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小ロットのオンデマンド印刷のメリットと自費出版サービスの選び方

2026年6月2日
小ロットのオンデマンド印刷のメリットと自費出版サービスの選び方

小ロットのオンデマンド印刷のメリットをご存じでしょうか。
小ロットのオンデマンド印刷のメリットは…
〇初期費用の削減
〇短納期
〇在庫管理が不要
〇柔軟な修正・バリアブル印刷(可変印刷)

などが挙げられます。
また、自費出版サービスを選ぶ際には、「費用」「流通チャネル」「制作サポート」「契約条件」を確認することをおすすめします。

小ロットのオンデマンド印刷のメリットとは?

小ロットのオンデマンド印刷のメリットとは?
小ロットのオンデマンド印刷のメリットをご紹介する前に、まずは「小ロット」と「オンデマンド印刷」について簡単にご説明いたします。
小ロットとは、製品の製造や仕入れ、印刷などにおいて、一般的な大量生産(大ロット)よりも少ない数量で生産、仕入れを行う方式のことです。小ロットは、在庫リスクを抑え、1個からでもオリジナル作品を制作することが可能です。
また、オンデマンド印刷とは、版(はん)を作らずに印刷する印刷手法のことで、データ入稿後すぐに印刷処理が可能です。オンデマンド印刷には、「必要な時に、必要な分だけ印刷できる」という特徴があり、小ロット、短納期に対応可能なサービスとなっています。
 
オンデマンド印刷に関する詳しい内容は、オンデマンド印刷とは?オフセット印刷との違いについてもご紹介します!をご覧ください。
 
さて、ここからは小ロットのオンデマンド印刷のメリットについてご紹介していきます。

~小ロットのオンデマンド印刷のメリット~
〇初期費用の削減
〇短納期
〇在庫管理が不要
〇柔軟な修正・バリアブル印刷(可変印刷)

【〇初期費用の削減】

小ロットのオンデマンド印刷のメリットは、初期費用を削減できる点にあります。通常、大量印刷の大ロットの場合、最初に版(はん)を作成しますが、オンデマンド印刷なら版を作成しないため、1部や数部といった少量の印刷でも低コストで制作が可能です。特に、予算が限られている場合やビジネスをスタートしたタイミング、また新規製品のテストマーケティングを行う際に非常に効果的と言えます。

【〇短納期】

繰り返しになりますが、オンデマンド印刷は、版を作成する工程が不要なため、発注から納品までの時間短縮が可能です。新製品の発売やキャンペーンなど、急ぎ案件の場合でも対応しやすいでしょう。

【〇在庫管理が不要】

オンデマンド印刷は、「必要なときに、必要な分だけ印刷できる」ことから、大量発注する必要がなく、その分余計な在庫を抱えるリスクを回避することができます。特に、パンフレットやカタログなどのような情報が定期的に更新される印刷物に向いています。

【〇柔軟な修正・バリアブル印刷(可変印刷)】

先述しましたように、パンフレットやカタログは、情報内容やデザインを定期的に変更することが多いかと思います。小ロットのオンデマンド印刷なら、最新の情報やデザインを迅速に反映することができます。また、データを基に印刷する情報を1枚ごとに変化させながら行うバリアブル印刷(可変印刷)が可能です。この手法によって、個々にパーソナライズされた情報を印刷物で提供することができます。具体的には、DMやナンバリングが必要なチケットなどに最適です。
 
バリアブル印刷に関する詳しい内容は、バリアブル印刷とは?をご覧ください。

小ロットのオンデマンド印刷活用例

小ロットのオンデマンド印刷活用例

【販促ツールとして少部数印刷】

・新商品のチラシやパンフレットを必要な数量のみ印刷し、テストマーケティングとして活用。
・シーズンに合った販促物を作成し、ターゲット層に最適な情報を提供。

【セミナー・イベント用資料】

・セミナーやイベントごとに異なる資料を少部数印刷。
・参加者ごとにカスタマイズされた資料の配布が可能。

【名刺・ショップカードの印刷】

・役職やデザイン変更に伴う名刺の刷り直しも簡単。
・複数のデザインを試しながら活用することができる。

【個別対応が必要なDM・案内状】

・顧客名や購入履歴に応じたDMを個別化して送付。
・イベントの招待状や会員様向け案内などにも活用可能。

自費出版サービスの選び方

自費出版サービスの選び方
自費出版をお考えの方も多いかと思います。しかしながら、どこに依頼すれば良いか迷ってしまいますよね。ここでは、自費出版サービスの選び方についてお話していきたいと思います。あなたの目的と予算に合ったタイプを絞り込むための参考にしていただければ幸いです。

【自費出版サービスを比較する際のポイント】

自費出版サービスを選ぶ前に、次の4つのポイントを押さえておきましょう。

①初期費用・ランニングコスト

自費出版を制作する際、初期にかかる費用のみならず出版後に発生する「管理費」や「更新料」も見逃せません。したがって、見積もり書を取り寄せる際には、全体でどれくらいかかるのかを内訳レベルで構いませんので確認しておきましょう。契約後に追加見積もりが届いてトータル費用が増額した、というケースもあります。

②流通チャネル

自費出版した際、本をどこで販売することができるのか。たとえば、リアルな書店に並べたいのか、電子書籍も同時にリリースしたいのか。このほか、ネット通販という選択肢も。それぞれの流通のストロングポイントはサービスによって大きく異なります。「書店においてもらえると思ったが、できなかった…」というケースもあります。書店への流通が必要かどうかは、契約する前に最優先で確認しておきましょう。

③制作サポートの有無

原稿を提出すれば、編集やデザイン、校正などすべて行ってもらえるのか、はたまた自分でデータを仕上げる必要があるかどうか。また、プロの編集者やデザイナーがいるのか、テンプレート選択式かどうか。自分のスキルやどこまで時間を割くことができるかで選択する必要があります。

④契約条件

契約条件も確認しておくことをお忘れなく。具体的には…
☑著作権は著者に残る?
☑印税率のパーセンテージ
☑契約年数
なかでも、印税率はタイプにより5%から70%までと大幅に異なるため、将来的な収益を見込んでいるという場合には必ず確認しておくようにしましょう。また、契約期間が長すぎる場合、他社への乗り換えが難しくなるということも念頭においておきましょう。

【大手出版社or印刷会社or「POD」・電子書籍どこに依頼する?】

大手出版社と印刷会社、はたまた「POD」・電子書籍のどこに依頼するのが良いのでしょうか。ここでは、大手出版社と印刷会社、「POD」・電子書籍を比較してみましょう。

《大手出版社》

有名出版社の自費出版部門や、そのグループ会社が運営するサービス。コストは高くなりますが、得られるものも大きくなります。
 
☑ブランド力と書店流通の強み
⇒大手出版社の最大のメリットは、出版社のロゴが表紙に載ることでしょう。有名出版社から本を出したという事実は、著者への信頼感を高めてくれます。また、長年の実績により書店とのパイプも太く、大手出版社だからこそ主要書店の棚に並べてもらいやすいという強みがあります。ただし「自費出版専門」であっても、実際には配本をしていない場合もあるため、契約をする前に具体的に「何店舗・どのエリアに配本されるのか」を文面でチェックしておきましょう。
 
☑高品質高価格
⇒大手出版社では、編集・校正・装丁を専門の方が担当します。そのため、高品質な仕上がりとなります。ただ、その分、費用は200万円〜と高額になる傾向にあります。

《印刷会社》

自費出版を印刷会社に直接依頼することも可能です。「本をきれいに仕上げたい」「紙の品質にはこだわりたいが、費用は抑えたい」という方におすすめです。
 
☑低コストで印刷品質にこだわれる
⇒印刷会社は、自社工場を持っているため、印刷から製本までのコストを安く抑えることができます。費用は、中間マージンが少ないため大手出版社系とは異なりリーズナブルで、数十万円〜100万円程度が相場となっています。紙や印刷のプロならではの品質には定評があり、写真集や画集、またデザインにこだわった本を作りたいという場合にはおすすめです。このほか、少部数で記念誌や周年史などを制作したい場合にも向いています。
 
☑編集サポートは不十分なことも
⇒出版社では、基本的な校正やレイアウト調整はしてもらうことは可能ですが、企画の立て方や文章の構成に踏み込んだ編集アドバイスは不十分なケースもあります。そのため、原稿を自分自身で完璧にできる人向けのサービスです。また、印刷会社は流通機能を持たないため、完成した本はすべて著者の元へ届き、自分で配布するスタイルとなります。

《「POD」(プリント・オン・デマンド)・電子書籍系サービス》

こちらは、IT企業などが運営しているNewタイプの出版サービスです。とりあえず、お試しでという方やコストを抑えたいという方に最適です。注文ごとに1冊ずつ印刷するプリントオンデマンドと電子書籍を組み合わせるのが主流です。
 
☑初期費用がほぼ不要
⇒無料〜数千円で出版できるサービスが増加傾向にあります。「POD」(プリント・オン・デマンド)や電子書籍を活用することで、在庫を抱えずに圧倒的な低コストが実現できます。
 
☑在庫リスクなしで手軽に始められる
⇒依頼があってから印刷・製本するため、在庫を抱える心配がありません。手続きは簡単で、Web上で原稿データをアップロードするだけで出版できるケースも。また、ブログ感覚で書き溜めてから出版できるサービスもあり、スピード感を重視する方におすすめです。ただし、基本的には書店においてもらうことは難しいでしょう。メインの販売チャネルは、Amazonや楽天ブックスなどのネット書店となります。
 
以下の自費出版サービス比較一覧を添付いたします。
大手出版社or印刷会社or「POD」・電子書籍系どこに依頼する?

【目的・読者タイプ別のおすすめ】

先にご紹介しました比較表を検討しても迷ってしまう…という方は、以下の代表的な4タイプの選び方を参考にされると良いでしょう。
 
~大学教員が教科書や研究書を出版したい場合~
講義で使用する教科書や研究書などは、小ロットで長期間販売するため、第一候補は「POD」が良いでしょう。また、学内配布が中心であれば印刷会社で見積もりを取ってから考えるのも良いでしょう。
 
~自著伝・自分史を出版したい場合~
身内や友人へ配布する自著伝や自分史なら印刷品質にこだわることができる印刷会社に依頼しましょう。
なお、大倉印刷でも自分史の製本を承っております。
自分史の作り方を知りたい方は追悼集、自分史の作り方のステップと製本方法についてもご紹介!をご覧ください。
 
~経営者がイメージ戦略目的で出版したい場合~
「〇〇出版から書籍を出した著者」という信頼感を得たいなら、書店流通とブランドが手に入る大手出版社がおすすめです。コストは高くなってしまいますが、講演やWebメディアでの実績訴求にも活用できるため、費用対効果で判断しましょう。
 
~作家が小説を出版したい場合~
小説は、新規読者を獲得していく必要があるため、まずは「POD」と電子書籍で反応を見ておきましょう。もし、伸びそうであれば大手出版社や印刷会社で増刷するという二段構えが堅実です。

まとめ

今回は、小ロットのオンデマンド印刷のメリットと自費出版サービスの選び方についてご紹介していきました。
小ロットのオンデマンド印刷は、「必要な時に、必要な分だけ印刷できる」ため、コスト削減や柔軟なマーケティング戦略に一役買ってくれます。また、より費用を抑えたいという場合には、用紙選びを工夫してみましょう。厚紙や模様のついた紙、エンボス加工が施された紙は当然コストが高くついてしまいます。よりコストダウンするために、まずは一番安価である「上質紙」を選ぶようにしましょう。このほか「色上質紙」や「書籍用紙」など、上質紙に近い質感の紙にほんのり色がついている紙を使用するのもおすすめです。
自費出版を考えている方は、「自分が誰に向けて、何を伝えたいか、何を一番大切にしたいか」などを考えたうえでサービスを選ぶようにしましょう。
大倉印刷でも、小ロットのオンデマンド印刷のご依頼を承っております。経験豊富なスタッフ一同、お客様のご納得いただける形で商品をご提供させていただきたいと考えております。お困りごとやご相談ごとがございましたら、お気軽に弊社までお問合せくださいませ。こころよりお待ちしております。
 
 
 
 
 
大倉印刷は、2024年には文京区で創業40年となりました。
培った実績と経験で、短納期案件や少部数から多部数をこなしてきた豊富な実績がございます。
お客様の様々なニーズに応えるワンストップ生産体制にて、印刷、製本加工、納品・発送までの一貫生産都内有数印刷機器の保有数です。
文京区に自社および自社工場を持つ利便性の良さをお客様のご要望に最大限活用させていただきたいと思っております。
“小ロットのオンデマンド印刷のメリットと自費出版サービスの選び方”のことはもちろん大倉印刷だからこそ、できる形をご案内いたします。どんなことでも、お気軽にご相談お問い合わせください。

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