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背幅計算の考え方とは?冊子製本に必要な基礎知識

2026年1月14日
背幅計算の考え方

背幅計算の考え方について知りたい方も多いのではないでしょうか。
背幅計算は以下のような考え方で簡単に割り出すことができます。
「背幅(mm)=(表紙用紙の厚さ×2)+(本文用紙の厚さ×ページ数÷2)」
このように、表紙と本文用紙の紙の厚さに、本文のページ数を加えることで簡単に背幅を導き出すことができます。

そもそも背幅とは?

背幅
背幅計算の考え方のお話をする前に、そもそも背幅とは何かについてご紹介します。
背幅とは、書籍や冊子の背表紙部分の厚さのことを言います。この背幅は、ページ数や用紙の厚さによっても変わり、印刷物の全体的な印象や開閉のスムーズさなどにも大きく影響しています。

【背幅と表紙デザインとの関係】

背表紙に書籍名や著者名を記載する場合、十分な背幅が確保されていないと文字がつぶれてしまったり、デザイン自体が損なわれてしまう可能性があります。

【背幅があることによる開閉のしやすさ】

書籍や冊子の背幅が適切なサイズになっていない場合、本の開閉がしづらくなってしまったり、ページが破れやすくなることがあります。

背幅を決める要素

背幅ができる要素は以下のとおりです。

~背幅を決める要素~
☑ページ数
☑用紙の厚み
☑製本方法
☑デザイン

☑ページ数:使用する用紙の枚数が多ければ多いほど、当然背幅は分厚くなります。
 
☑用紙の厚み:厚手の用紙であるほど、背幅は厚くなります。
 
☑製本方法:ページ数が同じでも、製本方法によっては背幅ができる場合とできない場合があります。これについては、次の章でくわしく解説します。
 
☑デザイン:背表紙のデザインによっても、必要となる背幅は異なります。

背幅ができる製本方法とは?

カタログ 読む 女性
背幅は、すべての書籍や冊子にできるわけではありません。選択する製本方法によっては背幅ができないケースもあります。

【背幅ができる製本方法:無線綴じ】

背幅ができる代表的な製本方法は、「無線綴じ」です。
無線綴じとは、印刷された本文用紙を表紙でくるみ、背表紙部分に接着糊を使用して冊子として製本する方法です。表紙まわりに本文用紙の厚みの分だけ「背表紙」ができるのが特徴で、この背表紙の幅が「背幅」と呼ばれます。背表紙にタイトルなどの文字を入れたいという場合には、無線綴じ製本を選ぶと良いでしょう。
 
無線綴じに関する詳しい内容は、無線綴じとは?中綴じとどう違うの?メリット・デメリットについてもご紹介!をご覧ください。

【背幅ができない製本方法:中綴じ】

一方で、背幅ができない製本方法に、「中綴じ」があります。
中綴じとは、印刷した用紙を重ねて中心から二つ折りにし、折った部分を針金や糸を用いて綴じる製本方法のことです。そのため、中綴じで製本された冊子には背表紙ができません。
 
中綴じに関する詳しい内容は、中綴じ製本とは?ページ数の少ない冊子におすすめの製本方法をご紹介します!をご覧ください。

背幅の必要性

背幅は、背表紙にタイトルや著者名などを記載したい場合にはある程度必要になります。背表紙にタイトルを入れる場合、背幅が狭すぎると文字がつぶれてしまう可能性があるためです。選ぶフォントや文字の大きさによっても異なりますが、タイトルの文字を読みやすくするためには、最低でも5mm程度の厚さが必要です。特に、文字数が多い場合や複雑なデザインにするケースでは、背幅を広く取っておくことが大切です。また、背表紙タイトルが、表紙や裏表紙に影響を及ぼさないように、左右に余裕をもってデザインをしましょう。

背幅計算の考え方とは?

背幅計算の考え方について解説します。
 
【背幅の計算方法】
「背幅(mm)=(表紙用紙の厚さ×2)+(本文用紙の厚さ×ページ数÷2)」
 
表紙と本文用紙の紙の厚さに、本文のページ数を加えることで簡単に背幅を導き出すことができます。
ただし、これはあくまでも概算であり、実際の背幅のサイズは製本方法や用紙の種類や厚みによっても変わります。そのため、正確な背幅を知りたいという場合には、あらかじめ印刷会社に問い合わせておくと良いでしょう。

背幅を決める際の注意点

注意点
●背幅が狭すぎる場合、印刷物の品質低下のおそれがあります。
背幅が3mm未満の場合には、背表紙にタイトルなどの文字を入れてしまうと、以下のような品質低下につながります。
・背文字が、表紙や裏表紙に回り込んでしまったり、はみ出してしまうことがある。
・背文字が小さくなりすぎて、判読しづらくなる。
 
●背幅が広すぎる場合にもリスクがあります。
背幅が広すぎてしまうと、コストが高くなってしまうだけでなく、洗練されたデザインに見えなくなってしまいます。

まとめ

今回は、背幅について解説してきましたがいかがでしょうか。
背幅は、印刷物の品質を左右すると言っても過言ではないほど、重要な要素となります。
しっかりと背幅計算を行って、適切な背幅を選ぶことによって、洗練された印象で丈夫な冊子を作成することが可能となります。
冊子製本や印刷物に関することでお悩みの方は、大倉印刷にご相談ください!経験豊富なスタッフ一同、こころを込めてご対応させていただきます。
 
 
 
 
 
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文京区に自社および自社工場を持つ利便性の良さをお客様のご要望に最大限活用させていただきたいと思っております。
“背幅計算の考え方”のことはもちろん大倉印刷だからこそ、できる形をご案内いたします。どんなことでも、お気軽にご相談お問い合わせください。

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