台本・シナリオの印刷をおこないたい場合のデータ作成は簡単です。
台本・シナリオのようなテキスト中心の印刷をおこなう場合、Wordで作成したデータをPDFに変換するだけで印刷に適したデータにすることができます。
また、製本方法は背表紙のある無線綴じが一般的です。無線綴じであれば、本文6ページから製本でき、40ページ以上の無線綴じ冊子なら、背表紙もきれいに仕上げることができます。
台本・シナリオの印刷をおこなう場合のデータ作成は、Wordで作ってPDFに変換することで簡単に入稿データにすることができます。
PDFの変換方法は…
メニューの「ファイル」>「エクスポート」>「PDF/XPFの作成」を選択するだけで、全てのページがPDFに変換され印刷に適したデータになります。
台本やシナリオはWordで書かれることが多く、初期設定のままであればA4サイズで作成されているかと思います。
A4サイズで作った台本・シナリオのサイズ設定と変更の手順は以下の通りです。
メニューの「レイアウト」>「ページ設定」>「サイズ」から用紙サイズを確認します。
台本・シナリオ印刷の仕上がりサイズをA4で注文する場合、用紙サイズに表示されているサイズがA4(横210mm×縦297mm)であれば、そのままでOKです。また、Wordのサイズ設定よりも小さいサイズの冊子に仕上げたい場合には、用紙サイズを変更します。台本はB5サイズ(横182mm×縦257mm)、または横175mm×縦245mmで作成されることが多くなっています。ただし、横175mm×縦245mmで作る台本・シナリオの印刷製本をネット印刷で依頼する際には、変形サイズが指定できるかどうかを事前に確認しておくようにしましょう。また、サイズを変更をおこなうことによって、行送りやレイアウトが崩れるためサイズ変更後に修正して調整します。なお、大倉印刷では、横175mm×縦245mmで作る台本・シナリオの印刷製本が可能です。お気軽にお申し付けくださいませ。
台本・シナリオを印刷する場合、ページの外側にある程度余白を設けることで、次のようなメリットがあります。
〇ページをめくる指が文字に重ならないため読みやすい
〇書き込みがしやすい
このように、台本・シナリオに余白があることで、読みやすく使いやすくなります!
台本・シナリオの余白設定の手順は以下の通りです。
メニューの「レイアウト」>「ページ設定」>「余白」から天地左右の余白を確認します。
余白を設定する際のポイントとして、余白が10mm以上設定されていると安心です。 というのも、冊子を製本する工程において裁断する際に、用紙サイズよりも若干内側に刃が入ることもあるためです。また、A4サイズの冊子は15mm以上の余白があると読みやすいでしょう。
ページサイズ、余白の設定が完了しましたら、印刷会社ごとに決まっている入稿データのルールを確認し、案内に従って入稿データに適したデータにしましょう。
最終的に完成したWordデータをPDFに書き換え、全てのページがひとまとまりになったPDFファイルを入稿すれば作業完了です。
台本・シナリオ印刷のおすすめの製本方法は、無線綴じです。無線綴じとは、印刷された本文を表紙でくるみ、本体部分に接着糊(EVA)を塗布して綴じる冊子の製本方法のことです。本文の厚みの分だけ背表紙ができるのが特徴で、台本やシナリオ印刷のほか、テキストやカタログ、教科書、申請書、企画書、卒業文集などさまざまな冊子製本に用いられています。
台本・シナリオを無線綴じ製本にする場合、ノド*付近の余白設定にも注意が必要です。台本・シナリオのノド付近の余白は、本文のページ数が50ページ以上の場合には20mm程度、100ページ以上の場合には25mm程度で設定するようにしましょう。
*ノド・・・本や冊子を開いた際に綴じられている内側の部分のことです。
無線綴じに関する詳しい内容は、「無線綴じとは?中綴じとどう違うの?メリット・デメリットについてもご紹介!」をご覧ください。
なお、大倉印刷の機械であれば、背幅60㎜の綴じも可能です。これは、上質70㎏で1200ページ程度の冊子と同様です。また、仕様にもよりますが、A4サイズで100ページの場合、1日に10,000部を作成することができます。さらに、ペラ丁合ができるため、天地のズレが少ないのも特長の一つです。
台本・シナリオの印刷には本文、表紙それぞれにおすすめの用紙があります。
台本・シナリオの本文印刷には、上質紙がおすすめです。上質紙とは、普通紙とも呼ばれる紙で、ノートのようなさらっとした質感が特徴で、価格も比較的安価です。台本やシナリオは、スタッフや出演者が書き込みをしながら使用することが多く、えんぴつや水性ペンでの書き込みにも適した上質紙が使われることが多くなっています。大部数作成したい場合、本文をモノクロで印刷するなら、コピー機を使って自分で印刷するよりもリーズナブルで簡単に仕上がります。
台本・シナリオの表紙には、デザイン面の役割だけでなく冊子の保護や強度向上の役割もあります。そのため、本文よりも厚みのある紙を使うのが一般的です。なかでも、よりリーズナブルに作成したいなら、色上質紙や上質紙110Kがおすすめです。
台本・シナリオの印刷は、Wordで作成したデータをPDFに変換するだけで簡単に印刷に適したデータにすることができます。また、台本・シナリオを印刷製本する際には、無線綴じがおすすめです。このほか、「こんな冊子にはどんな用紙がいい?」「仕様を予算に見合ったものにしたい…」など冊子作りに関することは、大倉印刷にご相談ください!経験豊富なスタッフ一同、心を込めてご対応させていただきます。
大倉印刷は、2024年には文京区で創業40年となりました。
培った実績と経験で、短納期案件や少部数から多部数をこなしてきた豊富な実績がございます。
お客様の様々なニーズに応えるワンストップ生産体制にて、印刷、製本加工、納品・発送までの一貫生産都内有数印刷機器の保有数です。
文京区に自社および自社工場を持つ利便性の良さをお客様のご要望に最大限活用させていただきたいと思っております。
“台本・シナリオの印刷”のことはもちろん大倉印刷だからこそ、できる形をご案内いたします。どんなことでも、お気軽にご相談お問い合わせください。
#台本・シナリオ印刷 #台本・シナリオWord #台本・シナリオPDF入稿 #台本・シナリオ無線綴じ #大倉印刷 #印刷 #製本加工 #文京区印刷製本 #印刷会社 #製本会社