ガイドブックのオススメ印刷製本方法をご紹介していきます。
ガイドブックのオススメ印刷製本方法は、「中綴じ製本」または「無線綴じ製本」です。
今回は、街歩きで使いやすいサイズについてもお伝えします。
ガイドブックのオススメ印刷製本方法は、以下の2つが挙げられます。
〇中綴じ製本
〇無線綴じ製本
どちらを採用するかは、ガイドブックのページ数や情報量によって異なります。
*ノド・・・本を開いたときに綴じられている内側のこと。
中綴じ製本とは、ガイドブックやカタログ、会社案内や企画書など背表紙がなくページ数が比較的少ない冊子によく用いられる製本方法です。印刷した用紙を重ねて中心から二つ折りにし、折った部分を針金や糸で綴じる方法で製本されます。たとえば、全12ページのガイドブックなら、6.7ページがホチキスの針が見える中心ページとなっており、開きやすく同じ用紙に右のページと左のページが印刷されているため、左右のズレがなく見やすいのが特徴です。中綴じ製本のガイドブックなら、冊子の真ん中に見開きの地図がくるようにレイアウトすると良いでしょう。このように、中綴じ製本は、カジュアルな製本方法で、見開きが180度で軽量な仕上がりであるため、ガイドブックの印刷製本に向いています。
中綴じ製本に関する詳しい内容は、「中綴じ製本とは?ページ数の少ない冊子におすすめの製本方法をご紹介します!」 をご覧ください。
無線綴じ製本とは、製本の際に中綴じ製本のような針金や糸を使わない製本方法のことです。印刷された本文を表紙でくるみ、背表紙部分に接着糊を付けて冊子として製本しています。背表紙ができることから、テキストやカタログに用いられることが多くなっています。また、40ページ以上のページ数や耐久性と背表紙が欲しいガイドブックの印刷製本にも向いています。
無線綴じ製本に関する詳しい内容は、「無線綴じとは?中綴じとどう違うの?メリット・デメリットについてもご紹介!」をご覧ください。
ガイドブックの印刷製本には、ビジュアルを魅力的に表現できるフルカラー印刷がおすすめです。街の見所やおすすめグルメなど、その土地の魅力を伝えて読者や観光客に「行ってみたい!」と思ってもらうことが大切です。そのためにも、美しい色彩で表現されたカラー写真を掲載するのが大切なポイントとなります。
ガイドブックのカラー印刷におすすめの用紙は、以下の2つが挙げられます。
〇コート紙
〇マットコート紙
ガイドブックの印刷は、オールカラーがベストと言えます。ガイドブックをカラー印刷で製本するなら、コーティングされていて耐久性があり、カラーの発色が良いコート紙がおすすめです。コート紙には光沢やツヤがあり、ツルッとしています。また、マットコート紙は光沢を抑えた半光沢紙で、手触りがしっとりとしており、落ち着いたきれいな発色が特徴です。
コート紙、マットコート紙どちらも写真やイラスト、地図も豊かな色彩で印刷することが可能です。彩度に関してはマットコート紙の方がやや下がり、コート紙の方が彩度の高い鮮やかな仕上がりになります。
また、マットコート紙はツヤが抑えられていることによって、書き込みがしやすく筆記性の高いガイドブックとなります。メモ書きができるガイドブックを作るなら、本文にマットコート紙を選ぶと良いでしょう。
コート紙に関する詳しい内容は、「コート紙とは?その特徴や印刷用紙の選び方のコツをご紹介!」をご覧ください。
マットコート紙に関する詳しい内容は、「マット紙とは?用途や使用する際の注意点についてもご紹介!」をご覧ください。
街歩きにおすすめのガイドブックのサイズは、「薄い冊子形式」です。なかには、A3くらいの大きな紙に印刷された折りたたみ形式の簡易的なガイドブックを見ながら歩いている方もいます。しかしながら、人混みや雨の日などは広げるのが難しいでしょう。また、地図は大きくて見やすいけれど文字の情報量が少ないため、使いにくいと感じることもあります。
そこで、おすすめなのが内容が充実しているのに軽くて薄い小冊子のガイドブックです。街歩き用として、小さなショルダーバッグなどを持つ旅行者も多いため、B5(182mm×257mm 例:大学ノート)やB6(128mm×182mm 例:手帳やコミック)、A6(105mm×148mm 例:文庫 )くらいのコンパクトなサイズのガイドブックを作ることをおすすめします。これらのサイズであれば、どれも片手で持つことが可能で、バッグやカバンの中でかさばらないという点においてもおすすめです。
今回は、ガイドブックのオススメ印刷製本について解説してきましたが、いかがでしょうか。
ガイドブックの印刷製本には、中綴じ製本または無線綴じ製本がおすすめです。また、ガイドブックはフルカラー印刷で薄くて軽い冊子タイプがおすすめです。
ガイドブックを作る際には、ガイドブックに掲載する情報をしっかりと吟味して、見やすく使いやすいものを作りましょう。
大倉印刷でも、ガイドブックの印刷製本を承っております。気になる方はお気軽にお問い合わせくださいませ。スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。
大倉印刷は、2024年には文京区で創業40年となりました。
培った実績と経験で、短納期案件や少部数から多部数をこなしてきた豊富な実績がございます。
お客様の様々なニーズに応えるワンストップ生産体制にて、印刷、製本加工、納品・発送までの一貫生産
都内有数印刷機器の保有数です。
文京区に自社および自社工場を持つ利便性の良さをお客様のご要望に最大限活用させていただきたいと思っております。
ガイドブックのことはもちろん大倉印刷だからこそ、できる形をご案内いたします。どんなことでも、お気軽にご相談お問い合わせください。
#ガイドブック印刷製本 #ガイドブック中綴じ製本 #ガイドブック無線綴じ製本 #マットコート紙 #コート紙 #大倉印刷 #印刷 #製本加工 #文京区印刷製本 #印刷会社 #製本会社