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カタログにおすすめの製本方法とは?作成時のポイントもご紹介!

2024年12月17日
カタログ

カタログ製作におすすめの製本方法をご紹介します。
カタログを作る際におすすめの製本方法は、以下の3つです。
・無線綴じ
・中綴じ
・折り加工

今回は、作成時のポイントについてもご紹介していきます。

カタログにおすすめの製本方法とは?

【無線綴じ】

無線綴じ
カタログを製本する際に最もポピュラーなのは「無線綴じ」です。
無線綴じとは、針金や糸を使用せずに本文を糊で綴じ、表紙を接着する製本方法のことです。冊子の厚みの分だけ、背表紙ができることからタイトルを入れることもできます。本棚に保管してもずくに見つけやすく管理がしやすいのが特徴と言えます。
また、無線綴じなら、数百ページにおよぶページ数の多いカタログでも対応が可能で、長期保存に向いた丈夫な冊子に仕上げることができます。1年に数回発行する総合カタログや、結婚式などの引き出物におすすめのギフトカタログなど多くの商品を掲載するカタログに適しています。
 
無線綴じについての詳しい内容は無線綴じとは?中綴じとどう違うの?メリット・デメリットについてもご紹介!をご覧ください。

【中綴じ】

中綴じ
カタログの中でも、ページ数が少ない場合には「中綴じ」もおすすめです。
中綴じとは、二つ折りにした用紙を重ね、中央部分をホッチキスで数か所綴じる製本方法です。無線綴じよりも少ないページ数(8ページ)から綴じることが可能で、数十ページくらいのカタログを作る場合に適しています。
無線綴じのような背表紙はできませんが、ページが開きやすく見やすいカタログに仕上げることができます。特定の商品をPRしたい場合や掲載する商品数が多くないカタログ、またDMに同封する冊子や付録となるミニカタログなど、ページ数が少ないものは、中綴じをおすすめします。
 
中綴じについての詳しい内容は中綴じ製本とは?ページ数の少ない冊子におすすめの製本方法をご紹介します!をご覧ください。

【折り加工】

折り加工
カタログを製作するなら、折カタログもおすすめです。
無線綴じや中綴じのような冊子製本とは異なり、紙面を二つ折りや三つ折りにしたリーフレットタイプのカタログです。
商品をいくつか掲載することによって、簡易的なカタログの役割を持たせる方法です。
折カタログは、4面または6面と紙面スペースが限られるため、よりアピールしたい数点の商品をピックアップして紹介する場合などに使用するのがおすすめです。
 
折り加工についての詳しい内容は折り加工とは?用途別のおすすめの種類もご紹介します!をご覧ください。

カタログ作成時のポイント

ポイント
カタログ作成をする際には、以下の4つのポイントを押さえましょう。

①カタログの目的や用途を明確にしておく
②カタログのターゲットを明確にしておく
③盛り込みたい情報を精査する
④印刷仕様を決めておく

①カタログの目的や用途を明確にしておく

カタログを作る目的は、販売促進効果です。
冊子カタログは、配布された後も読み返されたり、保管されることでPR効果を担っています。
具体的にカタログには、以下のような役割があります。

・商品やサービスを周知させる
・営業ツールになる
・売上アップが期待できる
・商品やサービスの魅力を伝えやすくする

このように、カタログの役割を踏まえたうえで、これから作成するカタログによって何を伝えるか。また何を実現させるのかを明確にしましょう。

②カタログのターゲットを明確にしておく

カタログを実際に手に取るターゲット層を明確化することで、写真やイラスト、使用する用語や言葉遣い、文字の大きさ、構成、デザインなども決めることができます。
こうすることで、より相手に伝わりやすい効果的なカタログを作成することが可能になります。

③盛り込みたい情報を精査する

カタログに掲載する内容によって、閲覧する人が得られる情報は異なります。
全ての情報を掲載することは難しいため、伝えたい情報や掲載商品の強みなど盛り込みたい情報を精査することが大切です。
また、競合他社のサービスと比較して自社のサービスがより優れているポイントや強みをアピールすることによって、差別化を図ることもできます。

④印刷仕様を決めておく

どんな方向性でカタログを作成するかが決まったら、実際に印刷する際の仕様を決めましょう。

●カタログのサイズ・ページ数・綴じ方

カタログのサイズは、商品をより多く掲載できるA4やB5がよく使われます。
またページ数は、簡易的なパンフレットカタログであれば少なくて済みますが、掲載商品が多い場合には多くなります。店頭などで配布する予定のカタログは、手軽に持ち帰りやすく読みやすいページ数にしておくと良いでしょう。
カタログの綴じ方は、先ほどもお話しましたが、無線綴じや中綴じ、折り加工で作成しましょう。

●用紙の選定

カタログによく用いられている用紙は、「コート紙」と「マットコート紙」の2種類です。
≪コート紙≫
表面に光沢があり、商品写真やイメージビジュアルを多く掲載するカタログに向いている用紙です。
 
≪マットコート紙≫
コート紙に比べて光沢が少ないため、反射が少なく文字も読みやすいことから、商品写真だけでなく文章も読ませたいカタログに向いている用紙です。

●印刷部数

カタログの印刷部数を想定しておくことも重要です。
一般的に、印刷会社に依頼する際、まとめて大量に依頼するほうが1部あたりの単価が安くなります。ただし、その代わり在庫を抱えるリスクや管理の手間が発生してしまいます。

●印刷方式

カタログを印刷する際には、オンデマンド印刷またはオフセット印刷で行います。
オンデマンド印刷なら、少ロットの印刷にも対応できますが、その一方で部数が増えるとその分コストもアップし、納期も長くなります。
また、オフセット印刷は、カタログを大量に作成したい場合におすすめです。
一般的に…
〇数十部〜数百部程度ならオンデマンド印刷
〇数千〜数万部ならオフセット印刷
 
また、カラー印刷を行う場合には、一般的なフルカラー印刷と特色印刷との2種類があることを覚えておきましょう。
〇フルカラー印刷→C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の4色のインキを混ぜ合わせて色を作り出して印刷する
〇特色印刷→CMYKの4色だけでは再現できない色を「特色インキ」を作り出して印刷する
 
カタログに特別感を出したいという場合には、特色印刷を検討すると良いでしょう。ただし、オンデマンド印刷の場合、特色印刷に印刷機が対応できない場合もあります。検討する場合は、事前に印刷会社に確認することをおすすめします。

大倉印刷のカタログ印刷

大倉印刷のカタログ
大倉印刷では、商品カタログ・製品カタログ・カタログギフト・技術カタログなど様々な分野のカタログ作成が可能です。
無線綴じはもちろん、ノドの部分が開きやすく閲覧しやすいPUR製本のご依頼も多数いただいております。
カタログの中でもページが多く分厚く、大ロットの場合オフセット輪転機を使った印刷が多くなっています。しかしながら、大倉印刷では、小・中規模の部数の際は枚葉印刷、場面によって一部文言や写真を変更したい時や、本文は共通だけど、表紙だけ地域ごとに何種類も差し替えたいという際に、オンデマンド印刷でご対応可能です。
大倉印刷のオンデマンド印刷は、オフセット印刷に迫る高画質がご好評いただいており、写真が多いカタログやパンフレットには特におすすめです。

まとめ

今回は、カタログにおすすめの製本方法についてご紹介してきました。
大倉印刷でも、カタログやパンフレットの印刷をいつでも承っております!なにかお困りごとがありましたら、大倉印刷へご相談くださいませ。社員一同こころよりお待ちしております。
 
 
 
 
 

大倉印刷は、2024年には文京区で創業40年となりました。
培った実績と経験で、短納期案件や少部数から多部数をこなしてきた豊富な実績がございます。
お客様の様々なニーズに応えるワンストップ生産体制にて、印刷、製本加工、納品・発送までの一貫生産
都内有数印刷機器の保有数です。
文京区に自社および自社工場を持つ利便性の良さをお客様のご要望に最大限活用させていただきたいと思っております。
カタログのことはもちろん大倉印刷だからこそ、できる形をご案内いたします。どんなことでも、お気軽にご相談お問い合わせください。

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