ブックレット、小冊子の作り方を知りたいという方も多いのではないでしょうか。
ブックレット、小冊子は、作成する際に次のポイントを決めておくと良いでしょう。
・サイズ
・ページ数
・製本方法
・用紙
・作成ソフト
こうしたことをしっかりと決めてから印刷会社に依頼するようにしましょう。
ブックレットと小冊子は、一般的にページ数の少ない表紙のある冊子を指しています。ブックレットと小冊子を明確に区別する定義はありませんが、一般的に「ブックレット」は読み物の性質が強いものに、「小冊子」はより広い意味で用いられます。また、パンフレットも小冊子の一種ですが、宣伝色が強いものがパンフレットと呼ばれることが多くなっています。
ブックレットは、表紙があり、製本された薄い冊子のことです。CD・DVDの歌詞カードや製品の取扱説明書などをご想像いただけますと分かりやすいかと思います。また、ブックレットは、読み物や情報提供の要素が強い冊子に用いられることが多くなっています。リーフレットよりも多くの情報を掲載できる一方で、パンフレットほど重さはなく、手軽に持ち歩きが可能で、製品に同梱できるくらいのコンパクトな冊子です。
小冊子は、ページ数の少ない冊子全般を指しています。また、ブックレットやパンフレットも小冊子の仲間です。
冒頭でもお伝えしましたが、ブックレットや小冊子を作成する際には、次のポイントをしっかりと決定しておくことが大切です。
ブックレット、小冊子によく用いられるサイズは、A4、B5、A5、B6の4種類です。
A4サイズは、一般的になじみのあるサイズかと思います。図やグラフを掲載しても文字数の確保が可能なため、ビジネスや学術分野の論文、小冊子に向いています。昨今では、拡大教科書にも用いられています。
B5サイズは、A4よりもコンパクトではありますが、情報量、見やすさ、サイズのバランスが良いことから、会報誌や書籍、小冊子などによく使われています。
A5サイズは、A4の半分のサイズです。B5と同様にコンパクトで、教科書や学術書のほか、作品集やガイドブックなどにもよく用いられています。
B6は、B5の半分のサイズです。単行本を想像していただくと分かりやすいかと思います。ルールブックやテキスト中心の手引書などにも向いています。
ブックレット、小冊子のサイズを決める時は、その用途や持ち運びの有無などを考慮して決定するようにしましょう。
ブックレット、小冊子のサイズが決まったら、冊子に掲載したい情報量に応じてページ数を決めていきます。
ブックレット、小冊子は一般的には「中綴じ」と「無線綴じ」で製本されることが多くなっています。どちらを選ぶかは、ページ数や用途を踏まえて考慮すると良いでしょう。
「中綴じ」製本は、冊子の中央部分をホチキスや針金を使って綴じる製本方法のことです。ホチキスで綴じられていることによって、ページが開きやすく、少ないページ数でも綴じることができます。しかしその一方で、構造上、130ページを超えるようなページ数の多い冊子には向いていません。フリーペーパーや会報誌などに用いられ、ページ数の少ないブックレットでよく利用されています。
中綴じに関する詳しい内容は、「中綴じ製本とは?ページ数の少ない冊子におすすめの製本方法をご紹介します!」をご覧ください。
「無線綴じ」製本は、中綴じ製本とは異なり、製本の際に針金や糸を使わない製本方法のことです。本文用紙の背を接着糊で固めて表紙を付けて綴じています。無線綴じ製本は、ページ数が多い冊子に向いていて、数百ページの冊子にも対応可能な点も中綴じとは異なります。背表紙ができる構造で本棚に立てて整理しやすく、丈夫で長期保存に適しています。その特徴から、書籍やカタログなどによく使われる製本方法で、ページ数が多いブックレットの場合には、無線綴じも検討することをおすすめします。
大倉印刷では、4ページの薄物の冊子も無線綴じが可能です!ぜひご相談くださいませ!
無線綴じに関する詳しい内容は、「無線綴じとは?中綴じとどう違うの?メリット・デメリットについてもご紹介!」をご覧ください。
ブックレット、小冊子に使う用紙を決めていきます。ブックレット、小冊子の用紙は主に「コート紙」「マットコート紙」「上質紙」のいずれかから選ばれることが多くなっています。
本文用紙は、フルカラーの写真やイラストがメインであれば、光沢感のあるコート紙または滑らかでインキ乗りがしやすく発色の良いマットコート紙がおすすめです。また、テキスト主体のブックレット、小冊子であれば素朴な質感で筆記性も高い上質紙も向いているでしょう。
ブックレット、小冊子を作成する際のデータを作るとき、使用するソフトは、AdobeのIndesignやIllustratorが有名です。これらは、デザイン専用のソフトで、色や文字の組版などにおける細部まで作成することが可能です。また、ブックレット、小冊子の内容にもよりますが、冊子データをWordやPowerPointなどのofficeソフトを使って自分で作成することもできます。
今回は、ブックレット、小冊子の作成方法についてご紹介してきましたがいかがでしょうか。
ブックレット、小冊子を作成する際には、
・サイズ
・ページ数
・製本方法
・用紙
・作成ソフト
を事前に決めておくとスムーズです。
製本方法には、中綴じと無線綴じとがあります。無線綴じ製本は、一般的には薄型の冊子には不向きとされおりますが、大倉印刷なら4ページの薄物の冊子も無線綴じが可能です!
ブックレット、小冊子作成はもちろんのこと、印刷・製本に関するお困りごとがございましたら、大倉印刷にお気軽にお問い合わせくださいませ。経験豊富なスタッフ一同、心を込めて真摯にご対応させていただきます。
大倉印刷は、2024年には文京区で創業40年となりました。
培った実績と経験で、短納期案件や少部数から多部数をこなしてきた豊富な実績がございます。
お客様の様々なニーズに応えるワンストップ生産体制にて、印刷、製本加工、納品・発送までの一貫生産都内有数印刷機器の保有数です。
文京区に自社および自社工場を持つ利便性の良さをお客様のご要望に最大限活用させていただきたいと思っております。
“ブックレット、小冊子の作成”のことはもちろん大倉印刷だからこそ、できる形をご案内いたします。どんなことでも、お気軽にご相談お問い合わせください。
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