっかりと確認してから使うようにしましょう。

【④カード・名刺の印刷には「マット紙」】

カード類や名刺を印刷する際には、「マット紙」や厚めの「上質紙」がおすすめです。ただし、名刺はその人や企業の第一印象を左右するツールであることから、「特殊紙」で作成する人も少なくありません。この特殊紙は、ポストカードやDMなどにもおすすめの用紙です。ただし、特殊紙への印刷は難しいケースもあるため、印刷の精度を重視したい場合には、印刷会社へ依頼することをおすすめします。

印刷用紙に関するよくある質問

よくある質問
印刷用紙にはさまざまな種類や厚さ、サイズなどがあります。ここでは、印刷用紙を選ぶ際によくある質問についてまとめました。

【印刷用紙の「kg」とは何ですか?】

印刷用紙は、基本的には「紙質の名称+紙の厚み」が表記されます。たとえば、「コート 110㎏」と記載されている場合には、紙質が「コート紙」で紙の厚みが110㎏の用紙という意味です。このときの単位である「㎏」は、その用紙を1,000枚重ねた時の重さを表しています。
 
紙の厚みに関する詳しい内容は、連量とは?をご覧ください。

【印刷用紙にはどのようなサイズがありますか?】

印刷用紙を選ぶ際に、「A4」「A3」「B5」「B4」というサイズ表記を目にしたことがある方も多いことでしょう。このA(A判)は国際的な規格であり、一方でB (B判)は日本独自の規格となっています。A・B列ともに、短辺と長辺の比率が「白銀比」と呼ばれる1:√2(ルート2)となっており、「A0」「B0」を起点にして、1・2・3と数字が増えるごとに、用紙サイズは半分になっていきます。
 
用紙サイズに関する詳しい内容は、JIS規格とは?をご覧ください。

まとめ

 
今回は、印刷用紙の種類と選び方について解説してきましたが、いかがでしょうか。
印刷用紙は、印刷物の仕上がりのイメージを大きく左右するポイントです。そのため、今回の記事を参考に、しっかりと優先順位を決めて用紙選択を行いましょう。
印刷用紙の種類や選び方について、さらに詳しく知りたいという方は、大倉印刷までお問い合わせくださいませ。経験豊富なスタッフ一同、お客様のご要望に沿った用紙をご提案させていただきます。
 
 
 
 
 
大倉印刷は、2024年には文京区で創業40年となりました。
培った実績と経験で、短納期案件や少部数から多部数をこなしてきた豊富な実績がございます。
お客様の様々なニーズに応えるワンストップ生産体制にて、印刷、製本加工、納品・発送までの一貫生産都内有数印刷機器の保有数です。
文京区に自社および自社工場を持つ利便性の良さをお客様のご要望に最大限活用させていただきたいと思っております。
“印刷用紙の種類と選び方”のことはもちろん大倉印刷だからこそ、できる形をご案内いたします。どんなことでも、お気軽にご相談お問い合わせください。

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