
角丸加工とは、印刷物や製品の角を丸くすることを指しています。角丸加工を施すことで、イメージに柔らかさや高級感をプラスすることができます。また、破損を防ぎ、安全性も高まります。
今回は、加工のメリットや注意点、活用事例についてもご紹介していきます。

角丸加工とは、角R加工とも呼ばれ、印刷物や製品の角を丸く加工することを指しています。印刷物や製品の角を丸くすることによって、柔らかい雰囲気に仕上げることができます。また角張った部分を丸くすることで、印刷物や製品の角が折れにくくなり耐久性が向上、さらには手を傷つける心配もありません。
角丸の半径は、「R(Radius)」で指定することができます。一般的に3R(3mm)、4R(4mm)、6R(6mm)が主流ですが、用途に応じて3R〜10R、またはそれ以上まで幅広く選択することも可能です。Rの数字が大きくなればなるほど丸みが強くなります。

角丸加工を施すことによって、以下のようなメリットがあります。
〇デザイン性の向上と差別化
⇒角丸加工を施すことによって、柔らかく親しみやすい洗練された印象を与えてくれます。名刺に施すことで、通常の角張った名刺の中でも目立ちやすいため差別化を図ることも可能です。
〇耐久性の向上
⇒角が折れ曲がるのを防ぎ、劣化を軽減することで印刷物の美しさを長持ちさせることができます。
〇安全性の向上
⇒角がとがっていないことから、手渡しをする名刺などで相手を傷つけるリスクを軽減できます。こうした理由から、子どもが扱う絵本や教材、高齢者施設向けの資料などにも使われています。
〇機能性の向上
⇒角が引っかからないことで、名刺入れや財布などへの出し入れがスムーズになります。
また、ラミネート加工やパウチ加工を施した印刷物の角は鋭利で危険なことから、角丸加工で安全性を高めることもできます。
ラミネート加工やパウチ加工に関する詳しい内容は、「ラミネート、PP、パウチの違いとは?」をご覧ください。

角丸加工を施す際に、いくつか注意したいポイントがあります。
!余白の確保
⇒デザインのレイアウトが角に近すぎてしまう場合、角丸加工を施した際に切れてしまうおそれがあります。紙の端ギリギリに会社名などを配置している場合、社名が見切れてしまう、または見切れなかったとしても圧迫感のあるデザインになってしまう可能性があります。
一般的に、印刷物は見切れて欲しくない文字や画像を紙の仕上がりサイズから3mm程度内側に配置しますが、角丸加工を施す場合にはさらに十分な余白を確保しましょう。
!Rの確認
⇒先ほどもお伝えしましたように、「R」の単位が大きくなればなるほど丸みが強くなります。では、一般的な丸みとはどの程度でしょうか。それは、「3R」です。丸みが弱すぎず強すぎない、自然なカーブの印象に仕上げてくれます。また、さりげなく角丸加工を入れたいという場合には、「2R」を。目立たせたいという場合には、「4R」以上を選ぶことをおすすめします。
!利用シーンとのマッチング
⇒角丸加工は柔らかい印象を演出したいシーンには向いていますが、ビジネスシーンによっては不向きとなってしまうケースもあります。そのため、「ご自身の会社やサービス」が「角丸加工の印象」とマッチしているかどうかをしっかりと吟味することをおすすめします。
!データ作成時の注意
⇒角丸加工を施したい部分をデータ上で表現する必要はありません。つまり、データでは通常の角がある状態で作成します。角丸加工における支持は別途おこなうのが一般的です。

わたしたちの暮らしの中には、角丸加工が施されている事例がたくさんあります。ここでは、その一部をご紹介します。
☑名刺やショップカード
⇒角丸加工を施した名刺は、やさしくて可愛らしい印象を与えることから、女性用としても人気です。サイズも若干小さめに作成すれば、フェミニンな印象の名刺にすることができます。
また、ショップカードにも角丸加工を追加すると、柔らかな印象に。角丸加工は、4個所まで選べるので、対角の2個所のみを角丸にすれば、スタイリッシュなショップカードになるでしょう。Rの大きさによっても印象が変わりますので、使用するシーンなどに合わせてご活用くださいね!
☑診察券
⇒診察券の角を丸く加工することで、やさしい雰囲気になるだけでなく、とがった部分がなくなりより安全に使用することができます。小児科や介護関係の診察券におすすめです。
☑商品タグ
⇒商品タグにも角丸加工はもってこいです。というのも、薄手の生地のお洋服や、革製品など、デリケートな商品に添付される商品タグの角がとがった状態の場合、製品に傷がついてしまうおそれがあるのです。角を丸く加工しておけば、大切な製品も安心です。
☑メニュー表
⇒メニュー表にも角丸加工はおすすめです。飲食店のみならず結婚式や式典におけるメニュー表や席次表、式次第などの印刷物に角丸加工をプラスすることで、柔らかく、やさしさも演出できます。安全面においても安心でしょう。
☑ノート・手帳
⇒ノートや手帳に角丸加工を施すことで、角の破損を防ぎ、長期間の使用が可能となります。
☑中綴じ冊子・並製本パンフレット
⇒中綴じ冊子や並製本のパンフレットなどに角丸加工を施すことで、柔らかな仕上がりになります。特に、企業パンフレットや説明書などに向いています。
このように、角丸加工はさまざまなシーンで見受けられます。角丸加工と相性の良い事例は、カジュアルな雰囲気のお店、保育園やキッズスペースのある子ども向け施設、カフェやレストランなどの飲食店、結婚式場などです。
角丸加工についてご紹介してきましたが、いかがでしょうか。
角丸加工は、名刺やショップカード、診察券や商品タグ、ノートなどさまざまな場面で活用されています。
見た目の印象のみならず、角が痛くない、角が破損しにくいなどのメリットもありました。
また、ステッカーやシールなどにも角丸加工を施しているものもあります。これは、角が引っかかてはがれてしまうのを防ぐ目的です。
このように、わたしたちの生活に欠かせない角丸加工。ワンランク上の印刷物を仕上げるためにも、角丸加工を使いこなしてみてはいかがでしょうか。
大倉印刷でも、角丸加工を承っております。「幼児向けの絵本の角をなくして安全に利用したい」、「デザインを工夫して洗練された印象にしたい」という方はぜひとも大倉印刷にご相談くださいませ。経験豊富なスタッフ一同、こころを込めてご対応させていただきます。
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