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試し刷り(校正)としてのオンデマンド活用|本発注前に仕上がりを確認する方法

2026年5月1日
試し刷り(校正)としてのオンデマンド活用|本発注前に仕上がりを確認する方法

「試し刷り(校正)」は、オンデマンド印刷において本発注前に色味や文字の誤字・脱字、レイアウトの仕上がりを確認するための有効な手段です。
試し刷り(校正)のオンデマンドを活用した方法は…
①簡易校正
②オプション選択による色校正
③ページもの・冊子の校正

本発注を行う前に仕上がりをしっかりと確認しておくことは大切です。
今回は、オンデマンド印刷を活用した具体的な試し刷りの方法をご紹介します。

試し刷り(校正)のオンデマンドを活用した方法

試し刷り(校正)のオンデマンドを活用した方法
試し刷り(校正)は、オンデマンド印刷において本発注前に色味や文字の誤字・脱字、レイアウトの仕上がりを確認するための有効な手段となっています。
ここでは、試し刷り(校正)のオンデマンドを活用した方法をご紹介します。

~試し刷り(校正)のオンデマンドを活用した方法~
①簡易校正
②オプション選択による色校正
③ページもの・冊子の校正

【①簡易校正】

簡易校正とは、印刷会社によるサービスで、1部からのサンプル印刷が行えることです。このサービスを利用して、実物と同じ用紙やデータで1部だけ印刷をします。オンデマンド印刷は、レーザープリンター方式のため、色の再現性よりも文字の配置やサイズ、デザインのバランスチェックに優れています。

【②オプション選択による色校正】

「色校正」を正式な注文の前にオプションで行うことも可能です。本番の機械で印刷するよりも安価で納期も短いのが特徴です。

【③ページもの・冊子の校正】

ページ数の多い本や冊子においては、すべてのページを校正してしまうとコストが高くついてしまうため、表紙や写真の多いページ、見開きページなどのように、特に確認しておきたい個所のみを簡易校正で出力することもできます。
 
オンデマンド印刷に関する詳しい内容は、オンデマンド印刷とは?オフセット印刷との違いについてもご紹介します!をご覧ください。

オンデマンド校正のメリット

オンデマンド印刷での校正は、オフセット印刷機などを利用する本機校正と比べてリーズナブルかつ短納期でチェックできる点がメリットと言えます。

オンデマンド印刷の色味における注意点

オンデマンド印刷の色味における注意点

【色の再現性が厳密ではない】

オンデマンド印刷は、同一の印刷データを使用しても、その特性から完全な同一色にはなりません。
オンデマンド印刷は、小ロット印刷にも対応が可能で、低価格・短納期が実現できますが、一部色の再現性に関しては厳密にできないという制約があります。同一印刷データを利用していていも、印刷する日の気温や湿度、用紙、印刷機の稼働時間などの条件によって、出現する色味が微妙に異なることがあります。そのため、厳密に同一の色を再現することは難しいでしょう。

【色味の違いが出やすい印刷データもある】

印刷では、CMYKがおおもととなる色で、それらを絵具のようにして掛け合わせてさまざまな色を表現しています。CMYKとは、C(シアン=水色)、M(マゼンタ=赤紫)、Y(イエロー)、K(ブラック)のことで、プロセスカラーとも呼ばれ、紙などの印刷物に使われる表現方法です。混ぜれば混ぜるほどに色が暗くなり、黒色に近づいていくことから、「減法混色」とも呼ばれます。
色味の違いに差が生じやすいのは、このCMYKの色をかけ合わせた色です。具体的には、C(シアン)のみで構成された色に、1.2%の濃度のブレが起きたとしても目視では確認できませんが、CMYKそれぞれに2%の濃度のブレが起こった場合、合わせて8%分のブレが発生していることになります。つまり、CMYKそれぞれ単色より、2色、3色、4色とかけ合わせが増えれば増えるほど色味の変化が生じやすくなるのです。
 
CMYKに関する詳しい内容は、CMYKとは?をご覧ください。

【単色ベタやグラーデションの面積が大きい印刷データは色の変化を感じやすくなる】

印刷機によってというよりも、人の視覚として単色ベタやグラデーションの面積が大きいほどわずかな色味の変化も感じやすくなります。逆に、さまざまな色が並んでいる場合では、ひとつひとつの色味の変化に気づきにくくなります。したがって、複数の色や形状から構成されているキャラクターやデザインなどは、単色ベタと比べると人の目では色の変化に気づきにくい傾向にあります。

試し刷りの手順

試し刷りの手順は以下のとおりです。
 
①印刷会社の選択(校正サービスがあるか事前にチェック!)
②簡易校正を依頼(実物の用紙に近いものを選ぶ)
③実物をチェック(文字・色・余白・レイアウト)
④必要があれば修正(データを修正し再入稿)
⑤本発注

本発注をかける前に確認すべき重要なポイント

本発注をかける前に確認すべき重要なポイント
☑色味と解像度
⇒色味は、画面上と実際に印刷した紙面上では異なります。画面においては「RGB」で表現され、紙面上では「CMYK」で表現されています。本発注をかける前には特に、写真やグラデーションが狙いどおりになっているかを確認しましょう。
 
RGBに関する詳しい内容は、RGBとは?CMYKとは?違いや用途についてもご紹介!をご覧ください。
 
☑レイアウト(トンボ)
⇒トンボとは、印刷物を仕上がりサイズに裁断する際、またフルカラー印刷でCMYK4色の版を重ね合わせる際の目安となる印のことです。ドブや文字の配置が、裁断された際に切れていないかを確認しておくことも大切です。
 
トンボに関する詳しい内容は、トンボとは?をご覧ください。
 
ドブに関する詳しい内容は、ドブとは?をご覧ください。
 
☑誤字・脱字
⇒画面上ではなかなか見つけられない、誤字・脱字を実物上で確認することによって発見しやすくなります。

まとめ

本発注前に、試し刷り(校正)としてオンデマンド印刷を活用することでしっかりと仕上がりを確認することができます。オンデマンド印刷を校正用として1部活用することは、印刷事故を防止し納得のいく仕上がりで大量発注につなげることになります。
ただし、オンデマンド印刷は、同一のデータであっても印刷ごとに完全に同一の色味にはならないこともあります。特に、CMYKの掛け合わせの色や単色ベタ塗り面積が大きい場合には、色の変化を感じやすくなるでしょう。こうした点もご理解のうえ、オンデマンド印刷における試し刷り(校正)を行うようにしましょう。
 
 
 
 
 
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